【キャンプレポート】開幕まで2週間余 実戦モードにギアチェンジ ※一部無料

第2次鹿児島キャンプ第11日は18日、午前練習を鹿児島県立鴨池補助競技場で行った。この日も1部練習で強度は上げず、戦術の確認とコンディション調整がメインとなった。J3開幕まで2週間。徐々に、しかし確実に「実戦モード」へのシフトチェンジが始まっている。

J1が17日、横浜F・マリノスと川崎フロンターレのカードで開幕。霜田監督も視聴し、横浜FMのプレスを参考にするよう選手たちに投げかけた。18日にはJ1、J2の15試合が行われ、サッカーのシーズンが到来。ただJ3の開幕はまだ先で、3月5日の第1節・アウェイ奈良クラブ戦までは半月余の時間が残されている。

従来は長いキャンプ期間を生かし、じっくりと落とし込みを図ってきた。その中で個々の選手の特性やパフォーマンスなどについて間断なく見極めが続いており、徐々に開幕戦の11人+8人を絞り始めるフェーズにも突入。もちろんまだ何も決まってはいないけれども、水面下でポジション争いに火花を散らしている。

この日はウォーミングアップとボール回しを終え、ハーフコートで戦術的なトレーニングに注力。縦方向を意識したボールの動かし方やクロスを狙うポイント、背後を取るタイミングなどを確認した。一定のひな型はインストールされ、試合に応じた「応用編」の色も帯びてきた。

今後もトレーニングマッチなどを通じて課題と成果を洗い出しながら、チームの完成度を高めていく。これまでの取り組みについての受け止めはどうか。霜田監督と、選手3人に話を聞いた。

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