
【試合後コメント】早川 知伸監督 第34節 鹿児島戦 ※無料配信
――本日の試合の総括をお願いします。
敗戦になったことを本当に申し訳なく思っています。応援してくれる全ての人たち、関わる全ての人たちに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 正直、自分の中でも今消化できているわけではありません。自分たちがやるべきことも含めて今のチームの現状だと思っています。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみませんでした。
――この敗戦をもって、チームが掲げていたJ2昇格の可能性がなくなりました。それに対する受け止めを聞かせてください。
これが現実だと思っています。全ては自分の責任であると思っています。
――結果として前節同様に逆転負けでした。後半の試合の進め方はどのような考え方だったでしょうか?
もちろん2点差で勝っている状況ではありましたので逃げ切るスタンスで変わりなかったと思っています。
――試合後はサポーターから非常に熱い言葉と厳しい言葉がありました。
先ほども申しましたけれども、やはり自分の責任が全てだと思っていますし、それを謝罪するしかありません。本当に申し訳ありませんという気持ちです。そしてそれでも、終わってからも応援してくれるという思いを伝えてくれているところもありましたので、そこも本当に感謝の気持ちがあります。
――まだシーズンは終わっていません。一つでも勝ちを積み重ねて上を目指す戦いが続くと思いますが、そこに向けてどう戦っていきますか?
今は正直、考えることができていません。
残り5試合あります。そこで自分たちがギブアップするつもりは全くないですし、選手たちも先ほどサポーターと話をする中で、「自分たちは戦う」というのをもう一度宣言した部分もあったと思っています。
選手も十分責任を感じていると思いますので、その残りの5試合も本当に「次」を見せるしかないと思っています。ただ、今、現状自分の中で、「じゃあどうしたらいいか」とか「どうするべきか」というところまでは正直考えられてないです。
――今日に関しては蹴るところと繋ぐところの統一感があり、クロスから2得点を取ることができました。ただ、1失点してから意思統一の部分が崩れたようにも見えましたが、いかがでしょうか?
まず自分たちがやるべきこと、揃えている部分というのは、しっかりと体現してくれたとは思っています。 ただ失点してからバタバタしてしまって、最終的にはああなったというのは本当にチーム状態。「ここからどうするのか」というところが、逆に言ったら意思疎通できなかったというところにはなると思っています。
そこをどう自分が伝えて体現させて…というところができなかったことが失点の要因だと思っていますし、それができなかったチームも選手もその苦しさを感じていたと思っています。そこに対しては本当に自分のところであって、反省しています。
――今シーズンこれまでも、メンタルの弱さや崩れやすさがどうしても拭えないまま来てしまった印象があります。様々なアプローチをしてきたとは思いますが、その要因はどんな部分にあると考えていますか?
やはりそこも自分がメンタル的な強さだったり、本当に難しい状況になってからメンタル的にもマインド的にも持っていけるか――いうところを与えることができなかったということになってくると思っています。
――目標であった昇格を逃した中で、ご自身の責任であったり、進退の部分で考えていることはありますか?
本当に常々敗戦した時に言っていますけれども、自分の全て責任だと思っています。 伝え方、持っていき方、ゲームに対する臨み方、ゲーム中の采配。それらを含めて全てやるのが監督であって、全て自分の責任だと感じています。そこは自分がもう一度どうなるかをしっかりと考えたいと思います。クラブがどう考えるかというのも、(クラブが)しっかりとジャッジしなければいけない部分もあると思っています。

