【試合後コメント】第5節 宮崎戦(1)※無料配信

榎本 樹(FW)

――同点ゴールのシーンを振り返って。

相手はヘディングが強いというデータではなかったので、ファーサイドはトキくん(常田)に任せて、折り返しを狙おうと思っていました。案の定トキくんが競り勝ってくれて、いいところに落としてくれました。アシスト8割のゴールだったと思います。

――榎本選手にとっては今シーズン初ゴールでした。あのまま負けて終わるのと追いつくのでは違うと思いますが、いかがですか?

非常に残念な試合でしたが、(勝ち点)3が取れなかったのはすごく悔しいですが、最低限の1だったと思います。

――リードしている状態で、どのようなタスクを与えられてピッチに入りましたか?

まずは前の起点になることを最初に言われて、あとはどんどんシュートを打っていくことです。チーム全体の守備のことも、自分がファーストプレーで全員を引っ張っていければと思いましたが、うまくいかずに今後の課題かなと思いました。

――榎本選手の二度追いなどでボールをサイドに追い込んでいましたが、周りと連動できなかった印象があります。その点については?

自分がファーストプレスに行ったとき、後ろの選手には来てくれと言っていました。ただ暑さがあって、前半からの選手はきつかったと思います。そんな中でも、サイドに追い込んだ時は奪いきりたいとみんなも感じていたと思います。


常田 克人(DF)

――同点ゴールのシーンを振り返って。

逆転されて最後のセットプレーで、ここで決めるしかないと思っていました。逆サイドにしっかり折り返すことだけを考えてヘディングしたのが良かったです。折り返しに対しても、周りの選手が入ってきてくれることを信じていました。

――守備面ではリードしている優位性が生かせず、自分たちの時間帯が作れない印象でしたが、プレーしていての感覚は?

相手がボールを持つ時間が長くなることや、技術が高いということはわかっていて、先制するかしないかは関係なく、相手の時間帯が多くなると思っていました。個人的には左ウイングバックの選手を押し出すシーンが数回ありました。それをもっと出していければ、前からの守備で相手のミスを誘ったりもボールを奪えたりできたシーンが前半のように生まれたはずです。後半にしんどくなってからそういう守備がなくなって押し込まれました。コンパクトではなかったので、すべての失点につながってしまったと思っています。

――前選択をしようとしている中で、奪った後の質が悪かったことで苦しんでいる印象を受けましたが、いかがでしたか?

後ろの選手としては無失点で試合を終わらせることが去年からできていない現状があって、うまくいかない時間に選手が奪ったボールのクオリティ、ひとつひとつのプレー、コミュニケーションが足りていないと思います。

※公式記者会見に出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。


浜崎 拓磨(DF)

――スタメン起用でしたが、どのような気持ちで入りましたか?

勝利しか考えていなかったですし、勝つために自分が体を張って、ハードワークしてということを思っていました。結果的に自分のミスから2失点してしまっているので、反省するところしかないです。しっかりともう一回見返したいと思います。

――勝ち点1を取りましたが、チームとして良かった部分は?

セットプレーで僕は後ろに残っていたので、勝ち取ってくれたという感謝しかないです。次は自分が勝利を手繰り寄せられるように、見つめ直してやっていきたいです。個人としては反省すべき試合でした。

――次節に向けて意気込みをお願いします。

最大限の準備をして、勝ち点3を取れるようにやることしか考えていないです。練習の積み重ねが試合に出ると思うので、しっかりとやりたいと思います。


横山 歩夢(FW)

――得点シーンを振り返って。

菊井くんにボールが入った時にシュートまで行くかと思いましたが、GKが弾いてもいいように準備していました。それが自分の前にこぼれてきて、うまくDFをかわすことができて、最後は冷静に逆サイドに打てました。落ち着いたシュートだったと思います。

――裏に抜け出す回数も多く見られましたが。

裏の抜け方は、そこで起点を作れればチームとしても有効なスペースになります。そこに入って自分がはたいて、もう一回中に入っていくという動きはできていました。逆に課題という部分は、1点で終わらないで2点目、3点目を取っていかないと、ああやって苦しい時間に点を取られてしまいます。もう1点自分が決めてチームを助けたかったです。

――サポーターに向けてメッセージを。

暑い中で8,000人を超えるサポーターに来ていただくのは、選手としても嬉しいですし、松本山雅ならではの強みだと思います。そういった方々に勝ち点3をプレゼントできなくまて、非常に悔しい部分はあります。次の岐阜戦では勝ち点3を必ず松本に持って帰れるようにするので、応援よろしくお願いします。