【試合後コメント】第6節 岐阜戦(1)※無料配信
菊井 悠介(FW)
――個人としてボール運びや裏への抜け出しなど良い選択ができた一方で、課題もあると思います。振り返っていかがですか?
前節(宮崎戦)のホームであのような引き分け方をして、球際や走ることなどサッカーの基本の部分が一番足りていなかったと感じていました。今日の試合では走ることや球際に行くことはできましたが、自分がボールを持った時のプレーは課題が残るゲームだったと思います。
――先制点は菊井選手の縦パスが起点となり、最後はゴール前でアシストのような形になりました。相手にとって怖いプレーができていると思いますが、いかがですか?
あれは自分が理想としている形でしたし、転ばされずにシュートまでいければ完璧でした。しっかりと(小松)蓮くんが押し込んでくれましたし、ゴール前に行くまでにパウリーニョ、(横山)歩夢と2回ワンツーができて、あのシーンはすごく良かったと思います。
――6試合が終わって、プロのスピードにだんだん慣れてきていると思いますが、どのように感じていますか?
攻撃の部分では、やれている部分とやれていない部分がはっきりしています。今日の試合でも自分の中での課題がはっきりしたので、そこを改善しないといけないと思います。やれている部分は、記者の皆さんが見ている評価がそれだと思うので、自分で何かできているという感覚ではないですし、シュート、ドリブル、パスのクオリティーを上げたいです。守備ではもっとハードワークできると思っているので、自分でも物足りないところを感じています。今日は最後にボランチになってハードワークを意識しましたが、あれを90分間やり続けないといけないと感じています。
住田 将(MF)
――今日の2ゴールについて、それぞれ振り返ってください。
1点目も2点目も同じような形ではありました。1点目は、相手がボールを持ったタイミングが自分の目の前だったので、切り替えて奪い返せると思いました。目の前がゴールだったので、振り抜くことができてよかったです。2点目もニアにボールが流れてきて、自分の前に(ボールが)こぼれたので、なんとか足を伸ばして得点できてよかったと思います。
――(これまでは攻撃的なポジションでの出場だったので、本来の)ボランチへの想いもあったと思いますが、どのような意識でプレーしましたか?
自分が一番やりたいと思っていたポジションでチャンスをもらうことができた中で、前節の悔しさもあったので、このゲーム、このチャンスを生かそうという想いが強かったです。ゲームの中での意識としては、奪ったボールを繋ぐところだったり、うまくボールに関わるところを意識してプレーすることができたと思います。
※公式記者会見に出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。
小松 蓮(FW)
――スタメン起用となりましたが、どのような思いで試合に入りましたか?
今週が始まって紅白戦のとき、名波さんに「点を取れるか?」と言われました。チームとしてもこの岐阜戦を目標にやっていて、一番のライバルだという話も試合前にありました。(岐阜戦後に)リーグ戦が1週間空いて、気持ちよく過ごしたかったですし、とにかく勝って帰りたいという気持ちでした。
――ご自身の先制点を振り返ってください。
(横山)歩夢があそこまでボールを持って中に折り返してくれて、それをキク(菊井)が頑張ってくれて、たまたま自分の前に転がってきたので決められてよかったです。
――まだサンプロ アルウィンで得点が取れていないですが、ホーム2連戦への意気込みを。
初めて立つ(サンプロ)アルウィンのピッチで勝てなかったのは悔しかったですし、チームとしてもホームで2試合勝てていないので、サポーターの皆さんの力を結果に繋げないといけないと思います。ホーム2連戦はとにかく勝つことだけを考えて頑張りたいです。
ビクトル(GK)
――慣れ親しんだ岐阜で試合を終えての感想は?
3年間岐阜にいたので、とても思い出深いですし、もちろん良い時も悪い時もありました。今日はすごく特別な試合になりましたし、お互いにJ2に上がれるように力を出し合った試合でした。ただ、僕たちが勝ち点3を取って、言葉にならないくらいの感情があります。
――次節からはホーム2連戦となりますが、意気込みを。
2試合連続でホームでできるので、(勝ち点)6ポイントを取りたいです。1週間空いて沼津戦。そのためにしっかりと準備したいですし、皆さんの応援を待っています。