【試合後コメント】第41節 相模原戦(1)※無料配信

橋内 優也(DF)

――今日の試合を振り返って、率直な印象を聞かせてください。

勝てなかったので、それが全てだと思います。

――自分たちの時間帯もありましたが、その中でどういったプレーが必要だったと考えていますか?

自分たちの時間のほうが多かったと思いますが、そこで効果的な攻撃がなかなか出せなかったですし、前半はほぼ決定的なシーンがありませんでした。あとは前後半を含めてCKの数が多かった中で、最後の最後で点が取れましたが、ここ最近はセットプレーの感触がよかったのに今日は相手に触られることが多くありました。こういうゲームであれば、セットプレーでの得点が大事だったと思います。


佐藤 和弘(MF)

――勝たなければいけない試合で勝ちきれませんでした。今の率直な思いを聞かせてください。

これが今の自分たちの実力だと思っています。

――相当なプレッシャーもあったと思います。良いプレーができる時間帯とできない時間帯がありましたが、90分間を振り返っていかがですか?

失点してからエンジンがかかることが多かったと思います。あとはルカオが前半から入っていたので、ルカオに(ボールが)入ったときにもう少し追い越す動きをして、(特に)セル(ジーニョ)からルカオに入ったときのスピードアップ。もう少し相手の脅威になることをすればよかったと思います。

――他会場の結果次第で降格となりますが、キャプテンとしてどのような思いでしょうか。

今年は監督交代とかいろいろとありましたが、やっているのは選手です。選手がもっと自分たちでどう勝つのかを表現できないからこそ、この順位、この現実になっています。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――それでも試合後はサポーターから応援が鳴り止みませんでした。どのように受け止めましたか?

これだけ結果が出ていないチーム状況にもかかわらず、ホームでもアウェイでも多くの方々が僕たちの背中を後押ししてくれています。最後にホームゲームがあるので、結果で応えたいと思っています。

※会見は15:30ごろに実施されました。出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。


前 貴之(DF)

――悔しい結果になりましたが、どのように受け止めていますか?

まず一番に思うのは、サポーターに皆さんに不甲斐ない結果を届けてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分もそうですが、サポーターも受け入れられない状況の中で、現地に来てくれたサポーターもそうですし、DAZNなどいろいろなところで応援してくれていた人たちに申し訳なく思います。自分の力のなさがこういう結果を招いてしまったと思います。

――どうしても勝ちが必要な中で相手のブロックに苦戦して、なかなか攻撃にいけない状況が続きました。ピッチではどのように話し合っていましたか?

なかなか縦パスを入れられない状況だったり、相手がブロックを組んでいる状況だったので、ストレスというのは感じている選手と感じていない選手がいたと思います。僕は正直感じていなかったですし、ルカオが起点を作れるのでサイドから預けてCKを取る回数も前半はありました。そういうシーンを作りながらセットプレーで1発というふうに考えたほうが、ゲームプランとしてフラストレーションも溜まらないような戦い方になっていたと思います。ただ、やはり縦パスを入れたいとか、もう少し繋いで崩したいという気持ちと、それができないフラストレーションもあったと思います。

(後半は)じれて相手のカウンターを受けるようではリズムが崩れるので、今のやり方を続けつつセットプレーで1発、もしくはミドルシュート。あるいは状況を見て縦パスからスピードアップして崩す。この3つが上手くできていたシーンも結構あって、ゴールに近づくシーンもセットプレーもありました。ただ、セットプレーで最後の最後に1点しか取れず、相手がほぼセットプレーしかない状況で、ファウルから自分のファーサイドを使われて決められてしまう。そこで守りきれないところは今年1年を総括しても多々あったので、1年間を通しての課題が今日も出てしまったと思います。

――今日もアウェイにもかかわらず、多くのファン・サポーターが駆けつけました。次節はホームで最終節となりますが、意気込みをお願いします。

しっかりとこの結果を受け止めながら、最後にサポーターの皆さんの前で戦えるという感謝の気持ちを持って、山雅をもっと応援してもらえるように戦いたいです。サポーターがメッセージを感じ取れるようなプレー、戦いを全面に出していきたいと思います。みんなでプレーできるのはあと1週間しかないので、そういう気持ちも込めて準備していきます。


セルジーニョ(MF)

――今日は重要な一戦でしたが、どのような気持ちで臨みましたか。

勝つために臨みました。

――自分のプレーに対する評価はいかがでしょうか?

自己評価はできないですが、決められてはいけない先制点を決められて、そこから状況が難しくなりました。引き分けには持ち込めましたが、どうしても勝ちが必要でしたし、残留が不可能になってしまったのでサポーターには申し訳なく思います。一人ひとりに謝りたい気持ちでいっぱいです。

――今夏から山雅に復帰して、チームのために戦ってきました。最終節はどのような気持ちでファン・サポーターのために戦いたいと考えていますか?

夏に帰ってきて自分のベストを尽くしましたが、それでもチームの助けになれず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。最後は勝つために自分も戦いますし、少しでもサポーターの笑顔が見られるように頑張ります。