
【キャンプレポート】奪い切るために 前への意識植え付ける※一部無料
鹿児島キャンプ第4日は30日、鹿児島県立鴨池補助競技場で午前練習を行った。練習前はミーティングで、前日行われた紅白戦のフィードバック。前日と似た形の練習に制限をつけ、挙げられた課題に対して修正と意識付けを図った。最後にはPKの練習も行い、百年構想リーグ開幕へ向けた準備を進めた。

練習前は30分のミーティングを行い、前日行われた紅白戦のフィードバック。「ボールを奪いに行けていない」と石﨑監督が挙げた課題に対して、縦を短くしたピッチでの11対11にフリーマンを1人配置した練習。より局面を作りやすくして、修正を図った。


中でも1本目の10分間は、ハーフウェーラインをドリブルで突破しなければ相手陣地に入れないルール。パスで背後を突かれる心配をなくし、積極的にボールを奪いに行く意識付けをした。

2本目の10分は制限がなく、1人多い攻撃側が積極的に前へつけるシーンが多く見られた。「(相手が多い状況に対して)守備側の時は本当にキツかった」と樋口。トレーニングマッチを翌日に控えても強度の高い練習を行った。


11対11の後は前日に引き続きセットプレーの確認を行い、最後はPK練習で締めくくった。



挙げられた課題に対する修正と意識付けは進んだのか。石﨑監督と選手2人(白井、樋口)のコメントをお届けする。

石﨑 信弘監督
――今日はミーティングから始まりました。紅白戦のフィードバックがありましたか?
細かいところまでやりました。10分を2本やった中で、両チームの良いところと悪いところを映像で見せました。
全部で30分で、12〜13シーン。カバーだったりアプローチのところです。ボールには行っているけど、奪いに行っていません。奪いに行っていないということは、プレッシャーがかかっていないのと一緒です。もしかわされても次の人がいればいいし、1発目で取れなくても2発目、3発目、4発目、5発目…。「プレッシャーがかかっているからここで取れるでしょ」という話です。最初に取れれば一番いいですけどね。
――今日はフリーマンを入れて11対11を行いました。
「こういう問題が起きた」と映像で見せて、「じゃあこういうトレーニングで改善していこう」という形です。(制限をつけたままだと)サッカーにならないので、それ以降はフリーにしてあげる形です。
また今日出た問題は映像を見せて改善していきます。今日は個人的なところで、クロス対応の話もしました。「クロスが上がるときに身体の向きを変えて、ボールが来たらアプローチをかけなさい」と。そこで(相手選手に)くっついてしまうと、ギャップができてしまいます。そして結局、最後は引っ張ってしまっています。
――セットプレーの練習も引き続きされていました。
昨日は守備がメインで、今日は攻撃がメインです。そこはコーチに任せています。
――明日の試合はメンバーをミックスする予定でしょうか?
一応シャッフルで、この前のメンバーとはかぶらないようにするつもりです。なにせ誰がいいか全然分からないですから(笑)。
――練習中は監督だけではなく、コーチ陣からも「前へ」と積極的に声が飛んでいます。やりたいサッカーに対する共有はうまくできているのではないでしょうか?
どうでしょうね(笑)。みんな対戦しているし、どういうサッカーがやりたいかは見れば分かると思います。
やっぱり前に行くというのはやられる可能性も高いので、勇気が必要です。若い選手はどんどんできても、ベテランの選手は身に染みついてしまっているものもあります。そこで対応できる選手はできますが、自分の考えに凝り固まってしまったら難しいです。
「何が正しいのか」を教えてあげないといけません。今までやってきたことがすべて正しいわけではないです。また時代も変わってきますからね。


