【試合後コメント】第33節 相模原戦 ※無料配信

菊井 悠介(MF)

――すべてが良かったわけではなくとも、勝利を手にしました。全体的に振り返っていかがですか?

3点目が入ればもっとよかったですけど、残り6試合で勝点18を取ることしか考えていません。その一つを達成できたことは素直に嬉しいです。みんな切り替えているし、次はホームでやれるので、そこで勝てるように準備したいと思います。

――チームとしては久々の複数得点でした。その中で個人のパフォーマンスはどう見ていますか?

3バックの相手に対して1アンカーを置かれると、なかなか自分が捕まってしまって、ボールを受ける回数が減っているところはあります。だからと言ってボールをもらいに行きすぎると、バランスも崩れます。難しい判断を迫られましたけど、自分の中では(前節)沼津戦よりも改善できたと思います。セットプレーの中から自分のストロングであるキックでチャンスを作れたので、そこはよかったです。

――残り5試合になりました。次節のホームゲームに向けて意気込みをお願いします。

今日の応援を当たり前だと思ってはいけないと改めて思いました。沼津戦でああいう思いをしたにもかかわらず、1,000人を超えるサポーターに来てもらって、自分たちに声援を送ってくれました。サポーターが一番、「まだ諦めていない」と僕たちの背中を押してくれています。その期待に応えられるように、自分たちは目の前の試合に勝つだけです。最後に笑って終われるように、あと5試合で5連勝したいと思います。


小松 蓮(FW)

――課題だった2点目を取って勝つことができました。今日の試合を振り返っての手応えはいかがですか?

個人的にも(山口)一真くんにゴールが生まれたのも、チームとしてすごくうれしいです。ああいうシュートは魅力的だなと思うし、あとは2点目が取れたこと。1-0だとなかなか難しいゲームになるし、2点目3点目と取りたかったのでよかったです。

個人的には(オフサイド判定による)ゴールの取り消しもありました。今シーズンは多いので悔しいですけど、あとは他にも決めるチャンスがありました。そういう意味ではチームとしてはすごくうれしいですけど、個人的にはちょっと悔しい思いの方があります。

――残り5試合に向けて、可能性を繋ぎ止める白星になったのではないでしょうか?

「今日勝ったから次に繋がる」というよりは、「その試合で勝たないと何も始まらない」ということもあります。「次」よりは、目の前の相手や目の前のボールだったりを大事にするべきだし、その結果として勝つ、負ける、点が入る入らないということがあります。「勝つ」ということは、正直僕1人でコントロールできる部分ではありません。ピッチに関わる全員、ベンチにいる人、スタッフ、監督、選手、サポーターも含めて全員でつかみ取るもの。個人的に言えば、そこよりは目の前の一つ一つの局面を大切にしています。

――今節は今節として区切りをつけて、また次節に向けた準備をするのみですね。

もうシーズン通してそれは変わらないし、今は点を取る力は圧倒的にあると思っています。それを増やしていく作業をするところに来ている感覚があります。このぐらいの結果ではやっぱり満足できないし、今日の試合であれば3点を取れたはずです。そういう意味ではこの1年ですごく自分自身が成長しているなと思えるし、点を取れることもそうですけど、点を取ってなおもう1個上の段階に行こうとしている自分がすごくうれしいとも思います。とはいえ今日、今の気持ちはやっぱり悔しい気持ちも多いです。個人的に言えばですけど。チームの1人としてはすごくうれしいです。


村越 凱光(MF)

――複数得点での勝利となりました。振り返っていかがですか?

チームとしての形で得点が取れて、複数得点、無失点という形で試合を終われてよかったです。

――点を取れるチャンスも何本か迎えました。そこの反省もありますか?

前節と一緒で、そこを枠に入れられないのが自分の課題だと思います。もう少し自分の中で擦り合わせていければいいです。

――次節のホームゲームに向けて意気込みをお願いします。

このアウェイの中でも時間とお金をかけて(サポーターに)来てもらった中で、今回は勝つことができてよかったです。次節に向けて、また良い波に乗っていければ絶対に勝てると思います。次も頑張ります。


山本 龍平(DF)

――複数得点での勝利となりました。振り返っていかがですか?

失点をしないというところから入って、前半は良い形で点が取れました。その勢いで2点目を取って、DF陣全員が失点しないように心がけていました。良い試合運びができたと思います。

――クロスを上げるシーンも多く見られました。合わせるポイントはどう見ていましたか?

相手が寄せて来なかったので、中を見て(小松)蓮くんとか(村越)凱光が良いところにいて、そこに合わせる感じではありました。

――チームとして3点目がなかなか取れませんでした。

何回か良い形でゴールに攻められた部分はありましたけど、何回かチャンスを作られたので、そこは反省点です。

――次節のホームゲームに向けて意気込みをお願いします。

僕らはまだまだ可能性しかありません。誰一人として昇格を諦めていないし、応援してくれる声が選手の力になっています。最後の最後まで一緒に戦ってください。