【キャンプレポート】練習試合が急遽中止 切り替えてトレーニング ※一部無料
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第1次串本キャンプ第7日は28日、和歌山県串本町のサン・ナンタンランドで練習を行った。トレーニングマッチが急きょ中止となったため切り替え、キックオフ予定時刻と同じ午後2時からトレーニングを実施。コンディション維持と頭の中を再整理する目的でメニューが組まれた。トレーニングマッチは違う相手で29日に振り替えられ、ゲーム機会も均等に確保される。
本来は大阪体育大とのトレーニングマッチが組まれており、それに出場予定の選手は午後から。午前中には29日のアルテリーヴォ和歌山戦に振り分けられた選手たちが身体を動かしていた。その最中に入った、中止の一報。前日からの降雪で近畿地方の交通網に支障が出ており、相手チームの安全面を考慮して中止に至った。
そこで、午後の組もトレーニングに移行。コンディションをそろえるため、午前の組と全く同じメニューを消化した。人数とフィールドサイズ、タッチ数などを変えた2種類のボールトレーニングでは「前を意識すること」「切り替え」などが強調され、改めてチームが優先的に浸透させたいファクターが垣間見えた。
最後は実戦と同じフォーメーションで、ダミーを立たせてのトレーニング。高い位置からスタートする左右のサイドバックと前線の4人が有機的に絡みながらの攻撃でネットを揺らし、チームの根幹をなす概念やプレーモデルなどを再確認していた。
トレーニングマッチの中止を受け、すかさず関西大学リーグ2部の桃山学院大に打診。29日午後2時から45分2本で調整をつけた。これに伴い、アルテリーヴォ和歌山戦は29日午前11時に前倒し。結果的にチーム全体でコンディションをそろえ、今季初のトレーニングマッチに臨むこととなる。
霜田監督と選手3人に話を聞いた。