【試合後コメント】第22節 北九州戦 ※無料配信
菊井 悠介(MF)
――勝点1という結果に終わりました。振り返っていかがですか?
結果にふさわしい内容だったと思います。自分たちにも相手にもチャンスがありましたけど、「こういうギリギリのゲームをモノにしよう」と話して入っていました。松本と気候も全然違ったし、いろんなアクシデントがある中でも選手たちは90分間走り抜きました。こういうゲームで自分が点を取ってチームを勝たせられるように、また練習したいです。
――暑さの影響というのは、特に後半はありましたか?
今年で一番キツかったです。気候もそうだし、相手のホームの圧力も感じました。自分たちも今日来てくれたサポーターのおかげで走れたので、助けてもらえました。
――90分を通しての試合運びについてはいかがですか?
自分たちの流れのときに点を取れるようにしたいです。ああいう少し押し込まれる展開の中では、カウンターで仕留めるのも絶対に必要です。そこの両方を持ちながら、ああやって失点しなければ最後まで自分たちにチャンスはあります。今日みたいな守備を続けていく中で、攻撃のところでもう少し崩しを出せればと思います。
――最後まで集中を切らさずに守れたことは、ポジティブに捉えられますか?
久しぶりにシュートをたくさん打たれたゲームではあったと思います。負けた試合でもほぼシュートを打たせていなかったですけど、今日は打たれてしまったので、チームとして修正するところはあると思います。
――攻撃では最後にボールが合わないシーンも見られました。
僕が前を向いたときに誰もいなくて、自分が行くしかないところはありました。本当はそこでスルーパスを出すのが一番得意だし、自分を評価できるいちばんのポイントでもあります。そこが今季はほぼ出せてないのがもどかしいところです。
米原 秀亮(MF)
――選手によってもこの勝点1の受け止め方は変わると思いますが、ご自身としてはどう受け止めていますか?
どっちつかずの展開でしたけど、最後は押し込まれたところもありました。点を決められるチャンスもあったので、そこは決め切りたいと思いました。
もっとできたと思います。効果的な縦パスを入れたり、サイドからも攻められると思いましたけど、それをなかなかできませんでした。そこは反省するところだと思います。
――攻撃をうまく表現できなかったのは、相手が中を締めてきたところもあるのでしょうか?
相手のセンターバックに対して空中戦が上回れるのはわかっていました。下から繋ぐのもそうですけど、サイドからクロスを上げたりして、効果的にできていたところもあります。自分たちがもっとボールを持って、こういう暑い中でも攻撃しながら休むことはできたと思います。
――後半は相手がロングボールを使ってくる中で、セカンドボールを拾われ始めた印象もありました。
少し間延びしてしまった部分もありました。僕の周りが一人というところで、そこで拾われる部分は多かったです。自分も含めてもっとコンパクトにしないといけないし、前に押し上げてもよかったと思います。
――次節の福島戦に向けて意気込みをお願いします。
勝ててはいないですけど負けてはいないし、こういう負けない試合を増やすことも大事だと思います。次はしっかりホームで勝てるように、良い準備をしたいです。
野々村 鷹人(DF)
――無失点で試合を終えることができました。試合を振り返っていかがですか?
ペナルティボックス内に侵入されるシーンは多かったですけど、最後に身体を張って守ったり、(大内)一生が止めてくれたりしました。やらないといけないことができるようになってきたと思いますけど、そこで勝ちきれない。決定機はあったと思いますけど、そこをモノにできないというのはチームとして足りないと思います。
0―0で満足いくゲームではなかったです。どうにか1点を取って逃げ切ることをしていかないと、上には食らい付いていけません。もっと改善策を探していきたいです。
――松本とは比べものにならない暑さの中で、サポーターの声援も後押しになったのではないでしょうか?
九州という遠い地にあれだけのサポーターが来ることは、J3では絶対にないと思っています。その期待に応えて勝点3を持ち帰りたい気持ちは強かったし、ああやって押し込まれても支えてくれるサポーターがいるからこそ、勝点3を取りたかったです。あそこからどうにかして、勝点3を取れるようにしていきたいです。
――次節の福島戦に向けて意気込みをお願いします。
次節が終わると少し間が空きます。まずは福島を相手に勝点3を取るために、今日から切り替えてしっかりと修正して、しっかり勝点3を取りたいです。
藤谷 壮(DF)
――後半からの出場となりました。振り返っていかがですか?
同点だったのでまずは守備から入ろうと思っていました。チャンスがあればしっかり攻撃参加して、チャンスメイクも狙っていました。なかなかボールを繋ぐことも難しかったので、少ないチャンスの中でどうしようかと考えながらプレーしていました。
――前半はチャンスを作れていましたが、後半はどのあたりに難しさを感じましたか?
後ろで落ち着いて繋ぐことができずに、蹴ってからのセカンドボールを拾っての攻撃になっていました。どこのパスルートを選ぶのか、難しい部分はあったと思います。
キク(菊井)だったり(安永)玲央の斜めのルートは見えていたと思います。そこは引き続きコミュニケーションを取りながらやっていきたいです。
――最低限の勝点1を取りにいった部分もあったのでしょうか。
最後の最後は相手が長い間ボールを持っていて、押し込まれていたところはありました。そこで最低限の勝点1を取りにいかないといけないと思っていました。
CKだったり少しボールが切れたときもそうだし、飲水タイムからはしっかり全員でコミュニケーションを取れていたと思います。守りに比重を置くわけではなかったですけど、「(失点)ゼロでいこう」という話はしていました。
まだまだ改善できると思うし、これで満足はしていません。もっと自分たちがボールを持ってサッカーができるようにやっていきたいです。