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【キャンプレポート】開幕まで2週間を切る キャンプの進捗状況は ※一部無料
第2次鹿児島キャンプ第8日は10日、午前に鹿児島県立鴨池補助競技場でリカバリーを行った。
キャンプインしてからほぼオフなしで取り組み続けた中で、前日のトレーニングマッチ。一夜明けたこの日、選手たちの表情からはさすがに疲れも見え隠れしていた。
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その中でも入念に身体をほぐしていく。新加入の若手同士や既存の気心知れた選手たちで、笑顔をのぞかせながらピッチをジョギングしていた。
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11日はオフ。串本キャンプから帰った翌日以来2日目となる。選手からは「やっとだ…」という声も。疲労困憊の心身をリフレッシュし、再び12日から再始動していく。
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シーズン初戦まで2週間を切った。前日のトレーニングマッチ鹿児島戦を踏まえ、現状の感触などを早川監督と選手2人(村越、松村)に聞いた。
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早川 知伸監督
――昨日の鹿児島戦を整理する中で、改めてどのような部分を強調していきたいですか?
一つは継続してやってきたこと。トランジションの精度と強度を高めていく必要があります。そこはもう一度リマインドしたい要素です。
特に「場所」。自分がいる場所よりも前で失ったら行きやすいですけど、後ろで失った時にいかに戻れるか。サッカーにおいてイレギュラーなことが起きるのは「後ろ」ばかり。その時にどうするかが大切です。
――昨季もスプリントバックという言葉を使って、前から戻る意識を付けていました。
そこまでネガティブではないし、みんな戻っていたとは思います。
ただ、それがよりイレギュラーな時。ある程度構えていた中でみんなが戻ることはできますけど、本当にイレギュラーが起きたときに1歩目が出るか出ないか――。そこはこだわらないといけないと思います。
「ヤバい」と思ってパッと行くのか、そのまま一回止まってしまってから戻るのか。その1歩で変わることもあるかもしれないので、大事にしないといけないです。意識も含めて習慣化できるかです。
――その一歩の差が勝敗を分けるところもありそうですし、その一歩を習慣化するのは簡単なようで大変な道のりではないでしょうか。
逆に言うといまだから押さえられることでもあるし、そこでしっかり押さえておかないと自分たちが痛い目を見ると思っています。そういう意味でもやっておきたい部分です。
――明日は鹿児島キャンプ初のオフになります。その後はどんなイメージでしょうか?
気持ち的には練習したいですけど(笑)、選手たちのリフレッシュは大事です。
そんなにやり残していることもないけれど、もう少し回数も精度も上げないといけない中で、自分たちが現状どうなのか。そこは全員で共有したいと思っているし、フィードバックしていきたいです。
単純に言えば攻撃が思ったよりできなかったので、そこがなぜできなかったのか。チームとして考えないといけないのは、やはり「時間ができないと攻撃できない」ということ。その時間をどう作るか、みんなで考える必要があります。
「ここで時間を作れ」と、人とか場所とか具体的なものはもちろんありますけど、自分たちでそれを探していく作業をしないとできなくなります。それを感じてもらって、やってもらわないといけないと思っています。