【試合後コメント】第3節 鹿児島戦(1)※無料配信
横山 歩夢(FW)
――1点ビハインドからの投入でしたが、どのような指示と狙いがありましたか?
どんどん背後に出ていくように言われて、それを意識していました。前半は後ろに重たかったので、後半はDFラインをひっくり返すという意味で、裏を狙っていきました。
――PKを奪ったシーンは横山選手の特長が出ていたと思いますが、振り返ってみていかがですか?
ファーストタッチでうまく前を向けました。ドリブルのコースに入って、相手がスライディングをするのが見えたので、自分のスピードなら相手より先にボールに触れると思って、そのままPKになりました。
――得点を積み重ねていることで感じる手応えはありますか?
0点で終わるよりも、1点取れたほうが勢いも生まれるので、きょうの得点は大きいかなと思います。
――その一方でチーム初黒星となりましたが、どのように振り返っていますか?
先制点が取れなかったことと、決定的なチャンスがなかったこと、崩しきれなかったことが敗因であり、足りないところでした。
――今後に向けては、どのような意識で取り組んでいきたいですか?
決定的なチャンスがなくて、崩しきれなかったという課題を練習から見つめ直して、攻撃のクオリティを上げていきたいです。
大野 佑哉(DF)
――シーズン初出場でしたが、自身のプレーを振り返ってください。
キャンプでケガをするまでは始動日からコンディションもすごく良かったですし、そのまま開幕できればよかったです。久しぶりに試合に出て、結果的にオウンゴールをしてしまったりしましたが、個人のパフォーマンスとしては良かったところもあります。何より久々の90分だったので、そこを踏まえると、どちらかといえばよかったと思います。ただ結果がすべての世界なので、勝てなかったことは非常に残念です。
――監督からは、大野選手に対して「無失点で終わらせよう」と声がかかったとお聞きしました。
名波さんからは「起用するのはクリーンシートで終わらせたいから」という言葉をもらって臨みましたが、前半に失点してしまって、後半も同点に追いついて勢いに乗りたい時間に失点してしまいました。詰めの甘さというか、もっと声掛けでどうにかなったと思います。
去年から何回も同じ反省を口にしていますが、繰り返してはいけないですし、次の試合から改善しないとプロとして不合格だと思うので、しっかりとやっていきたいと思います。
――キャンプから戦う部分や走る部分を去年以上に突き詰めてきたと思います。そのあたりでプラスに捉えられる点はありましたか?
走力のところはキャンプでもかなりやりましたし、関連してゴール前で体を投げ出すことは、去年の失点が続いて負けている状況よりも少しは改善できていると思います。それでも毎試合失点をしていますし、もっと上積みしなければいけないです。日々のトレーニングで積み重ねるしかないですし、練習に取り組む姿勢を全員が見直さなければいけないと思います。
※出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。
下川 陽太(MF)
――まずは自身のパフォーマンスを振り返ってください。
ホーム開幕戦ということで、雨と風が強い中でも多くのサポーターが駆けつけてくれましたが、勝ち点3を取れなかったのはすごく悔しいです。前半と後半でシステムが変わりましたが、システムどうこうではなくて、風の影響も多少なりともありましたが、ロングボールや簡単なパスミスで自分たちから苦しめているようなゲーム展開になりました。なおかつ相手に先制もされてしまって、主導権が握れないまま後半の終わりまで行ってしまいました。(横山)歩夢がPKを取って同点になりましたがもう1点取られて、自分たちのチャンスがないまま終わってしまったというような試合だったと思います。
――「こうすれば良かった」という点を挙げるとすればいかがでしょうか?
前半は僕からタカくん(前)と宮部にサイドチェンジを2、3本入れましたが、風で大きくなってゴールラインを割ったりしました。(後半は)4バックになって僕が外に張って、宮部が持っている時にそこがすごく空いていました。風もありましたが、蹴ることによって繋がらなくても深い位置からスタートできますし、繋がったらすごくチャンスになります。もっと蹴ってほしかったですし、僕も試合中にもっと要求するべきだったかなと。同じサイドで攻撃して、結局長いボールを蹴って相手に競られてカウンターというシーンが多かったので、そういう1本のパスで状況は変わったと思います。もう少しサイドに落ち着いて散らして、最後にFWに良いところで仕事をさせたかったです。
――次節の相模原戦に向けて、意気込みをお願いします。
まずは試合をしっかりと振り返って、できなかったことの方が多かったですが、それを次に生かさないと今日の試合の意味がなくなってしまいます。まだ1週間あるので、チームでしっかりと話し合って、次の相模原戦に向けてやっていきたいです。
小松 蓮(FW)
――ホーム開幕戦を終えて、率直な感想を聞かせてください。
本当にただただ悔しいです。チームとして先制点を大事にしていたので、その中で取れないで相手に先制されてしまうと、90分を通してきつい展開になるのはわかっていました。ここからは先制点を取れるようなゲームができるように頑張りたいです。
――後半は最後まで走り抜きましたが、そのあたりはいかがですか?
とにかく勝つために体を張ったり走ったりしていました。点を取りたかったですし、チームが勝てれば一番良かったですが、なかなか攻撃に繋げることができずに90分が終わってしまいました。そこを反省しつつ、次はシュート数を増やせるように考えていきたいです。
――パワープレーになった時に、風の影響もあってチグハグした印象を受けましたが、中ではどのように感じましたか?
追い風はまだ良いですが、向かい風だと裏に抜けたいボールでも、どうしても戻っていくような形になってしまいました。そこは予想しづらいですが、アルウィンは風が吹いている時が多いのでもう少し考えながらやらないといけないですし、風に影響されないような攻撃の仕方も考えていきたいです。
――次節の相模原戦に向けて意気込みをお願いします。
このままずるずると負けてしまわないように、明日からチームで切り替えたいです。次、次と言っているとシーズンが終わってしまうので、次の試合は絶対に勝てるように準備していきたいと思います。