【試合後コメント】第37節 町田戦(1)※無料配信

圍謙太朗 (GK)

――最後まで戦う姿勢は見えていたが、この5連敗の受け止めは。

後がない状況が続いていて5連敗は正直もっと自分たちを厳しくしています。次に向けてやるしかないですが、個人的には5連勝するしかないくらいの気持ちでいます。名波さんが言っていますが奇跡を起こすためには相当なパワーがいると思います。負けたことどうこうよりも後が少ないので残り5試合に全てのパワーを注ぎ込むつもりでいます。

――そのためにあとシーズン1ヶ月、日々の練習から突き詰めていくことは。

(突き詰めて練習をすることは)シーズンが始まったときから全選手、全スタッフやっているとは思うんですが、結果に繋がっていないからやっていないんじゃないか、となるのは個人としては悔しいので結果を出すのが一番ですが、負けたからブレるというのは今さら違うと思うので、自分たちが信じていることをやり続けるだけだと思います。それだけの奇跡を起こせるメンバーは揃っていると思います。まだチャンスがある今なのでやれると思います。

――先制点を奪われた後の円陣の目的は。

今年は1失点した後に崩れることが多いので、自分が出たときはすぐに始めずに話す時間を取ろうと決めてやっています。一度みんなの気持ちを落ち着かせ意見交換をして次のプレーからスイッチを入れてやれるように意識しました。


榎本樹(FW)

――前半シュート0本で後半からの出場についてどんなイメージでピッチに入ったか。

前半ほとんど攻められずに、相手のDFラインにもストレスが掛かっていないと思ったので、まずは相手を後ろ向きでプレーさせるために長いボールを使って相手を裏返すことを意識して臨みました。

――7試合ぶりのゴールから2得点。1点目2点目を振り返って。

1点目は相手のセンターバックとの距離が空いているのが見えたので、間で受けて左から来ていたので切り返したら(体が)入れ替わると思ったので落ち着いて決めました。
2点目はセルジのボールがとても良く、金沢戦の初ゴールと似た形で決めることができました。キッカーのボールが8割だと思います。

――中3日での新潟戦に向けてどのような意識でトレーニングに臨むか。

まだ残留の可能性が無くなったわけではないので、今日の試合の2得点を新潟戦にも繋げられるように、この3日間最高の準備をして次は絶対に勝ちたいです。

※会見に出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。


小手川宏基 (MF)

――後半に途中出場しましたが、どのような形でピッチに送り出されましたか。

ボールをたくさん受けるようにと言われました。ボールに触る回数は多かったですし、リズムも作り出せたと思います。

――1点目の榎本選手へのアシストについては。

河合とワンツーで間を剥がしましたが、パッと顔を上げた瞬間にスペースが空いていたのが見えました。

――次節に向けて続けるべきことは。

後半の攻撃できた時間のサッカーを前半からやっていかなければいけないと思います。前半のように守備で耐える時間が続くと厳しいですし、相手のチャンスも多くなっていました。そうではなく自分たちが攻めの姿勢を持って、良い入りができるようにやっていくべきだと思います。チームが勝つために、良い方向に行くようにと意識しながら、勝たせられるプレーをしたいです。


野々村鷹人(DF)

――先発で試合に入るにあたって、どのように送り出されましたか。

前節は大一番で0-1と悔しい敗戦でした。多くのサポーターが来ていただいた中で今日も負けてしまい、2点を取れたことは収穫かもしれないですが、3失点したことは守備の課題です。守備陣だけの責任ではなくても、最後の寄せるところや、準備不足というのは自分の課題として見えました。もっと周りに声をかけて、リスク管理できる場面はあったので、もっとやっていかなければ勝ちに繋がらないと思います。3失点するとなかなか勝てないですし、失点を一つでも減らすためにやるべきことはあります。(次節まで)中3日しかないですが、しっかりと準備したいです。

――1失点目はシステムのミスマッチもつかれた形となりましたが、修正点は。

立ち上がりは前から行こうとしていましたが、相手のボールを受けるタイミングが上手くて、間を使われることが多かったです。自分としては一度セットして全員で前に奪いに行くことが大事だと思っていました。前半は宮部のサイドではスライドが上手くいって、常田選手のサイドが間に合っているからこそ、自分も思い切り寄せることができました。ボールを奪えるチャンスはありましたし、攻撃に繋がるシーンもあったので、そういうことを失点する前に気づくこともできたと思います。それを1年目でもリーダーシップを持って、もっと声をかけることが大事だと感じました。

――守備のズレが出てきてしまった時、圍選手らとどのようにコミュニケーションを取っていましたか。

名波さんにも言われましたが、自分が思っているシチュエーションではない形、左を切ったのに右に持って行かれた時などの対応はまだまだ甘さがあります。自分が想定していることと違うことが起きた時の対応は、もっとイメージを持ちたいですし、圍選手が声をかけてくれることも多くあります。その声をかけられる前に気づかなければいけないですし、圍選手に任せないで自分でできるようになれば、もっと圍選手は違ったことができると思います。

――サポーターに向けてメッセージを。

毎試合多くのサポーターが足を運んでくれて力になっていますし、その中で結果が出せないのは自分たちのせいです。サポーターも勝ちを求めていると思いますし、残り5試合ですが、残留するためにも勝利は絶対条件になってきます。もっと戦う姿を見せることは当たり前ですし、そんなことを言われているようでは甘いと思うので、少しでもサポーターに気持ち良く帰ってもらえるようにしっかりと戦います。