【試合後コメント】第22節 讃岐戦(1)※無料配信

下川 陽太(MF)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか?

1-0でしぶとく勝った試合だと思います。簡単に勝てた試合ではないですし、相手を圧倒していたわけではないです。すごく課題が多かったと思います。

――苦しい時間が多くありましたが、そのあたりはどう分析していますか?

セカンドボールを奪った後がすごく悪かったと思いますし、奪った後の1本目が繋がらないとどうしようもありません。そこをもう少し丁寧にやらないといけないですし、練習から名波さんのもとで意識してやっていることなので、試合になってできないというのはないと思います。もっとみんなで意識してやっていかないといけないです。

――声出し応援があった中でのプレーでしたが、どう感じましたか?

この声出し応援を元から体験している身としては、すごく懐かしいと思いました。最近入ってきた選手は経験していないことなので、すごくワクワクしたと思います。自分のチャントは力にもなりますし、改めて(サンプロ)アルウィンの雰囲気はいいなと思いました。

――名波さんは「色気が出た」と厳しい言葉を言っていましたが、何かをやってやろうという気持ちは湧いていましたか?

もちろん得点を取ったら湧いてくれると思いますが、それプラスアルファを考て1つ切り返してしまったり、簡単につければいいのに難しいところを選んでしまったりというのは、自分も含めて他の選手もあるのではないかと思います。名波さんは日頃から口酸っぱく「シンプルに」と言っていますし、そうすれば結果がついてくると信じてみんなもやっています。そこは勘違いしないようにやらないといけません。


ビクトル(GK)

――きょうの試合を振り返っての感想はいかがですか?

自分にとってもチームにとっても、今は3ポイントを取ることが大事でした。今日は試合前から難しい試合になると思っていました。前半は守備も攻撃も良かったですが1点しか取れなかったのは残念です。後半は相手の攻撃が良かったので守備の時間が増えました。いろいろな場面がありますが守備の部分でよく耐えたと思いますし、攻撃はもう少し質を高めないといけないです。

――集中力が最後まで切れなかったように見えました。

前にもお伝えしましたが、ディフェンスの時間が多くなると1つ1つのプレーで集中しなければいけません。自分だけではなく周りとのコミュニケーションが一番重要だと思います。

――前半は声援を背にゴールを守っていましたが、いかがでしたか?

正直、ウォーミングアップの時から鳥肌が立っていました。とても美しい光景でした。サポーターの皆さんには感謝していますし、とてもうれしいです。

――きょうも首位いわきは勝ちました。上位2チームを追っていく状態は今後も続きます。

目の前の試合に全部勝たないといけないですし、正直100%の状態が全部続くとは思いませんが、ポイント(勝ち点)が一番大事なので勝利に貪欲にいきたいです。もちろん相手のコンディションやいろいろなシチュエーションで上回られることもありますが、とにかく結果が大事なので自分たちのスタイルを貫くことです。

――良い内容ではなくても3ポイント取れているのはチームの底力として捉えられますか?

相手どうこうよりも結果だと思います。90分間自分たちのスタイルが出て勝利したことが一番重要だと思います。


榎本 樹(FW)

――久々の出場となりましたが、試合を振り返ってください。

1点リードしている中での出場で流れが少し相手に傾いていたので、まずはボールを収めて攻撃の時間を作ろうという思いで入りました。収まりはそこまで悪くなかったと思いますし、そこまで下向きになるプレーではなかったと思います。ただ、もう1点取りにいくというところで少しスピードが上がらなかったのは課題。追加点を取って相手の勢いを止めたいと思いました。

――田中想来選手や中山選手といった今まで組まなかったような選手とプレーしました。何か意識したことはありますか?

紅白戦とかで組んだりはしていたので、少しはわかっていましたが、まだまだ呼吸という部分は課題が残ったと思います。それでも合わせていかないといけないので、しっかりとコミュニケーションを取って今後に生かしたいです。

――ホームで声出し応援がある中でのプレーでしたが、どう感じましたか?

相手には相当プレッシャーになる声援だと思いますし、逆に自分たちの背中を押してくれる声なので、すごくありがたかったです。

――個人のチャントはいかがでしたか?

すごく気に入りそうですし、うれしかったです。

――居残り練習も積んできた中で、どんな気持ちでプレーしていましたか?

悔しさを爆発させないといけないゲームでしたし、その中で結果も残さないといけませんでした。悔しさはまだ残っているので、それを爆発させられるように次の試合に向けて準備していきたいです。

――ルカオ選手も調子を上げてきた中で、厳しい競争を勝ち抜かないといけない状況です。意気込みはいかがですか?

自分の強さは理解しているつもりなので、そこで絶対に負けないこと。なんと言っても結果が問われるポジションなので、そこだけに集中してやっていきたいです。


佐藤 和弘(MF)

――ホームで声出し応援がある中でのプレーでしたが、どう感じましたか?

アップで入ってきたときにすごく鳥肌が立ちました。こんなにもたくさんの方が後押ししてくれて、結果で返さないといけないと思っていたので、きょうは勝てて本当によかったです。

――ご自身のチャントを聴いた感想はいかがですか?

すごくうれしかったです。ちょうどアップ中でお礼はできなかったですが、「やってやる」という気持ちになりました。

――前節からパフォーマンスが上がっているように思いますが、きょうのプレーはどうでしたか?

最近負けた2試合ともスタメンとして出ましたが、本当に不甲斐ないプレーをしてしまって、チームを勝たせることができませんでした。毎試合そうですが、最後のチャンスだと思ってやっているので、それがうまく動けているというか体がキレている要因だと思います。ただミスがまだまだ多いので、周りと話しながら合わせていかないといけません。

――試合後には名波さんから厳しい言葉があったようですが、どう受け止めていますか?

ホームでこれだけの方が後押ししてくれているので、そのアドバンテージをもっと出さないといけないと思います。もっとゴール前に顔を出さないといけないですし、北九州戦の前くらいに名波さんから「もっとシュートチャンスを作るための動きをしてほしい」と言われました。その通りにやることができればシュートを打てると思いますし、あとはしっかりと決め切るというのがチームのためになると思います。

――来週は再びホームゲームとなりますが、意気込みはいかがですか?

勝って反省できるというのはチームとしてありがたいことですし、このままだと昇格はできないと思うので、来週からの練習でもっと強くならないといけないと思います。