
【試合後コメント】石﨑 信弘監督 第11節 札幌戦 ※無料配信
――本日の試合の総括をお願いします。
前節は大宮に勝って、勢いに乗っていきたかったゲームでした。前回ホームで札幌と対戦した時は3-0で勝ち、前節は大宮に勝ったことで気の緩みがないように――と、1週間言い続けて今日のゲームを迎えましたが、やはり前半の戦い方のところで多くの問題があったのではないかなと思います。
長いリーグ戦ですので全てが今までのようにうまくいくとは思いませんが、こういうゲームをどう勝ちに持っていくかというところをやっていかないと長いリーグ戦を乗り越えていけないのではないかと思います。今日はすごく良い反省点ができたので、 しっかりと改善して次のゲームに臨みたいと思います。
――前半はプレスが掛からず背後へのアクションも少ない印象でした。「らしくない」戦い方になってしまった原因は石﨑監督が懸念された緩みにあったのでしょうか?
緩みがあったとは全く思っていませんが、チームとして戦えていなかったと思います。個人としては頑張っていたかもしれませんが、チーム全体としてディフェンスも攻撃もできなかったのではないかなと。
ただ、90分の中の戦いや、長いシーズンの中でこういうことは必ずあると思います。そこをどう乗り越えていくか。3月からはずっと良いゲームができていましたが、今日は一つ良い勉強になったのではないかと思います。
――それを踏まえて、ハーフタイムにはどのような投げ掛けをしましたか?
一つ一つのプレーに責任を持ってプレーしていくこと、個人では頑張ってるかもしれないけれどチームとして頑張っていかなければいけないということ、それにボールを取って攻撃になった時にサポートが遅い、ボールを動かす判断が遅いということです。 今日は特に前半は全てが遅かったと思います。その話をして、後半はある程度持ち直したと思います。
――後半は一時同点になるゴールを井上愛簾選手が決めました。加入してから苦労がありながら(松本山雅での)初ゴールを決めたことに対しての評価はいかがでしょうか?
ゴールは素晴らしいと思いますが、まだまだ物足りない部分がディフェンスにしても攻撃にしても多々あると思います。今日のゴールに満足するのではなく、もっともっと上を目指して頑張ってもらいたいなと思います。
――2失点ともセットプレーの形からでした。常々不要なファウルを与えてはならないと指摘されていますが、2失点についての受け止めを聞かせてください。
まず1失点目になる前、(札幌の)ティラパット選手に背後に抜けられましたが、そこでの樋口と宮部の対応が悪かったのではないかなと思います。そこをうまく金子がカバーしてCKになりましたが、そこ(樋口と宮部)の対応さえ良ければCKを与えなくてすみました。あの2人は結構長くやっているメンバーですが、まだまだコンビネーションのところが足りなかったと思います。
2失点目(のPK)は同点に追いついた後の後ろからのファウルでした。いつも言っていますが、ファウルしないようにプレーしなければいけない中で、なぜ後ろからボールを奪いにいってしまったか。裏を取られた部分があると思いますが、やはりファウルをしないで粘り強くコースを限定してプレッシャーを掛けていくような対応をしなければいけません。PKはGKが止める可能性もあるかもしれませんが、失点する確率は高いです。そこはものすごく反省点だと思います。
――前半の戦い方への言及もありましたが、札幌は(前回対戦で)0-3で負けていたこともあって対策が進んでいると感じました。ボールを持ちたいところでボールを持たせてくれなかった印象ですが、(対戦が)2巡目に入ってからの相手の対策はどのように感じていますか?
札幌がどうこうよりも、やはり自分たちが何をして何をしなければいけないのかに目を向けていかなければいけないのではないかと思います。札幌が良くて自分たちの攻撃がうまくいかなかったとは思っていません。
自分たちがサポートや正しいポジション、ボールを動かす判断が遅かったところに(原因が)あるのではないかと思います。相手がこうきたからどうこうではなく、自分たちがやらなければいけないことをしっかりとやっていかなければいけないのではないかと思います。
――札幌で監督を務めていたこともあり、厚別の風の強さはご存知だったと思います。風が強いスタジアムでの試合に臨むにあたって考慮したことを教えてください。
風が強いことは分かっていて、選手にも言っていました。ただ、松本でも風は強いですし、(昨季まで監督を務めた)八戸はもっとすごい風が吹いています。そういう中でもプレーはできるので、風を理由にはできないのではないかと思います。


