【試合後コメント】第37節 讃岐戦 ※無料配信

小松 蓮（FW）

――まずは試合を振り返ってください。

1年間キャンプからやってきたことを出すことにフォーカスしてやりました。チームとしては前からボールを奪ってカウンターだったり、相手陣地に押し込んで攻めるシーンがあって、守備もほとんど隙がなくやれていました。自分のところで仕留めていれば、簡単なゲームだったと思います。

――霜田監督からは、最後のアイデアが足りなかったという話もありました。

相手がああやってブロックを作る中で、僕のところまではすごくボールが来ていました。チームのアイデアというよりは、僕の決定力の部分です。そこは99%自分の責任だと思います。

――昇格の可能性がなくなってしまったことへの受け止めはいかがでしょうか？

本当に悔しいです。悔しくて悔しくてたまらないです。こういう状況にしてしまったのも確実に自分の責任だし、勝てる試合、引き分ける試合に持っていけませんでした。チーム全体というのもありますけど、僕はそういう試合で状況を変えられるポジションにいます。チャンスは大いにあったし、この1年に全てを懸けてきましたけど、悔しいです。

――最終節はどんなパフォーマンスを見せたいですか？

とにかく勝つことだけを見せたいです。自分たちがやってきたことを出せれば、今日みたいにチャンスがあります。そこをFWが決め切らないと勝てないので、メンタルをリセットして、ああいうチャンスを決め切るようなマインドセットをしたいです。チームとしては今日は戦えていたし、チャンスも作れていました。ピンチも少なかったです。今日みたいなサッカーをもう一回やって、大勢のお客さんの前で勝利だけを目指して戦いたいと思います。

山本 龍平（DF）

――今日の試合を振り返ってください。

守備は粘り強く、ピンチもありましたけどなんとか耐える形でした。得点が奪えるチャンスもある中で、ゼロ点というのは非常に悔しい試合です。

――得点を取れそうなときに取れず、勝ち切れない試合も多くありました。目標が達成できなかったことについてはいかがですか？

1年間の目標の優勝だったり昇格が、この試合で消えてしまったのは本当に悔しいです。まだ1試合残っているので、全力でやっていくつもりです。

野々村 鷹人（DF）

――危ないシーンはありましたが、守備としてはある程度は対応できたところもあったように思います。

相手は前を起点に収めることによって攻撃のスイッチが入っていたと思います。そこを潰せば相手の攻撃をシャットアウトできるとトキ（常田）さんとも話していました。そこのリスク管理は少し難しい部分もあったかもしれないですけど、2人で声を掛け合って潰すことができたからこそ、ピンチの数も少なくなったと思います。

――攻撃でも果敢に縦パスを刺していました。個人的には手応えを感じたのではないでしょうか？

ミスを恐れずにやろうと自分の中で決めていました。チャンスがあれば（縦パスを）刺しますし、ミスをしても自分でカバーすればいいというマインドでやっていました。そういうパスを積極的に出して、攻撃のスイッチを入れられればと思っていました。

1年を通してそこは個人として成長できた部分でもあります。それを教えてくれたスタッフや仲間には感謝しています。もっと伸ばしていきたいし、セットプレーでチームを助けたい気持ちもあります。ああいう苦しい展開の中で自分が助けられるような選手になれれば、もっとチームの力になれると思います。

――最終節はどんなパフォーマンスを見せたいですか？

昇格はもうなくなってしまいましたけど、だからと言って手を抜くのは違います。ここまでたくさんの方が応援してくれました。その期待に応えるために、1年間やってきたことの積み重ねを最後の試合で見せたいです。ただ良い試合をするのではなくて、感動させるような試合をすることがサポーターへの恩返しだと思います。 結果としては個人、チームの力不足ではありましたけど、勝って終わることが大事です。どうやって勝つかを考えて準備したいと思います。

藤谷 壮（DF）

――スコアレスドローという結果はどう受け止めていますか？

守備面で（失点）ゼロに抑えられたのはよかったです。点を取れなかったので、また課題が残る試合でした。

――得点を取れそうなときに取れず、勝ちきれない試合も多くありました。目標が達成できなかったことについてはいかがですか？

勝てる試合で勝ちきれなかったり、引き分けられる試合で負けることが多くありました。そこをしっかり勝ちだったり引き分けに持っていかないと、昇格は難しいと思います。また今年の経験を生かして、来年につなげていきたいです。