【試合後コメント】第13節 愛媛戦(1)※無料配信

小松 蓮(FW)

――きょうのプレーを振り返ってください。

決めるチャンスがありました。ヘディング1本と、あと一つ抜け出したシーンがありましたが、そこでパスを選択してしまいました。ああいうところでチームが苦しくなってしまって、その後にまた点を取られて1-3にされて…という展開になってしまったので、自分に責任があったと思います。

――これで負けなしが途切れてしまいましたが、気持ちに変化はありますか?

特に個人的には変わりなく、とにかく足を振り続けていこうと思っています。チームとしても前を向いて、別に何も終わったわけではなのんで、切り替えて次のいわき戦で(サンプロ)アルウィンで勝とうと話しています。

――全体として攻撃が少し単発だった印象を受けましたが、ピッチ内での印象は?

後半の立ち上がりなどはシンプルにいい形でゴール前に攻め続けることができていたので、ああいう時間をもう少し増やしていきたいという部分はあります。前半に関して言えば、少し相手にボールを持たれる時間が多かったです。攻める回数というのは増えていなかったですが、その中で決定機は前半だけで僕のともう一つ、崩してゴール前に入ったのもありました

――次のいわき戦に向けて、改善すべきだと感じた部分は?

決めるべきところを決めたいです。


ビクトル(GK)

――今季初の3失点でしたが、試合を振り返っていかがですか?

誰もが負けることもゴールを決められることも嫌いだと思います。僕たちは最後まで戦う姿勢を見せましたが、愛媛にボールが転がる不運もあって、それがサッカーです。僕たちはしっかりと目の前の勝利のために頑張りましたが、負けというのもサッカー。個人としては最悪なゲームでしたが、これも一つの勉強になったと思います。

――自分たちは戦いましたが、相手が上回ったという認識でしょうか?

自分たちのほうがチャンスが多かったと思いますが、相手が大きなチャンスを3つつかみました。ミスや修正点を自分たちで見直して、次の試合に向けてしっかりと準備するしかないです。

――後半は相手のスーパーゴールが2本決まりました。

相手を褒めるのが一番良いと思いますが、GKとしてはああいうスーパーゴールを決められたのは最悪です。難しいシュートやスーパーゴール、オウンゴールというのは関係なく、ゴールはゴールだと思います。

――次節・いわき戦に向けての修正点は。

試合が終わった後のロッカーで、みんなで切り替えようという話をしました。自分たちは自分たちを信じるしかないと思います。


宮部 大己(DF)

――途中からの出場でしたが、どんな役割を持ってピッチに入りましたか?

負けている状況でシモくん(下川)を一つ上げて、自分が後ろに入るという形でした。シモくんの特徴のクロスだったり縦の仕掛けを生かしながら、自分が中のポジションを取って、外で1対1の形を多く作るような意図を持って試合に入りました。

――2点目のシーンを振り返ってください。

練習試合でもありましたが、ファーにしっかりと入っていって、ゴールに対する気持ちをその練習試合から続けられていました。同じような形で自分がファーに流れて、ああいう形で決められて良かったと思います。

――次節のホーム・いわき戦に向けて、どう切り替えていきますか?

名波さんも言っていましたが、去年はズルズル行ってそのまま1-3で終わる、あるいはまた失点して1-4で終わるという状況の中で、もう1点取れたというのはすごくポジティブだと思います。連敗は絶対にやってはいけない状況で上位陣(いわきとの対戦)を迎えます。来週のトレーニングでの熱量や取り組みがすごく重要ですし、悲観しているような暇もないと思うので、来週から本当に気合を入れてやっていこうと思います。


常田 克人(DF)

――きょうの試合を振り返っての印象は?

試合前のミーティングから「先に(点を)取られると厳しくなる」というのは言われていましたし、そのゼロの時間を長くしようとチームで話していた中で、前半で先に失点してしまいました。それが試合を難しくしてしまった要因だと思います。

相手がかなり長いボールで背後を取ってきました。僕だったり大野くんだったり、背中から抜ける相手に対して結構難しいタイミングが多かったです。前半の途中で「もう少しラインを下げてスタートしよう」ということをチームの中で共有しましたが、その時間帯がもう少し早くてもよかったかなと思います。

――今まではそのコミュニケーションが円滑で、それが守備の安定にもつながっていたと思います。きょうに関してはどこが問題だったのでしょうか?

裏に簡単にボールを落とされて、ボールホルダーにあまりプレッシャーが行けていませんでした。プレッシャーに行けていないなら、僕らはもう少し下がればいいですし、僕らのあのラインのそのままでいきたいなら、ボールホルダーに対してもっとプレッシャーを要求する声を出していかないといけませんでした。試合全体を通しての後ろからのコーチングや、展開を見ての声かけに関して、特に前半は効果的なものがあまりできていなかったと思います。