【試合後コメント】第24節 今治戦 ※無料配信
橋内 優也（DF）
――今日は途中出場でした。引き分けとなりましたが、どう受け止めていますか？
もちろんホームだし、自分たちの状況を考えたら勝点3を取らないといけませんでした。だけど、今までだったら（0―1で）そのまま終わっているようなゲームだったので、最低でも勝点1を取れたのは、チームとして一つ進歩しているのかなと思います。
――ご自身が入って3バックになりました。どんな意識を持っていましたか？
3―5―2のアンカーシステムになりました。（マルクス）ヴィニシウス選手は自分たちの守備にとって脅威ですけど、自分たちが前進するときには前残りするので、その2トップの脇から3ボランチの2人が入っていって、前でコンビネーションしたり。人を替えるのとシステムを替えるのは、今週のトレーニングでもチャレンジしていました。
それに加えて点を取られた形みたいに、一発のリスク管理のところ。オフサイドかオフサイドではないかは置いておいて、その形で自分たちは失点しています。後ろに人数をかけて失点しないことも含めて、3枚にしたと思います。一回ヴィニシウス選手に入れ替わられたシーンもありましたけど、出てからは点を取られなくて、自分たちが取れました。最後もゲームをひっくり返せるようなチャンスを作れたのは良かったと思います。
――満足いく結果ではなかったですが、今後も勝点3を目指して続けていくしかないでしょうか？
誰もがこの位置では満足していません。勝点1で良いとは全然思っていません。今年は勝つか負けるかというゲームが多かったので、1でも拾えたのは前向きに捉えたいです。もっとサッカーをうまくなって、もっと守れるように、もっと点を取れるようにチームとしてトレーニングしていきたいです。
菊井 悠介（MF）
ーー何度も非常に良い形を作れてはいたと思いますが、狙いや展開を振り返っていかがですか？？
先制されて難しくなってしまったのは自分たちです。ただ1点返して同点にしたところは少し、本当少しですけど自分たちが成長してる証拠だと思います。
ただやっぱり前半から自分たちのペースだっただけに点を取りたかったですし、もう少し相手の深い位置にボールを運ぶことができればもう少し相手を下げることができたし、そうすればより相手の嫌なバイタルエリアはもっと空いてきたと思います。
5バックで非常に難しい形になったけれども押し込めている展開だったからこそ、もう1個深いところまでボールを運んで、そこからいろいろ崩していきたかったというのは今思うとあります。
ーー相手のライン設定は想定通りでしたか？
最初は想定通りで高かったんですけど、自分たちやっぱりボールを動かすことによって相手もだんだん前から行けなくなっていて、それでディフェンスラインが下がってるように感じました。そこは自分たちがしっかり怖がらずにボールを持った結果だと思います。
村山 智彦（GK）
――引き分けとなりましたが、試合を振り返っていかがですか？
先に点を取られてしまったことが全てだと思います。僕のところで防がないといけない失点だったので、すごく責任を感じています。
――守備陣は最後のところで身体を投げ出していました。
もちろん勝点3を目指してやっていますけど、勝点1でも取るというところでは、そういう細かいことを徹底してやらないといけません。それはシモさん（霜田監督）からも口酸っぱく言われています。やることによって勝点を拾えるというのは、（前節）鹿児島戦でも成功体験を得ています。そこはもっと突き詰めてやっていかないといけません。
――この勝点1をつなげるべく、次節への意気込みをお願いします。
この前の富山とのホームゲームでは0―1で負けてしまって、その試合もチャンスがありながらの敗戦で、すごく悔しい思いをしました。今日に関しては同点に追いつけたのはポジティブなことだし、最後の最後に（滝）裕太が決めていれば、逆転で勝てたゲームでもありました。
次はアウェイで17時のFC大阪戦となれば、すごく暑いだろうし、過酷な環境ではあると思います。それは相手も一緒だし、自分たちは勝点を積んで上にプレッシャーをかけないといけない立場なので、自分たちにしっかりベクトルを向けてやっていきたいです。また1週間良い準備をしたいです。
村越 凱光（MF）
――途中出場となりました。監督からはどんな指示がありましたか？
僕らに流れが来ていたので、どんどんセンターバックからボールをもらってチャンスを作ったり、自分でシュートを打ったり…という指示を受けました。
――約2カ月ぶりの出場となりましたが、どんな思いがありましたか？
本当に特別な思いで、8試合ぶりにアルウィンに立ちました。絶対に結果を出してチームに貢献したい思いはありましたし、サポーターの皆さんに申し訳なかったと思っていたので、気持ちのこもったプレーを見せたかったです。
――第16節・愛媛戦で退場があり、その後はケガもありました。今日はサポーターから期待の声もありましたが、届いていましたか？
最初の挨拶のときに、いろんな人から声をかけてもらいました。全部返すことはできなかったですけど、プレーで、結果で返すことができて良かったです。気にかけてくれるサポーターもいますし、自分が山雅の一員だと改めて実感した試合でした。
2試合出場停止を受けてから、（第19節）八戸戦が次に出られるという中で、そこに照準を合わせて2週間頑張ってきました。そこでケガをしてしまって、またさらにチームに迷惑をかけてしまいました。チームが勝てない中で何もできなくて本当に悔しかったし、自分がケガから戻ったときに何ができるかを考えてやってきました。
――ゴールシーンを振り返っていかがですか？
たまたま自分のところにボールがこぼれてきて、押し込むだけでした。それまでの攻撃の過程だったり、CKの菊井選手のボールの質だったり。それが今日の勝点1に繋がったと思います。
――監督からは気持ちがゴールに結びついたという話もありました。
メンバーに選ばれた昨日から、絶対に結果を出してやるという気持ちで1日臨みました。自分自身のプレーは全然良くなかったですけど、とにかく点が取れて、チームを勝たせることはできなかったですけどなんとか勝点1に繋げられました。次は勝点3を取って帰ってきたいです。
――勝点1という結果についてはどう受け止めていますか？
あと15試合負けないというミーティングの中で、全部の試合が大事な中での引き分けでした。自分たちが最後に優勝争いをしていく中で、大事な勝点1だと思います。ポジティブに考えたいし、良かったのではないかと思います。
――新しい選手も入ってきた中で、ご自身が果たしたい役割はいかがでしょうか？
新しい選手も入ってきてポジション争いも激しい中で、自分がチームにとってどういう存在なのかを改めて実感しました。チームを勝たせられるような存在にならないといけません。今は（小松）蓮くんが支えている感じですけど、攻撃陣みんなで点を取って、どんどん勝っていければ、必ず優勝できると思います。
