【試合後コメント】第37節 群馬戦 ※無料配信

安藤 翼(FW)

――一時同点とする安永選手のゴールでアシストを決めました。

最初(村越)凱光からもらった瞬間に「ゴールいけるかな」と思ったんですけど角度もなかったところ、右足を踏み込んだ瞬間に相手がズレたのが見えました。

あとは(安永)玲央も呼んでいました。 最初から出すと多分バレちゃうと思ったので、右足で縦に行こうとするワンフェイクを入れてからマイナスをうまく使おうと思いました。

そういったところで相手の逆を突けてゴールに繋がったし、前半のうちに同点に追い付けました。

結果的には残念な結果になりますけど、ゲームプラン的には良かった…とも言えないですけど追いつけたことはポジティブな要素だったのかなとは思っています。

――次節が今季ラストゲームになります。

点を取りたいところだったので、取れて良かったです。ただやっぱり自分のゴールで勝ちに導かせるところまでが仕事だと思っています。そこに関しては今日は全然満足いってないし、あの時間で交代させられたところを含めて、自分のパフォーマンスを疑わないといけない部分もあります。

もっと個人的にはやれたと思ってるんですけど、そこは監督のジャッジです。自分にもっと何ができたのかというところはやっていきたいです。

今日もあれだけのサポーターの方が来てくれて、ハヤさん(早川監督)がミーティングで「山雅らしさ」という話をしてくれたんですけれども、その中でハードワークすることだったり泥くさく戦うことだったり姿勢だという話がありました。

その中でこういうゲームになってしまいました。結果は結果としても、それ以外の姿勢は出せたのか…というゲームになってしまいました。

あと1試合しかないですが、そういう姿勢を出して行きたいと思います。


宮部 大己(DF)

――前半に2失点を喫しましたが、その後は3バックの一角から追い越していく動きも見えました。

まずその前に失点しなければいい話ですが、ギアが上がって追いつけたのは良かったと思います。

ただ、やはり自分たちから流れを渡してしまったし、流れに乗り切れなかったのは痛いところです。

――残り1試合です。今日の敗戦を糧に、どのような準備をしてラストゲームに向かいますか?

戦う、球際で勝つ、走る――というところだと思います。そこで流れを自分たちのところに持ってこないと、大崩れしてしまいます。そこの部分だけこだわっていければいいと思います。


樋口 大輝(DF)

――立ち上がりに失点してしまいましたが、前からのプレスがハマっていました。振り返っていかがですか?

入りのところはどのゲームも集中して入るように言われている中で、ああいう形で失点するのはもったいないです。そこからの流れが難しくなってしまう失点ではありましたが、その中でも2点追いついたのはすごくポジティブではありました。

後半は「前半みたいな入りはないよ」という話をして入っていたにも関わらず、失点が早かったと思います。ああやって簡単に失点してしまうと難しくなってしまうと思いました。

――前半は前と後ろが連動して良い形ができていたと思いますが、後半に崩れてしまった要因はどう考えられますか?

2失点目は(松村)厳がつりだされて、(小川)大貴さんも張られていました。ああやって前に行くとノノくん(野々村)が1対1の状況になる場面が結構作られていました。

「行く時と行かない時をもっとはっきりしよう」と話をして、最初はステイして、そこから狙いどころを定めて良い形で得点も取れました。

いい感じで前半を終えて、後半も多分厳とミヤくん(宮部)のところがつりだされて、ノノくんと1対1になってしまうのは仕方ないというところで、「そこはノノくんに任せるよ」みたいな話もありました。

ベースとしては良かったと思いますが、前に入られた時の守備対応だったり自陣に押し込まれた時の守備対応だったりはもっと突き詰めてやっていかないといけません。

失点も崩されるというよりは、自分たちが(ボールを)取った後に取られて展開されて押し込まれました。

6失点という不甲斐ない試合をしてしまったので、最後、もう1回全員でやっていくしかないと思います。

――前田選手や宮部選手と連係して前に行くシーンも多く見られました。

前半は良い形を作れましたが、後半はあそこに入れるシーンがなかなか作れなかったです。

(前田)陸王の守備もすごく効いていたし、ミヤくん(宮部)とは基本的にミヤくんが前に出て、自分はワイドのところをステイして見るという話もできていました。

相手の戦術的にも逆サイドから進入するのがメインだったと思います。守備的には良かったですが、3失点目のクロスを上げられてセカンド(ボール)のところはもっと強度をもってやっていかないといけないと思いました。


安永 玲央(MF)

――試合を振り返って率直にいかがですか?

連敗から脱出してチームが良い方向に向かっている中、この大敗は精神的にくるものがあります。

また来週試合があって、そこにまたたくさん応援してくれている人が来ると思うので、勝つために切り替えて練習から頑張っていきたいと思います。

――前半は0―2という厳しいスタートでしたが、前からのプレスでうまく相手をはめこめていた印象があります。

自分たちの後ろのスペースをうまく使ってこようというのがあって、立ち上がりに何回も進入されてピンチがありました。

失点しまったところから5―2―3という位置に変えて、そこからうまく自分たちの前でボールを回させることができて、ショートカウンターもできました。

そこの判断は良かったものの、後半は安い失点を何個も重ねたので、反省しつつも切り替えていきます。

――残り1試合、たくさんのファンにどういったものを見せたいですか?

勝ちだけだと思います。