【試合後コメント】第39節 甲府戦(1)※無料配信

阪野 豊史(FW)

――ゴールシーンを振り返って。

いいボールが上がってきたので打つ角度、コースを意識しました。

――榎本選手と交代出場でした。求められた役割と意識した部分は。

負けていたので点を取ることが一番の役割です。そのためにタイミングよくサイドのスペースにうまく飛び出すことを意識しました。相手のペナルティエリアの中でボールを触らなければ自分の良さがでないので、その回数を増やすことを意識しました。

――今日のゲームに対する受け止めは。

勝たないと上がっていけないので今は内容どうこうという状況ではないので、残念です。

――残り3試合への意気込みは。

自分たちが勝たなければチャンスはものにできないので、勝つために立ち上がりから勢いを持って戦えるように1週間準備をしていきたいです。


下川 陽太(MF)

――今日のゲームの受け止めは。

リードされて追いついて、を2度繰り返し、勝ち点1を取れずに終わってしまったことは悔しいですし、ふがいない気持ちです。

――気持ちが見えたゲームでした。監督からも最後は気持ちとありましたが、次の試合に向けてそのあたり感触や手応えは。

セットプレーから1点、流れから1点取ったことで2度追いついたことはこの先に繋がると思いますし、自信を持って点を取られても取り返すこと、なおかつ失点しないことを突きつめたいと思います。

――ラスト3試合に向けて意気込みは。

3試合勝つしかない状況ですし、最後のところでもっと体を張って、今のままでは足りないので3失点しています。そのあたりをチームで共有していきたいです。

※会見に出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。


安東 輝 (MF)

――出場停止の選手もいる中で、前選手とボランチを組みましたが、入りの部分については。

出ている11人がチームで練習したことをトライして、勝たなければいけなかったので勝ちにいきました。

――前半のウォーターブレイクで周囲の選手に声をかけていましたが、どのような声をかけたのでしょうか。

僕たちはやられている感覚はなくて、うまく相手に攻めさせている感覚でした。そういうトレーニングもしてきたので、慌てずにやっていけば絶対にチャンスは来るという確認をしていました。ハーフタイムにも、引き続きやってきたことをやっていこうと話しました。

――先制された後はどのように取り返そうと考えていましたか。

前線の選手が体を張ってくれることが多かったですし、ボールを保持できる中でペナルティーエリアに入れるなど、シンプルにゴールを脅かすようなプレーを増やしていければと思っていました。みんなもそう思っていたはずですし、それをある程度実行できた2点だったと思います。セットプレーでの得点もありましたが、その前にボールを奪ってから早くペナルティーエリアに入れてCKを得たので、うまく形になった2点でした。

――得点してもすぐに取り返される展開が続きました。

セットプレーも絡んでいましたし、1個は僕が足を止めてしまったこともありました。前半から受ける時間があって、やらせていたとはいえ全員の疲労が来ている中で、得点が取れたところで少し集中力を欠いてしまったと思います。それはトレーニングの中からの積み上げがゲームに出たと思いますし、トレーニングで甘さを排除していかないと、きつくなった時にああいう脆い失点をしてしまうと感じました。

――今週は集中して準備ができていたと思いますが、ここからさらにやらなければいけないことは。

今さら新しいことをしても時間がないと思うので、チームの規律を守って、全員が同じ方向を向いて戦うのが一番だと思います。練習からそういう意識を持って、コミュニケーションを取ってやっていかなければいけないです。

――サポーターのタオルマフラーや大旗を振る行為が解禁されましたが、どのように感じましたか。

すごくありがたいことですし、こんな順位にいても応援してくれている方々を見ると、喜んで帰ってもらいたいと毎回思います。今はそういう思いをしてもらえていないですが、僕たちはプロなので諦めないのは当然のことです。結果もそうですが、応援されるクラブになるために、プレーで示す責任が僕たちにはあります。きょう何を感じてもらえたかは分からないですが、次は勝てるように、そして皆さんにもっと喜んでいただけるようなプレーをしたいと思います。


伊藤 翔(FW)

――まずは試合を振り返ってください。

本当に見た通りというか、これを繰り返していくことで勝ち点を逃していっています。「行くぞ」と前がかりになった時の失点は今までもありましたし、なかなか厳しい敗戦でした。

――負けはしましたが、攻撃の形は出せていたように思います。

練習で選手同士で話すことはもちろんそうですし、ピッチ外でも共通意識というか、最低限こうやってやろうというものが攻撃でも守備でも出ています。その中で、(前節・)新潟戦も今日も、手も足も出ていないわけではないですし、本当に惜しい。その「惜しい」が続いて勝ち点が取れなくて今の順位にいます。でも、これはやり続けていくしかないですし、守備に関しては絶対的に修正が必要ですが、システム云々というよりはピッチに出ていれば個人の問題が非常に大きくなります。監督うんぬんではなくて、出ている選手がしっかりとやらなければいけないです。1対1に負けないとか、しっかりと競り合いで戦うとか、基本的なところをこの時期に言わないといけないことが、このチームを表していると思います。

――残り3試合でサポーターにどのような姿を見せたいですか。

もちろん全力で戦うことは約束できますし、その中で勝利をつかんでなんとか残留できれば一番いいと思います。今日もアウェイで満員くらいの方々が応援しに来てくれているので、そこもしっかりと感じながら。試合前に毎回挨拶に行きますが、そういうところでも心に響くものはあります。皆さんに背中を押されながら、また頑張っていきたいです。