【キャンプレポート】開幕1週間前の練習試合 成果発揮の5-0勝利 ※一部無料

鹿児島キャンプ第5日は31日、鹿児島県立鴨池補助競技場でミネベアミツミFC(JFL)とトレーニングマッチを行った。45分×3本でシャッフルの組み合わせとし、選手はそれぞれ45〜67分の出場。3-0、0-0、2-0の合計5-0で勝利した。練習で徹底された形から得点を重ねるなど、修正力と遂行力を見せた。

開始3分、村越が前からの守備で引っ掛けてボールを奪うとそのままシュート。惜しくも枠は捉えられなかったが、徹底して意識付けてきた前からの守備が形としてすぐ表れた。

得点シーンを振り返ると、12分には宮部が前線に顔を出し、複数人で連係してサイドを攻略。最後は田中が決め切って先制点を上げた。24分と39分にも前からの守備でショートカウンターを決め、3-0とリードを広げた。

3本目では最終ラインから裏への抜け出し、サイドチェンジからのクロス。まさしく練習で確認してきた形での得点を挙げた。

一方で守備面はクリーンシートで終えられたものの、DFが上がった背後を狙われるなどピンチを招いたシーンも。2本目はフォーメーションを変えてきた相手に対して押し込まれる時間帯も長く、どのように対応、修正していくかの課題も残った。

目に見えた成果と課題をどのように受け止めているのか。石﨑監督と選手2人(田中、高麗)のコメントをお届けする。


石﨑 信弘監督

――トレーニングマッチを終えていかがですか?

1本目はやろうとしている部分がかなり出ていたと思います。2本目は中だるみみたいな形で、ピリッとできませんでした。そこは話をしたらしっかりやっていたので、「最初からやれよ」という話です。

――1本目は前からボールを奪って得点もできました。

やってきたことを一生懸命出そうとしてくれているし、ほかのところでも結構良いシーンはあったと思います。クロスに逆サイドの選手が入っていったり、前に起きた問題をトレーニングの中で改善してできていると思います。

――3本目は最終ラインからのサイドチェンジが得点に繋がりました。それも練習でやってきたことだと思います。

そうですね。ただ2本目でメンバーが替わったのもありましたが、なかなかリズムを取れなくて押し込まれるシーンが多くありました。そこはこっちが話をして改善するのではなく、自分たちでゲームをやりながら改善していかないといけません。

うまくいかないときは誰もコミュニケーションを取れていないし、黙って押し込まれています。そこで誰かが、やってきたことを出せるような指示を出さないといけません。

――守備面ではサイドが出ていった背後を使われるシーンもありました。

1個はカウンターでしたが、これから映像を見せながらまた改善できればいいです。良いところばかりが出て大宮と戦うよりも、起きた問題をどう改善していくかだと思います。

サイドが出ていったらスペースができるわけで、そこを消す作業をしていかないといけません。空いたままだと「なんで出ていくんだ」という話にもなるし、チームのやり方として出ていくのは素晴らしいことです。出ていくということはチャレンジするということなので、チャレンジしたときにできた穴をどうケアしていくかです。

そこでボールを取れれば一番いいですが、空いた穴を使われるというのはケアができていないということです。また映像を見せながら話ができればといい思います。

――1点目は左サイドで多くの人数が関わっていましたが、連係面もうまくいきましたか?

後ろが5枚の前に3枚並べていて、この前に紅白戦をやったときには中盤のギャップができていたので、そこを改善しようと話してトレーニングしました。昨日の狭いコートの中でもみんなでケアができていたし、だからこそあのシーンもボールを奪えました。ああいうことができていればやられることも少ないと思います。

――練習試合となれば余計にチャレンジすることが重要だと思いますが、そこはポジティブに捉えていますか?

よかったのではないかと思います。よくやってくれている選手と、なかなかついてこられていない選手の差は大きいかもしれないですが…。

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