【試合後コメント】第14節 いわき戦(1)※無料配信

パウリーニョ(MF)

――5試合ぶりの先発復帰でしたが、結果的には1人少なくなったこともあって90分フル出場となりました。

まず(安東)輝が2枚目のイエローをもらってしまいましたが、少し不運だったな、本当にかわいそうだなと思いました。1人少なくなって点差をひっくり返されないようにしっかり守り切ることを意識しましたし、もちろん攻撃の時は相手の隙を突く気持ちもありました。全体的にチーム力がしっかりと見られた試合だったと思います。自分の役割はピッチの真ん中にいる選手なので、モチベーションを下げさせないこと。ビクトルも周りに声をかけて、下川も常田もすごく調子が良かったです。(前)貴之も奮闘してくれました。みんなで勝ち取った勝利だと思います。

90分出たことについてですが、今週名波さんと話をしていて「90分は厳しい」という話もしてくれましたが、状況も状況でした。もちろん疲れましたが、最終的にはやれて良かったと思います。


外山 凌(MF)

――1点目、2点目をそれぞれ振り返ってください。

横山(歩夢)選手がサイドでボールを持った時に必ずクロスまで行くのがわかっていたので、後ろのサポートではなくゴール前に入っていくという選択をしたことが、まず1点目のゴールに繋がったと思います。2点目も横山選手がサイドでボールを持ちました。中に入って、相手にぶつかって運がいい形で僕のところに来ました。ゴール前に入っていったことが取れた要因ではないかと思います。

――ゴールに入る意識はどのようにして生まれたのでしょうか?

今年の最初に3点取れていましたが、そこから取れない時期が続きました。その中でも逆サイドのクロスに絶対入っていくという意識、練習からクロスに対して中に入っていく意識はかなり持っていました。クロスからのゴールではなかったですが、そういう日頃からの意識がたまたまきょうの試合で実ったのではないかと思います。

※公式記者会見に出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。



横山 歩夢(FW)

――きょうの試合を振り返って。

(前節)愛媛に負けていることもあって、上位対決ということとともに絶対に勝ち点3を奪わないといけない戦いでした。とても気合が入ったゲームだったと思います。

――横山選手のクロスから同点ゴールが生まれました。イメージ通りのプレーでしたか?

カットインがもう読まれていて、かといって左足で上げる時間もないと思っていたので、とっさに右足のアウトという選択をしました。「入ってきてくれ」というボールでしたが、小松選手がよく折り返してくれたと思います。

――後半の立ち上がりに逆転しましたが、その後は10人での戦いを強いられました。焦りはなかったですか?

練習でも1人少ないシチュエーションというのはやっていましたし、みんなで網を張って無失点で抑えられたので、大きな自信になると思います。

――交代してからもベンチで戦っている姿が印象的でした。チーム力がより一層高まってきているのでは?

ベンチのメンバーもそうですし、上で見ているメンバーも絶対に勝ち点3が取りたいと思っていました。チーム全員で取った勝ち点3だと思います。

――7,000人を超えるファン、サポーターが駆けつけました。その後押しは力になりましたか?

前半に(点を)取られてからも雰囲気を落とさずに盛り上げてくれたファン、サポーターの皆さまには感謝の気持ちしかないです。

――次節・八戸戦への意気込みを。

連勝しなければこの勝ち点3は意味がないと思いますし、うまく波に乗って八戸にしっかりと勝って終わりたいです。


常田 克人(DF)

――暑い中で退場者も出るという苦しい試合でした。振り返っていかがですか?

きょうは先制されたり退場者が出たりと、難しい試合になりました。まずは上位対決に勝って、勝ち点3を積むことができたのはよかったです。

――同点弾につながるパスがありました。どんなイメージを持っていましたか?

今週の練習からDFラインの裏が空くと言われていて、その練習もしていました。良いボールを蹴れて、(横山)歩夢が諦めずにランニングしてくれたおかげであの点が生まれたと思います。練習からやっていた形が同点弾につながってよかったです。

――1人少ない中ではどんな言葉をかけていましたか?

勝っている状況でしたが相手のペースで試合が進むと思いましたし、危ないシーンは絶対増えると思っていました。我慢するところだったり、じれずにやろうというふうには声かけしました。

――次節・八戸戦への意気込みを。

(八戸は)いま勢いを乗ってきているチームだと思いますし、アウェイでやるということで、絶対に難しい試合になると思います。きょうの流れを継続して、勢いを持ってアウェイに乗り込めるように、まずはリフレッシュして良い準備をして次の試合に臨みたいです。