【試合後コメント】第11節 鹿児島戦 ※無料配信

下川 陽太(MF)

――サイドでの攻防が非常に大きなカギとなる試合でした。その中で、対面する五領(淳樹)選手をうまく封じていました。

自分のところは…という言い方は良くないかもしれないですが、「対面する選手に負けてしまうとこの試合は終わる」というのは2週間ずっと言われてきたことでした。なのでそこを意識して試合に入れて、いざ試合が始まるとやらせなかったし、ピンチを作らせなかったと自分では思っています。

――内容としても決して悪くはなかったですが、結果に繋がりませんでした。その理由であったり改善への道筋などについて、思うところはありますか?

「自分たちのやりたいことをやる」というのもそうなんですけど、やっぱりああいう失点の仕方をしてしまうと、僕たちのやりたいこともできません。やろうと思ってもミスに繋がってしまいます。

まずは安い失点をなくすこと。クリアするならクリアする。ミス一つにしても周りの選手がもっと声をかけてあげられるシーンというのもあるから、やっぱりそこは声で助けるのか、動きで助けるのか。もっとボール保持者に寄り添ってあげて、なおかつそれを攻撃に繋げれられればいいのかなと思います。

――1週間後にはまたホームゲームです。意気込みを聞かせてください。

「僕たちがやりたいサッカーを出して勝つ」というのもそうですけど、とりあえずどんな内容でもいいから勝ち点3を取ってまずは成功体験を得て、この悪い流れをとにかく断ち切りたい思いです。


鈴木 国友(FW)

――途中出場となりました。どのような部分を意識してピッチに入りましたか?

ゴールのところだけです。2-1で折り返して2-2になって、次の1点が勝敗を大きく分ける1点だというのは僕自身もチームとしても理解していました。そういう意味での交代で、僕自身チャンスがあった中で決め切れなかったので、そこが敗因の一つだと思います。

――2-2になって以降の後半は、山雅が効果的に攻めてチャンスを作る時間帯も長かったと思います。そうした、いい時間帯に決めておきたかった部分もあるのではないでしょうか?

「僕たちの2トップに相手が食い付く」ということを、外から見てすごく感じていました。だから背後のスペースだったり落ちてきたスペースだったり。1人が落ちればその背後が空くというのは思っていたので、ピッチに入ったら背後への矢印を出そうと意識していました。そういうシーンも何回か作りましたけど、(74分の)シュートのところはすごく悔やまれます。大きく勝敗を分けたシーンだったので、反省しなければいけないと思っています。


野々村 鷹人(DF)

サポーターが来てくれている中でもホームで勝ち点3を取れなくて、申し訳ない気持ちです。ここ最近の試合は先に点を取られることが多かったのですが、自分たちが先制できました。それはすごく自信になります。その後に押し込まれた時間帯に守ることができれば、もっともっと自分たちのペースにできたのではないかと思います。攻撃も決められるところで決めるチームが強いチームだと思うので、そこをもう一度振り返っていきたいと思います。

失点して2-2になっても、試合は続いていました。決定機を決められなかった部分はありますが、本当に細かいところをもっともっと突き詰めていかないといけないと思います。昇格するためにはもう次の試合に向けていかないと、全員が落ち込んでいても負けてしまうだけ。次の相模原戦にどういう気持ちで臨むか。切り替えてベクトルを持っていくしかないと思います。

(リーグ戦初ゴールのヘッドは)すごくいいボールが来てくれました。あそこでチームを勝たせる選手になることが、自分の目指す姿であり課題です。あの1点だけで満足せずにやっていきたいと思います。


渡邉 千真(FW)

――8試合ぶりの先発となりました。どんな意識で臨みましたか?

チームが勝つために自分が持っている力をまず出すことを意識しましたし、どれだけチームに貢献できるかピッチでしっかり戦うことを意識しました。

――2週間準備してきたことが出せた部分もありますが、結果には繋がりませんでした。その中でもどんな部分は表現できたでしょうか?

(小松)蓮と2トップを組んだ時にはよりサイドからのクロスに入っていくこと、前につけて僕らがしっかり起点になって攻撃に厚みをもたらすことを意識しています。出せるところ出せないところがありましたし、試合通してはそんなに悪くはなかったですけど、結果的に負けてしまっています。結果に繋げなければいけないと思います。

――自分たちが成長することで改善の余地がある試合結果でもあったのではないかと思います。次節のホームに向けての意気込みを最後にお願いします。

やはり相手どうこうというよりは、自分たちのプレーだったり戦い方だったりで全然変わると思います。また次はホームで必ず勝って、サポーターの皆さんに本当に喜んで帰ってもらえるように、しっかり準備して戦いたいと思います。