【報道対応】神田 文之社長(2020.12.12)※無料配信

今回、下條佳明氏にテクニカルダイレクター(TD)に就任していただくことになりました。当然キャリアはみなさんご存知の通り、(横浜F・)マリノスや(名古屋)グランパスでGMという立場を務められ、なおかつ地元・松本出身ということで、前々から関係性はありました。今回このタイミングでのオファーに理解いただいて就任が決まりました。キャリアもさることながら、クラブとしては山雅クラブ時代のOBであったり、喫茶山雅にも行ったことがあると本人からお聞きして、地元・松本に対する思いも改めてお互いに確認した上で今回、「トップチームの強化の責任者」という形で、ある意味役割を明確化して依頼したいと思っています。

併せて、これは今回の結果だけではないですが、クラブとして次の組織の体制をここ数年検討してきた中で、来年は副社長の1名が役員の定年を迎えるということもありました。それも含めて組織の体制を見直して、今の本部体制から部の体制にして、40代前後のプロパーの社員も増えてきているので、それぞれ部長という形で部を背負ってもらいます。フットボール部は引き続き鐡戸に背負ってもらおうと思っています。

鐡戸のフットボール部の下にトップチームの下條TDと、アカデミーにはまた改めて発表する責任者を新たに配置します。鐡戸はこれからまだまだ経験や力をつけていく段階だと思っていますので、鐡戸の管理するトップとアカデミーのもとに、しっかりとした経験や実績のある方、そして松本にコミットしてくれる方を呼ぶことで、フットボールの体制をしっかり整えたいと思います。

GMの役割については今回、任を解いて廃止し、常勤の取締役の下に部の体制を作って、各本部にプロパーの社員に立ってもらって、一緒にクラブを作っていきます。次の世代の組織づくりも新たに構築しました。

――下條氏を選んだ理由については?

トップチーム作りにおいては今回、非常に反省しなければいけない、サポーターの皆さんにお詫びしなければいけない結果になってしまいました。体制を強化するというのはクラブにとって非常に重要な局面だと思っています。また、このクラブのあり方として、ステークホルダーやサポーターとの関係を考えると、やはりこの地域をわかってくれる方にぜひ立っていただきたい。なおかつ経験や知見がある方に立ってほしいという中では、下條氏以外は思い当たらない部分もありました。今回お願いにすぐに行ったところ、快く受けていただきました。実際に動いたのは(J3降格が決まった)相模原戦の後です。

――これまでもあった関わりというのは?

マリノス時代もお話ししたことはありましたし、グランパスと対戦したときにもアルウィンで会ったこともありました。地元出身者なので会社の皆さんからも聞いていましたし、「いろいろと勉強させてください」という意味合いでの関係性です。

――先立ってサポーターミーティングでも説明をしたと思いますが、リアクションは?

かなり厳しい意見をいただいたり、山雅の本質というか、あり方をサポーターの皆さんと考えるようなサポーターミーティングになりました。トップチームの結果責任においては、クラブとして反省してお詫びしたいということは伝えたつもりではありましたが、クラブとサポーターとボランティアの皆さん、一緒に横並びでつくってきたクラブであることは改めて皆さんと共有し、今後のクラブづくりをどうしていくかを一緒に考えていきたいと伝えてきました。サポーターの皆さんもいろいろなご意見がありますし、山雅を支えていただいている方々も設立当時より圧倒的に増えているので、いろいろな考えの方がいらっしゃる中でクラブとしてしっかりと情報を発信したり、直接説明する機会を増やしていかなければいけないと再確認しました。

ただ、コロナ禍でこの2年は外にいろいろなことをオープンしてコミュニケーションを取ることが難しかったので、サポーターの皆さんにもストレスをかけた時でした。プロセスについても結果についても、非常にコミュニケーションが難しいこの2年だったと思います。厳しい意見もいただきました。

――声としてJ3降格の責任をどうするのかという声もあったと想像します。クラブの第1弾の決断としては、下條さんに来ていただいて、強化責任者になってもらうと。クラブとしてはこれをもって今年を総括して、来年に踏み出していく区切りとするのでしょうか?

今回はトップチームで結果を出すことができなかったことがまず大きな反省点でしたので、強化の体制を増強するのが急務だと思い、まずはそれをお示ししました。サポーターミーティングを経てクラブ全体、会社全体として来年どのようなことをやっていくのか改めて情報発信をしなければいけないという中で、会社としての覚悟を示す方法があれば、そういったものも来シーズンが始まる前に示したいと思っています。

実際に今回GM職の制度を廃止したことについて、内部としては加藤(善之/GM兼取締役副社長)から鐡戸に世代交代して、このクラブを長く支えていく社員として、主体的にトップチームを作り上げる責任者になってほしいという思いがありました。その世代交代をこの1〜2年進めていた中で引き継ぎの部分に少し間が空いてしまって、加藤が渡して鐡戸がどこまでやりきれるか、まだ難しいという部分を感じながら向き合ってきたことは事実だったと思います。そのあたりの見極めは自分の責任でもあったと思いますし、今回GMという職をなくしてその責任の明確化も示したかったというのはあります。

――フットボール部を新たに作られる。組織上は下條氏と育成の責任者の上に立つということになると、肩書きとか立場だけでいうと鐡戸氏は責任を取るというよりもむしろ、役割が強化されるというふうに受け取れます。

編成部が今回の組織再編でなくなって「フットボール部」になり、そこにトップとアカデミーが紐づく形になります。そこには実際にスカウトがいたり、現場に帯同する鐡戸も練習に毎日行っていましたが、そういう役割を下條氏にやっていただきたいと思っています。鐡戸は全体のチーム予算の管理から編成に至るまで、もう少し引いたところでフットボール部というのを長く作り込んでいかないといけない立場だと思っています。

そういう意味では鐡戸が全体を見る形になります。下條氏がTDという立場でやること、フットボール部として決済すること、一方フットボール部として起案したことを取締役会で決済することなどの職務権限を明確にし、2月から運用を開始するのですが、そういう形で責任の所在をはっきりする体制を作りたいと思っています。

――鐡戸氏はフットボール部の部長、だけれどもトップチームの強化責任者は下條氏になる…という認識で良いでしょうか?

そうですね。TDという立場でトップチームの強化の責任者。アカデミーの方はまた別に置きます。下條さんからも直接話はあると思いますが、鐡戸を育て、サポートするというのが自分のミッションだと言っていただきました。おそらくアカデミーの責任者も同じような発言をすると思うので、本来サポートするという上から下からみたいな話もあるかもしれませんが、十分経験はあるので、下からできることは現場でやってもらって、その上で鐡戸が管理者として長くこのクラブのフットボールの強化・育成に関わっていきます。

クラブを長く続ける上では、勝負の結果責任がフットボール部の部長の責任であってプロパーの社員を動かす、というのではない仕組みにしたい。そういうメッセージでもあります。ただ、かといってTDの責任だけなのか、役員は責任はないのかはまた違います。こういう地方のクラブが、そこの責任者を今回で言うとTDを据えて、結果が出なかったのでTDを代えてまた作り変えるのはクラブのやり方としてはあまりふさわしいとは思っていません。一旦そういう体制で、しかも十分に経験がある方をトップチームの責任者として置いた中で、サポーターの皆さんとクラブの関係性上見えるものがあるので、その中で次のトップチームを支えるクラブの体制を見極めていきたいと思っています。

――神田社長ご自身がどう責任を果たすのかという話もサポーターミーティングではあったと思いますが、それに対してはどう応えたのでしょうか?

トップチームの結果責任は当然私にもあるという部分は、サポーターの皆さんにも説明させていただきました。クラブとしては、トップチームの責任、勝った負けた以外のことも含めて経営をさせていただくという話は改めて伝えました。皆さんにとってトップチームの存在が8〜9割と大きい比重を占める事実も受け止めています。

長くクラブを作っていく上では、当然経営的な責任を負わなければいけない立場であることを分かった上で、このクラブがこの地域に存在する意義であったりクラブのもともとの理念、存在意義、活動方針に向けて経営していくのがもう一方で自分の仕事です。そこの役割を全体として見ながら、トップチームのあるべき姿をサポーターの皆さんにも一緒に考えてほしいと伝えました。

サポーターも増えてきた中で、いろいろな思いで山雅を応援してくださっています。やはりトップチームの勝利が第一だと考える方も多いでしょうし、そこは皆さんの中でも議論していただきたいし、僕らもそういった声は堂々と受けていきたいと話しました。ただ、やはり山雅の創成期に「地域の楽しみをみんなで作ろう」ということが発祥であったことはサポーターミーティングでも説明させていただいたので、「5年後にJ1にいることがこのクラブのミッションなのか」と言われると、そこは現時点で「イエス」とは言えなかったので、そのクラブのあり方も皆さんと一緒に考える機会にしなければいけないと伝えました。ホームタウン活動やアカデミーの部分も一部成果として見ていただける要素もあると思うので、それも含めて自分はこのクラブに関わってしっかりと責任を果たしたいと思っています。

――今回の説明と質問で、納得と同意は得られたと受け止めたのでしょうか?

最後にサポーターの方から、「みんな山雅が大好きだから、これ以上悲しい思いをさせないように、ブレないようにお願いします」という声がけをいただきました。クラブに対して、責任も含めていろいろな思いをお持ちでいらっしゃいますが、これからもクラブとサポーターとボランティアさんは同等の立場でクラブを作っていきましょうという話を私からもさせていただきました。そういう意味では、山雅をしっかりと皆さんで作っていくという認識を確認させていただきました。創成期にアルウィンのサブグラウンドで、6人が立って応援してくれた写真を私は冒頭で出したので、今日来た百数十名の方が、今後はその6人のようにクラブのサポーターを増やす形であったり、クラブを支えていく形にしてほしいと私からお話しをさせていただきました。どんな人がクラブに関わったとしても、大事な姿だと思っています。

――組織再編について、他の部はどのような形になるのでしょうか?

本当はそこももっと説明したいですが、フットボール部以外に企画広報部、経理部、総務部、運営部、営業部に加えて事業推進部も新しく始めます。そこは年明けになると思いますが、フットボール以外の部分でクラブがどのようなことを目指して活動するのか、サポーターの皆さんやオフィシャルでも見られるような形で情報開示していきます。今はクラブ内でミーティングを重ねており、今までよりも経営状況やクラブがやっていることを「見える化」する努力をしなければいけないと感じています。

――4本部から7部に再編して、それぞれプロパーの社員が立つ。部長職は今までよりもクラブ運営に対して、意見や提言を反映させられる組織になるのでしょうか?

併せて、決済もできるようになります。部長がいろいろな決済をできるように、職務権限などをほぼ1年かけて作り上げてきた最中でした。そういう意味では責任の所在というかプロセスをしっかりと踏んで、ガバナンスを整えて判断していくという体制を構築します。これまでは、ある意味みんなが手弁当でやってきましたが、そういう規模ではなくなったので、体制をきちんと整えていくことをまずは示さないといけない段階だと思っています。

――ホームタウンの首長から「フロント陣の責任の所在を明確にしてほしい」という文言もあったと思います。サポーターに限らずホームタウンやスポンサーも同じような思いがあって、山雅そのものに意見している方もいるかもしれませんが、降格したということに対する責任の所在を明確に、という意味でいうと、この新体制を発足することがクラブの判断であるという答えになるのでしょうか?

そこは難しいです。今後フットボールで結果が出ない場合に「鐡戸の責任である」と実際はしたくないですし、クラブづくりとしてはそうしてはいけないと思って鐡戸を据える側面もあります。フットボールの結果が今度は取締役会なのか社長なのかという形になるかのもしれないですが、決済ルートで言うとフットボール部から上がってきたものを取締役会が承認する形になるので、そのプロセスは当然明文化できます。

ただ、結果責任で言うとフットボール部にクラブの中ではプロセスの見直しを図るしかないですが、経営的な結果責任と今回のカテゴリー的な結果責任というのは重要ではありますが、すべてイコールでもないというところ。このクラブを長く続けていく上では、育成やほかのプロパーの社員がやっている部署にも当然力をかけなければいけないと思っていますし、やがてはそれがトップチームを支える力になると思っています。

私は親会社の立場で出向している社長ではないので、ある意味ここに責任と覚悟を持ってこの立場をやっています。結果が出ないから出向を解除して異動してまた新しい社長が来るという、他のクラブのあり方とは大きく違います。なおかつオーナーがいるわけではなくて、サポーターや行政が株主ですので、声は聞かなければいけません。

ただ、それは具体的な案が出てきたとしたら、当然それは受けないといけないですが、責任と覚悟という意味ではこの体制でやるしかないというのが山雅の現状かもしれません。そういうスタンスを今後も作っていくためにも、自分としては体を張らなければいけない部分はあると思っています。どうしても勝った負けたのところでこのクラブの、たぶん次結果が出ない中で役職が代わっていくと、おそらくどんどんトップチームの結果にこだわった経営になっていくと思っています。それが果たしてこのクラブの未来にとって良いのかというと、これまでの経緯を見るとそうはしてこなかった。それは私の立ち位置もそうなのか、役割分担もそうなのかと見直す機会にはしなければいけないと思っていますが、そこまで変えるべきなのかというのは、きょうサポーターの皆さんにそういう話もしました。

――布(啓一郎)氏と柴田(峡)氏が解任されたのは、成績だけでなく未来も含めた結果責任でした。山雅が結果責任に対して人を代えないクラブであれば、監督の解任もなかったのでは…?と思えてしまいます。神田社長の経営哲学と、一方で現場では結果責任を取って身を処している方がいることの整合性をどう取っていくのでしょうか?

私はプロセスをしっかりと見極めているつもりです。呼んできた責任があるとはいえ、チームは生き物なのでどういった状況になっているのか。柴田さんも初めはよかったと思っていますが、2021シーズンどうだったのか。名波さんをなぜ今、続投させたのか。すべて僕はプロセスで決めているつもりですので、そのプロセスに責任があればそこを見直すしかないと思っています。クラブの中でプロセスに甘えや緩さがあれば見直さないといけないという意味で、今回はお示しした体制がその緩さや隙間を埋めるものだと思っています。その中で足を引っ張る人間、人を据え替えないといけない人間は、今のところは私には見当たっていないです。

反町さんの時代はよい時も、J1で結果が出ない時もありました。ある意味で結果という形ではありますが、最後もJ2に降格したことがすべての結果責任とは当然思っていません。ご本人は退任という形になりましたが、プロセスを見極めて「山雅で新しいスタイルを構築しながら新しいサッカーをやってもらいたい」という話は反町さんにもずっと伝えてきました。その中で8年間引っ張ってしまったと見られるのか、卒業して次のフットボールの変革を求めたのかというところは、かなり議論した上でした。

反町時代にうまくいっている中でも、逆にクラブがもっとしなければいけないことを突きつけられていたかどうか。クラブを一緒に作る人間としては、そのプロセスを結果がこうなった時というよりは、その最中に、私も含めてやらなければいけません。それをやってきた上で反町さんから卒業したかったので、私は引っ張りました。

ただ、そこは結果的に脆弱なものでした。選手たちにもそういう温度感を引き継ぐことの難しさを感じた2年ではありました。鐡戸は山雅に長く在籍していて、象徴的な人間だと思っています。そこを信じてやってほしいですし、これからもそうであってほしいです。ただ、結果に結び付かなかった部分で、仕事としてまだまだ経験不足ではあったと思っています。そこを置いた自分の責任であったり、加藤と鐡戸の間でどういう役割分担ができたかという部分を追えなかったのは私の責任だと思っています。そのあたりは今回の体制ではっきりしなければいけない部分だったと思っています。

――GMは強化だけでなく、財政面のマネジメントも含めたGMとのことですが、組織としての強化責任者は加藤氏であり続けたと理解していて、今回は下條氏が強化責任者になられると話されました。加藤氏から下條氏に責任者が代わったと理解してよろしいですか?

トップチームにおいてはその通りです。フットボール部全体の責任者とすると鐡戸で、加藤はいったん副社長の取締役という形です。今後は副社長のところも先ほどお話しした通り、4月にも体制も見直すという含みはあります。今回結果が出なかったのはフットボール部門の部分が大きく、プロセスはそこにあると思っているので、そういう意味ではそこの人間を強化していくということと、現場でやる執行の部隊、鐡戸以下下條氏も含めた部隊。さらに経営判断を問われるとき、役員がフットボールが分かる人間がより増えないと、監督人事やいろいろな選考はより高度な意思決定が必要です。そういう意味では加藤の役割は役員においてはあると思っています。ただ、責任者という意味では外れるので、そういう意味では加藤もそういうところから卒業させたという言い方になるかもしれません。

(編成などについては)基本は鐡戸以下でほとんど仕上げられると思います。あとは監督の選定とか大きな人事、大きな予算を使う時に役員会で加藤の知見も含めてジャッジするという形になると思います。あとはもし加藤ができることとすると、代理人とか細かい窓口にはなってくれているので、そう言った意味で鐡戸をサポートする上では手伝うことは当然あると思っています。そこに変な力関係はないということは、皆さんにはご理解いただきたいと思います。

――先ほど「プロセスを見極めている」という話がありました。今シーズンも黒星に至るプロセスであるとか、結果に至るプロセスとしてのピッチで見せるパフォーマンスという部分も見る側からすると失望が大きかったと思います。必ずしも毎回結果が出るわけではないにしても、90分の中で見せたプロセスはなんだったのか。2019年以前のものが全てだとは思わないですが、今見せているものは果たして感動や勇気を与えられているのかどうか。フットボール的に意味でのプロセスはどう評価していますか?

今日(のサポーターミーティング)はその部分を、鐡戸から半分以上説明させてもらいました。「山雅らしさの欠如」というか、そういったトピックスで触れました。細かい内容についてはキャンプの時にどうだったとか、普段の練習でどうだったとか、そのあたりのプロセスをすべてオープンにしてサポーターにも話した上で、「そこの緩さを生んでしまったのは自分の責任である」とご説明しました。

一方で「プロ意識」という話もサポーターの皆さんから出ましたが、プロに対してどこまでリスペクトしながらやらせるかというのは、鐡戸自身も非常に難しかったと言っていました。ハングリーな精神を持つ前提でプロじゃないかという見方と、今季の選手のプレーの一つひとつでハングリーさが出ていたかというと、なかなか出せませんでした。それは監督やコーチがまず導くとしても、クラブ側が土台をもう少し選手教育も含めてできたのではないか、伝えられたのではないか、というのはプロセスの反省であり、見直しであると説明しました。

なおかつサポーターの皆さんと多く関わる機会を作ることで地元においての山雅の責任というか、覚悟を持ってプレーするというところに今までは繋がっていたのではないかという振り返りがあった中で、コロナ禍でそういった接点を設けられずにプレーさせるということが、「覚悟を持ってプレーする」というところに繋げられなかった部分も大きなプロセスの見直しが必要です。コロナ禍ではありますが改めてもっとサポーターの皆さんの前に選手が積極的に出ていくような活動を、これを機にある意味大きくシフトチェンジしてやっていこうと、そんな振り返りを鐡戸からしました。

そのあたりのプロセスの見直しや選手編成も含めた部分はかなりオープンに説明をしたつもりです。「リーダーシップの不在」などいろいろなトピックスを挙げながら、要因を噛み砕いて説明させていただきました。クラブが土台を作れるプロセスでいうと、その見直しは必要だと反省したことと、「ここまではクラブがやる」「ここから先はチーム作りとして監督にお願いする」という部分をある程度分けて考える必要があるという意味で、名波体制を支えたいと話しました。