【特別企画】いざプレーオフ 飯田 真輝&パウロからのメッセージ ※無料配信
土壇場の5連勝で4位に入り、J2昇格プレーオフに進出した山雅。プレーオフに出場するのは2016年以来8年ぶり2回目となる。前回は42試合で勝点84を積み上げながらも3位となり、アルウィンの準決勝で岡山に敗れた。通常とは異なるシチュエーションとレギュレーションでの試合。当時を知る飯田真輝とパウリーニョのOB2人(+α)に記憶をたどってもらいながら、決戦に向けた動画メッセージをもらった。
2016年11月27日 あの時ピッチでは
16試合負けなしで迎えた第41節町田戦に敗れ、最終節は19,000人が集まったアルウィンで横浜FCに勝利。それでも9連勝の清水に抜かれ、3位でJ1昇格プレーオフとなった。
ホームに迎えた相手は6位・岡山。今季大宮をJ2復帰に導いた長澤徹監督が率いており、山雅との勝点差は19だった。試合は前半に先制点を許す。74分にパウリーニョがCKから同点ヘッドを決め、勝ち上がりを大きく手中に引き寄せた。
しかし90+2分。岡山FW赤嶺真吾に勝ち越しゴールを決められ、山雅にとっては1年でのJ1返り咲きが途絶えた。
まずは2人に、ちょうど8年前の試合を振り返ってもらう。
プレーオフはリーグ戦とは異なるレギュレーション。同点ならリーグ戦上位チームが勝ち上がる。つまり今回、5位福島と同点であれば山雅が決勝進出。それは大きなアドバンテージではあるものの、捉え方やマインドが重要な90分間でもある。
そして上位チームのホームで開催されるため、まず準決勝はサンプロ アルウィンが舞台。これは山雅にとっては絶大なアドバンテージと言えるだろう。8年前の岡山戦は12,200人が詰めかけ、冷たい雨が降る初冬の松本で熱気を発した。
通常とは異なる舞台設定がもたらすものは何か――。
その部分についても振り返ってもらった。
あれから8年。J1を経て、J2に戻った。そこから先の第2章はずいぶんと苦難の道のりが続いてきた。その過程を他チームからどのように見てきたのだろうか。あるいは引退後にクラブスタッフに立場を変え、どんな思いを寄せるのか。
そして当時の経験を生かし、超克するためには何が必要か。
2024年12月1日、サンプロ アルウィン。かつて歴史を紡いできた2人に、決戦に向けたメッセージを寄せてもらった。
そして通訳のフェリペも、2016年から山雅に在籍している。
メッセージをもらったのでお届けする。