【試合後コメント】第36節 岩手戦 ※無料配信
高橋 祥平（DF）
――ゴールシーンを振り返ってみていかがですか？
チームの役割をやっていたときに、目の前にボールが転がってきたので、ただ突っ込んでくだけだったのでよかったです。
――早い時間で2点目を取れたことで落ち着いてプレーできたのではないでしょうか？
僕たちはもう失点しないようにプレーしていました。勝つ自信はあったし、1点取れれば絶対勝てると思っていました。たまたま僕が2点目を取りましたが、結局6点も取れたというのはチームの勝ちたい気持ちもそうですし、クオリティが上がってきたからだと思います。一人一人が結果を出したいという気持ちが出ているのかなと思います。
――3枚でやり続けていて3連勝となっています。手応えはいかがですか？
後ろに人が多くなる分、攻撃は手薄になってしまう部分はあると思いますが、それ以上に俺らが走って戦えば前には行けると思います。
失点はしましたが、（大内）一生はどれだけチームを救ってきたか。みんなが分かっている通りだし、それはもちろんサポーターも分かっていることだと思います。下を向かずにやっていくことで、もうこの先ミスはしないと思います。僕も1〜2回、助けられてる部分もあります。前節もそうですし、一生が頑張って守ってくれたからこのチームはゼロで抑えられたと思うので、そこは仕方ないと思っています。
菊井 悠介（MF）
――前半に続き、後半も前からプレスをかけ続けました。
「4点取られても後ろから繋いでくるだろう」という予測で、自分たちも「後半はもう1回前から行こう」という話をハーフタイムでしてゲームに入りました。スムーズに前からプレッシャーに行けたと思いますし、引っ掛けてチャンスになる場面もあったのでよかったと思います。
――流れを作る上で大きかったのはどのゴールだと思いますか？
うちが先に点を取れれば、少し楽な展開に持っていけるのではないかと試合前に準備していました。先制点と、CKから自分たちがデザインしたセットプレーで追加点が取れたのは大きかったと思います。
――次節に向けての意気込みをお願いします。
今の自分たちが置かれている状況で、負けや引き分けが許されない中で戦っていくというのは、今日勝ったからとはいえ変わりはありません。しっかり1週間、琉球戦のために準備して勝てるようにしたいです。
リーグではホーム最終戦なので、今まで1年間、スタジアムに足を運んで下さったみなさまに感謝して、勝利で終えるのは選手として当たり前のことなので、しっかり準備したいと思います。
浅川 隼人（FW）
――7試合ぶりのゴールが出ました。試合を振り返っていかがですか？
チームが勝つために、また自分がゴールを取るために準備し続けた結果、今日はこうやってゴール取れました。
あとはもうチームの勝利に向かっていくことだけです。まずはプレーオフまで残り2試合。しっかり（勝点3を）取れるように準備していきたいと思います。どういう状況であれゴールを取ることで僕は証明してきたので、残り2試合で証明していきたいと思います。
――得点シーンを振り返ってください。
ディフェンスと1対1でしたし、ディフェンスさえ剥がしてしまえばフリーで決めるだけだったので、（山本）康裕くんの質の高いクロスが全てだと思います。その中でゴールに対してしっかりヘディングで持っていけました。
――途中出場でしっかり決めて結果を出せたのは自信になりますか？
自分を証明できたところだと思います。でもこれを続けていかないといけないし、スタメンなのかサブなのか…そういうところはまた次の1週間でゴールを取れるように最善の準備をしていければ、おのずとゴールチャンスも増えていくと思います。
そのゴールは絶対に山雅の昇格に必要だと思うので、そこをしっかり取れるように頑張っていきたいです。
――次節はホーム最終戦です。意気込みを聞かせてください。
今まで多くのサポーターのみなさんに駆けつけていただいて、ともに戦ってきました。その集大成というのはチームとしてもそうですし、サポーターと一緒に最後のホームスタジアムの雰囲気を作っていきたいと思います。
ここで3連勝して、チームとして地域にすごく力を与えられていると思うので、「次は（サンプロ）アルウィンに行こう」と思っていただけたらうれしいですし、そういった皆さんの前でしっかり、個人的にはゴールとチームは勝利を見せて、まずはプレーオフの切符をつかみたいです。
その先にホームでまた（プレーオフを開催）できるところまで、残り2試合に勝てば上位は行けると思うので、そういった意味でも次の試合しっかり勝てるように準備していきたいと思います。
村越 凱光（MF）
――開始早々の先制点が非常に大きかったと思いますが、振り返っていかがですか？
入りは相手が繋いでくるとはあまり思わなかったので、ボールを持たれるというか嫌な雰囲気がありました。
でもその中で、右ウイングバックに入っている佐相くんが（相手の）サイドの裏に走るのは練習から分かっていました。そのカバーに早く入っていければいいかな…というイメージで（ゴール前に）入りました。
そのままクロスを上げるかなと思っていたんですけど、切り返して、けっこう落ち着いて中を見てくれて僕としっかり目が合いました。
多分いつもだったら左で打っていたんですけど、試合開始早々でもあったので、とにかく思い切り右足で打とうと思いました。いい感じに相手に当たって入ったので、良かったです。
――その後はプレスかけて引っ掛けるシーンも非常に多くありました。狙い通りだったのでしょうか？
カウンターで点を取ろう、というのが一つの攻撃の策でもありました。この試合に向けて1週間準備してきたことが繋がったんじゃないかと思います。
――今季7ゴールで、キャリアハイとなります。そこについてはいかがですか？
まだまだ点を取れる気はしています。このまま7では終わらないつもりでいますし、もちろん2ケタに乗せるつもりで残りの試合も戦います。そこは期待してもらえればいいかなと思います。
――後ろが5枚になったことでプレスに安心していける部分もあるのでしょうか？
試合前に（高橋）祥平くんとかのバック陣から、「俺らが後ろにいるから、自信を持って前からプレスをかけていい」と言ってもらっています。そこを気にせず、ボランチもしっかり声かけてくれて、前に強くプレッシングをかけることはできています。それが今日のカウンターにも繋がったのではないかと思います。
――それを90分やり通せました。
前までは60分以降になるとプレッシングに行けない、少し引いてしまう時間帯が多くて、相手にボールを握られることが多かったです。
でも3バックにしたことによってか、僕らがしっかり走り込みをできているからかは分からないですけど、そういう時間帯がなくなりました。交代した選手を含めて強度を落とさずプレッシングをかけられているのではないかと思います。
