【試合後コメント】第7節 沼津戦(1)※無料配信

下川 陽太(MF)

――途中から3バックの右に入ってから、どんな部分を意識しましたか

守備からしっかり入って、クロスの対応でブラインドサイドから先に触ること。常田(克人)と(大野)佑哉と3人での細かいラインの上げ下げ。あとはウイングバックの2人、タカくん(前)と住田を押し出してどんどん縦ズレを起こして守備することを意識しました。攻撃面では相手がそんなに前から来ていなかったので、そこでボールを1回落ち着かせて相手の背後を入れていくことを意識しました。

――クリーンシートで終えられたことの意義はどう受け止めていますか?

ポジティブなことで、チームの士気も上がったと思います。でもたかが1試合なので、これを続けないとこのゼロになんの意味もなくなってしまいます。続けていくことが大事です。

――連戦の中で勝って反省したいことはありますか?

まずは奪った後の1本目(のパス)が繋がっていないこと。2本目、3本目と繋いでからどんどん空いているところに(ボールを)差していくことを意識したいです。守備はまめなラインの上げ下げが必要だし、何本かギリギリのところもありました。もっと1本にこだわっていきたいです。


横山 歩夢(FW)

――ゴールのシーンを振り返ってください。

自分が最初に受けたときに右に持ち替えて、対角に流し込もうと思っていましたが、思ったよりボールが流れてしまったので上を狙うイメージで蹴りました。(点数をつけるなら)80点です。足りない部分はもっと良いところにボールを置けたと思うので、その(マイナス)20点です。

――U-19日本代表での経験がきょうのゲームに生きた側面はありますか?

代表活動(のトレーニングマッチ)で2点決められたので、その良い流れがきょうの試合に繋がったと思います。(代表合宿に)行く前も行った後も(足を)振るという意識は持っていましたし、戻ってきてからもそのイメージは持っていたので、その部分で大幅に意識が変わったということはないと思います。

※公式記者会見に出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。


大野 佑哉(DF)

――ホーム初勝利となりましたが、どのような思いですか?

やっと勝てたという安堵感が一番強いです。サポーターはホームでの勝利を待っていたと思うので、それを届けられたのは嬉しいです。

――無失点も初めてでしたが。

どの試合もそうですが、ゼロの時間が続いていけばいくほど、ディフェンス陣は「このままゼロで行こう」という声かけを常にしています。(前回ホームの)宮崎戦は80分過ぎまでゼロで行って、そこから2失点してしまったので、きょうは同じ道を行かないということを試合前から声をかけていました。そこの意思の共有みたいなものができていたと思います。

――次もホームでの戦いとなりますが、サポーターに向けてメッセージを。

ようやくホームで勝てて、運が良いことにまたホームで戦えるので、やっと勝てた勢いというのを次に繋げたいです。ゴールデンウィークの3連戦もそうですが、上に行くためには勝ち続けるしかないので、もっと良い内容にしていけるように努力するので、きょうのような素晴らしい後押しをお願いしたいと思っています。


常田 克人(DF)

――ホーム初勝利となりましたが、どのような思いですか?

ホームでなかなか勝てていない中で、勝ち点3。そして無失点で試合を終えられたのは、僕たちにとってもそうですが、サポーターの方だったり山雅を応援してくれる方に対して、内容はともかく気持ちいい結果を届けられたと思います。

――無失点も初めてでしたが。

守備の選手としてはゼロで試合を終えないといけないですし、中盤とか前の選手を助けるという意味でも、最後まで体を張って守らないといけないポジションです。結果としてそういうところを示せたのは、チームとしても個人としても大きかったと思います。中でプレーしていて、最後まで全員が集中を切れる時間がなかったと思います。僕自身も前後半の劣勢な展開の時だったり、後半は特にセットプレーが続いて、この流れが続くと失点するという感じがあったので、自ら声を出してもう一度集中力を高めようと。最後まで全員が集中を切らさずにプレーできたのが、無失点に繋がったと思います。

――次もホームでの戦いとなりますが、サポーターに向けてメッセージを。

この連戦をやる中で、ホームでできるというのはすごく強みです。またサポーターの皆さんと喜びを分かち合えるように、そして首位でずっと走り続けられるようにやっていきたいと思います。