MENU

【試合後コメント】第29節 岐阜戦(1)※無料配信

コメント集 無料コンテンツ
無料

田中 パウロ淳一（MF）

――投入直後に同点弾を決めましたが、振り返っていかがですか？

今まで僕が松本山雅に来てから、なかなかチームの一つの武器として結果を出せなくて、すごく悔しい思いをしていました。チームはリーグ戦で最初からすごく調子が良くて、連勝もしていましたし、雰囲気も良かったです。今回はなかなか勝てていなかったので、ここまで支えてくれたチームのために点を決めないといけないという気持ちでした。だから最初の一発で絶対に点を決めようと思っていました。

――あのシーンは思い切って足を振りました。

試合ではなかなか出せていなかったですが、毎日FWたちと居残りで練習していて、そのおかげだと思います。

――2点目についてはいかがですか？

それも居残りでクロスからの当て感は練習していたので、練習と同じようなボールがきたときに体が勝手に動きました。僕からしたら苦しいシーズンですが、やめないでよかったと今になって思います。

――今日はヒーローになれたと思いますが、どんな試合でしたか？

チャンスはあっても点を取れないというのが前の試合でも続いていたので、どんな形でも良いから点を取りたかったです。最初に点を取られてしまいましたが、0－1の状態でも負ける気はしなかったので、そういうチームみんなの全力の姿勢が前向きにプレーできたきっかけになりました。これからも頑張って、この勢いでやっていけたらと思います。

――ゴール後はチームメイトも祝福していました。

みんなも僕が苦しんでいるのを見ていて励ましてくれていたので、だからこそみんなのほうに行きたいと思って行ったら、みんなも来てくれました。すごく嬉しい瞬間でした。

――サポーターの皆さんも田中パウロ選手の活躍を待っていたと思います。

僕が全然結果を出していなくても応援してくれて、励ましてくれたりもしました。なかなか点が取れない時間帯があっても大きな応援をしてくれて、J3にいてはならないというか、J2とかJ1に絶対に行かなくてはいけないサポーターの力があるので、皆さんに背中を押されました。

外山 凌（MF）

――負けられない試合でチームとして良いパフォーマンスが出せました。振り返っていかがですか？

名波さんも先制点が大事とミーティングで口酸っぱく言っていて、先制点を取られましたが誰一人諦めていませんでした。ミーティングで最後に言われた「俺たちは死んでいない」「戦う姿勢を見せる」というところで、みんな諦めていなかったですし、スタジアムの雰囲気も誰一人諦めていなかったのがああいう劇的な勝利に繋がったと思います。

――ドリブルが得意な窪田稜選手にもうまく対応できていたように見えました。

逆に相手は守備で僕についてきて、2度追い、3度追いしていて少し厳しそうだと思っていました。相手に守備をさせて攻撃する時間をなくしたというところが勝因で、そういう駆け引きで勝てていたと思います。

――能動的にチャンスを作れていた中で、押し込んで点が取れていればベストだったでしょうか？

そこはずっと言っているように最後のクオリティのところで、僕も良いボールが上がったり上がらなかったりという感じだったので、もっと良い確率で良いボールを上げられるようにしたいです。中にも「もう少しこういう入り方をしてくれれば」というシーンはあったので、そこをもっと詰めていければと思います。

――難しい試合で逆転できたということは、チームとして良い成功体験になりましたか？

田中パウロ選手だったり篠原選手だったり、出場機会がこれまで少なかった選手がすごく良いパフォーマンスをして、チームとしては誰が出てもいいという状況になっています。出ている選手もポジションなんて確保されていないですし、また新しい競争が始まると思うので、気を引き締めてやっていきたいです。

横山 歩夢（FW）

――きょうの試合を振り返ってください。

（田中）パウロくんが2点決めてくれて勢い付きましたし、チームとしても逆転という今後に向けて勢いが付く素晴らしい勝利だったと思います。

――前半もボールを持って攻撃しながらも、なかなかゴールを奪えずに失点してしまいました。

最後は決めるだけという場面があって、後半に修正しようと思っていました。その中でパウロくんが2点決めて本当に良かったです。

――チームとしても4試合ぶりの得点です。

チームとしても今ここから波に乗っていけると思うので、自分もチームに貢献したいです。やっぱり15点は取りたいですし、それを達成するためにまずは結果を残していきたいです。

――次節・今治戦に向けた意気込みを聞かせてください。

移動が長いアウェイですが、しっかり勝って上位に食らい付いていきたいです。

常田 克人（DF）

――4試合ぶりの勝利になりました。振り返っていかがですか？

相手は攻撃も守備もゆったりしているチームで、僕たちがボールを持つ時間が長い中で、前半からじれずにボールを持てたと思います。それでも前半はチャンスというチャンスが作れなくて、外回しが続いたり、一個飛ばすパスが少なくて相手のブロックが崩せなかったと思います。セットプレーで先制点を取られて、それでも中ではそんなに悪い内容ではなかったですし、落ち着いてじれずにボールを持ちながらやっていこうと話していました。全員あわてずにやれたところで、ピンチというピンチも少なかったと思いますし、取るところで点を取れたので逆転という素晴らしいゲームができたと思います。

――難しい試合で逆転できたということは、チームとして良い成功体験になりましたか？

今までは先制点を取られると難しいゲームというのが数多くあって、その中でもきょうの試合というのは今までと違って、見ている方にも伝わるものがあったと思います。中でプレーしている選手もそれを表現できたと思いますし、こういう試合ができるチームにならないと昇格は難しいです。まだまだ難しい状況ではありますが、あと5試合はもちろん5連勝するつもりでやっていきたいです。

――後半は点を取りにいった中で、DFとしてはリスク管理が求められていました。

ハーフタイムに後ろはじれずに我慢強くやろうと3人で話していたので、それでうまく守備をできて、そこから良い攻撃に繋がったと思います。

――篠原選手が入ったことによる変化はありましたか？

ボールを持つとか動かすのがうまいというのは練習のときからわかっていたので、僕のサイドに替わってくるときにしっかりと高い位置を取ったり、ポジショニングを意識してやっていました。

Daily Ranking