【試合レポート】第26節 岐阜戦

取材日:2024年8月31日

  岐阜 0-1 松本

岐阜メモリアルセンター長良川競技場/3,676人
得点【松】樋口(26分)
警告【岐】粟飯原【松】安永、佐相

ハードワークで上回り 岐阜破って8位浮上

【評】山雅は第5節岩手戦以来、21試合ぶりの“ウノゼロ”とした。前半から球際の強さで上回るなどし、ボールを回収してテンポよく繋ぐ。そして26分、村越のロングスローからニアで常田が角度を変えると、ファーの樋口がねじ込んでネットを揺らした。後半は冷や汗をかかされるシーンもあったが、GK大内の好判断などで切り抜ける。最後まで隙を見せずに試合をクローズし。10勝8分8敗(勝点38)とし、8位に浮上した。

球際、切り替え、ゴール前 労惜しまず圧倒

激しい風雨の後に、珠玉の白星が待っていた。

山雅は前半にロングスローの流れから得た1点を守り切り、岐阜を下して白星。技術のクオリティが高い相手に対し、ハードワークで上回ってねじ伏せた。「みんな本当にハードワークをしてくれた」と霜田監督。前節で浮き彫りになった課題をクリアしての勝利となった。

ハードワーク。
無惨に敗れた前節を踏まえ、改めて強調されたキーワードだ。

「(前節の)富山さんがハードワークでの強みを生かしてやってきたことに対して、僕たちは何もできなかった。僕たちが足りない部分があの試合ですごく明白になった」と菊井。自身もキャプテンとして、「あらゆる面でのハードワークが必要だ」とチーム全体に発信したという。

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