【一問一答】早川 知伸新監督 就任記者会見 ※無料配信
小澤 修一社長 本日はたくさんの方にお集まりいただき、誠にありがとうございます。クラブとして2024シーズンの悔しさをバネに、もう一度挑戦していくということが必ず求められるところだと思っています。その中で今回はスポーツダイレクター(SD)、そして新監督をお迎えすることになりました。これはクラブとして非常に大きな決断でした。
下條(佳明)前SDはこの2年間、クラブには3年間在籍していただきました。彼と一緒にいろんな話をしながら、クラブが求める姿、ありたい姿を求め続けた時間だったと思います。そういう意味では、この信州という地にフットボール文化を根付かせるための活動を一緒にしていただいたと思っていますし、そこに関しては感謝申し上げたいと思っています。
2年間の中で本当にいろんなことを話しながらここまで進めてきました。松本山雅としてどういうフットボールを求めていくのか。信州にどういうフットボール文化を根付かせていくのか。そうしたことをずっと話していく中で、次のステップに向かうことで合意させていただいて、新しいSDの都丸(善隆)さんに来ていただくことになりました。
次のステップに進んでいかなければいけないということで、SDを誰にするかは私たちにとって非常に重要なミッションでした。夏過ぎくらいから本格的に動き始めて、いろんな方と会話をする中で、フットボールのトレンドをしっかり押さえていること。それをしっかり表現できること。編成や監督、現場の方たちとも円滑にコミュニケーションを取れることなど、いろんな要素を踏まえた上で、我々は都丸さんにこの職をお願いすることになりました。
新監督についてはSDが決めるべきだというのが我々の信念でもありましたので、そこも含めて今回の流れになっております。今日は早川(知伸)新監督にも来ていただいて、来年どういったものに取り組んでいくかということをお話させていただければと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。
都丸 善隆SD 2025シーズンよりSDを務めます、都丸と申します。私はスカウトを19年間やってきました。その19年という時間は、「良いサッカー選手とは何か」を考え続けてきた日々でもあります。サッカーにおいて技術的なこと、戦術的なこと、それらの要素が重要なのは私が言うまでもありません。ただそれより根底に、ベースのところにもっと大切なものがあると感じています。
それはサッカーに向き合う動機付けの強さ、勝利に向かうエネルギーの強さ、勇敢に戦う姿勢、責任感の強さ、そして最後まで諦めないメンタリティ。そういった精神的なたくましさがベースにあるべきだと考えています。そのような選手が苦しい状況で本当に頼りになり、そのような選手が多いチームが難局を乗り切り、力強く前進していけると考えています。
私は松本山雅にも以前からそのようなチームのカラーがあると感じてきました。ひた向きに走る、ユニフォームを汚して戦う。最後まで諦めない。そのような姿勢にサポーターの方たちは共感し、感情移入し、一緒に戦ってきてくれたのだと考えています。スカウトとして培ってきた経験、そして松本山雅の根底に流れるたくましく戦い抜くといったチームのカラー。そのようなものをリンクさせた中で、チームづくりができるのではないかと考えています。
2024シーズンは昇格をあと一歩のところで勝ち取れず、非常に悔しいシーズンになりました。そんな中、2025シーズンには早川監督をヘッドコーチから昇格させ、監督として指揮を執ってもらうことになりました。早川監督には昨シーズン、チームを支えてきた経験があります。そのような経験をチームの中で生かしてほしいと思っています。
具体的には、これからお話する3つのことを期待したいと思っています。まず1つ目は、霜田(正浩)前監督が培ってくださった良いものを継承していくこと。2つ目は攻守のバランスを整えてもらうこと。特に守備の再構築。3つ目は今いる選手たちの持ち味を存分に生かしてもらうこと。チームを支えてきた早川監督には、それができると確信しています。
その3つの要素をグラウンドの中で実践していただき、チームの力を発揮することができれば、J2昇格は必ず現実のものになると考えています。
早川 知伸監督 来シーズン監督を務めさせていただきます、早川知伸です。まず最初に、小澤社長、都丸スポーツダイレクターをはじめ、関係者の方々に自分を推薦していただき、監督を務めさせていただくことに感謝したいと思います。そして家族が理解を示してくれたことも強く感じてますし、監督就任にあたって大きな責任、強い覚悟を持ってこの場に来させていただいています。
来シーズンは昇格ということにすべてをかけて、全力でやっていきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。
――監督就任のオファーを受けた時期と、受けたときの心境を聞かせてください。
早川 監督のオファーをいただいたのは、12月の中旬だったと思います。(J2昇格)プレーオフが終わった後になります。小澤社長と都丸さんと都内でお会いして、オファーをいただきました。
本当に感謝というか、うれしい思いでいっぱいでした。山雅に2年前に来たときから、このクラブの魅力をすごく感じていました。横浜FCというクラブに長く在籍していたところから、新たなところに飛び立つ中で、すごく魅力を感じてここに来させていただいた経緯もあります。
(監督就任のオファーは)すごくうれしく思いましたし、それに伴って責任というか、覚悟もすぐに湧いてきました。
――リリースのコメントでは、松本という街に対する魅力も話していました。具体的にはどのようなものが言えますか?
早川 やはりこのクラブを支えてくれているスポンサーやステークホルダーの皆さまはもちろん、サポーターの皆さんが一番の魅力のクラブだと思っています。J3でも2024年シーズンは平均入場者数が8,000人を超えているというのも、なかなかないクラブではあります。こんなクラブはないというのが一番感じているところです。
応援の強さはもちろんですが、温かさというのは他にはない、ぬくもりのような温かさを感じています。
――攻守において主体的なフットボールというのも掲げていましたが、どのような構想を練っていますか?
早川 コメントにも出させていただきましたが、「主体的」という部分に自分はすごく重きを置いています。自ら考えて、自ら行動する。「自分が」というところにすごくフォーカスしたいと思っています。
それは自分自身ももちろんそうですし、選手もスタッフも、そして会社の人たちも含めて、「自分で考えて行動を起こす」という主体的なものを出してほしいと思っています。ピッチの中も外もともに考える中で、特にピッチの中では自分の考えるサッカースタイルもそうですが、勝つためにというところがすべて。勝つために自分は今何をするべきなのか。どんなプレーをしないといけないのか。
それを選手たちが理解できれば、より躍動的に、前に進んでプレーできると考えています。攻撃的なのか守備的なのかと言うような偏りの話をすることはできませんし、都丸さんとお話を重ねる中でも、やはり攻撃・守備は両方とも一体化していると思っています。そのバランスを取りながら、勝利に最短の道を考えなければならないと考えています。
具体的な自分たちのスタイルは、霜田さんが2年間作り上げてきたものは間違いないですし、今まで自分が培ってきた、経験してきたものを大事にしながらやっていきたいと思っています。ボールを握ることもしたいですし、とはいえボールを握るだけではなくて、前に進むことももちろんしていきたいところではあります。
やはりアグレッシブに、躍動的に、最後まで走り切るというプレーを求めて選手たちとやっていきたいです。
――2024シーズンはあと一歩のところで昇格を逃しました。ヘッドコーチという立場での受け止めと、それをどのように2025シーズンに生かしていきたいですか?
早川 2024シーズンは、やはり最後の最後にあのような形になってしまって、本当に残念という言葉しかないです。ただ、本当によく見れば、まだまだ詰めが甘かったのではないかと思っているところもあります。そこには自分も多くの責任を感じています。
その「詰めの甘さ」みたいな部分は、純粋にもっと戦えないといけないし、もっと走らないといけない。もっとベースの部分で躍動して、最終的には自分たちが守り切るだけのところで、メンタル的にも肉体的にも足りなかったとすごく感じています。
それも踏まえて自分が考えるものとして、来シーズンはベースとして「走り切ること」ももちろんそうですし、「戦う」というところも当たり前ですけども、ベースの部分は大事にしたいと思っています。
ただ単に守る、戦うというメンタル的なところだけではなくて、そこに必要なロジック、自分たちのプレーモデルをしっかりと明示しながら、それがなぜできなかったか。選手だけのせいではなくて、自分たちもいろんな術を考えながら、効率よく、確率高く勝利に持っていける形を取りたいと思っています。
具体的なシステムとか自分たちのスタイルとか明示できるものはありますけど、そこはまた少し時間をおいてお伝えさせていただければと思っています。
――走り切る、戦うという部分を表現しきれない試合もあったと思います。それを日々のトレーニングから蓄積していくというイメージになるのでしょうか?
早川 間違いありません。一番自分が大事にしたいところで、ピッチの上、特に練習のところはすべて試合に出ると思っています。やはりプレーの強度は強く引き上げていきたいと感じています。
特に攻守の切り替えというのは、現代サッカーの中ですごく重要なタスクだと思っています。そこにもしっかりフォーカスして、そこに対して毎日のトレーニングでの習慣化を目指して、選手たちが自動的に、勝手に身体が動くような強度を求めていきたいと思っています。
――横浜FCに長く在籍されていた中で、松本山雅FCに来て2年を過ごしました。この2年で、ご自身の指導に対する考え方は変わってきた部分もあるのでしょうか?
早川 クラブが変わって、山雅のスタイルも含めて、自分の中で指導の変化はありました。一番変化があったと思うのは、厳しさ。自分もまだまだ甘かったと感じているところはあります。来シーズンは自分が先頭に立って、厳しさというところを伝えていきたい。しっかり方向づけしてやっていきたいと考えています。
――小澤社長にもお伺いします。信州にフットボール文化を根付かせるという話もありましたが、具体的にはどのようなものを目指していきたいと考えていますか?
小澤 フットボールのスタイルはトレンドもありますし、日々変わっていくものだと認識しています。ただ、その中で土台として大切にしたいのは、今早川監督に言っていただいたところで、やはり最後まで戦い切る。メンタル的なベースの部分はしっかり大事にしていきたいと改めて思っています。
どういったものを大切にしていくか、どういったものを積み上げていくかという部分は、我々も一緒に考えなければいけませんが、SDの役割がすごく大きな部分もあると思います。今回は都丸さんにも来ていただいたので、ここでしっかり話をしながら、その上で早川監督に依頼をしていくというところになります。
――早川監督は過去にも昇格に携わった経験がありますが、上に上がるためには何が必要だと感じていますか?
早川 簡単に一言で言うことはなかなかできないですが、自分の経験だけで言うと、「自信」だと思っています。その自信というのは、個人の中での自信というのももちろんそうですし、チームにとっても自信があれば昇格できると思っています。
自分の選手での経験ももちろんそうですし、指導者としても経験している中ではありますけど、やはり個人の自信が大きくなれば、チームとしての自信にもなります。チームが勝っていけばそれが自信にも繋がりますし、そういうところの自信は間違いなくあると思っています。
そのために何をどうするのかを、自分たちが考えなければならないと思っています。ただ「自信をつけろ」と言っても自信が出るわけではなくて、自分がどう自信をつけていくか。練習なのか、試合なのか、結果なのか。そこは自分たち次第だと感じています。
――編成も重要になってくると思いますが、監督からも都丸SDとコミュニケーションを取っている部分はありますか?
早川 もちろんです。チームの編成のところは都丸さんと私と、小澤社長も含めてみんなで協力して編成してもらっています。もちろん自分の中からオーダーも出させてもらっていますし、都丸さんは長くスカウトとして活躍されていたので、人脈も繋がりもしっかりとある中で、しっかり見る目も持ちながらやっていただいています。そこはしっかりとすり合わせしながら厳選しているところではあります。
――都丸SDにお伺いします。山雅の試合を外から見てきた中で、良い部分と足りない部分を挙げるとすればいかがでしょうか?
都丸 2024シーズンは松本山雅の練習にお邪魔したことはありませんでした。試合をスタジアムで見るという機会もなかったですけど、特に終盤戦に関しては映像で見させていただきました。
霜田監督のもと「プログレッション」というキーワードで、攻撃的なサッカーを志向されてきたシーズンだと聞いています。その中で攻撃に関するスタッツ。1試合の平均パス数は415本で、リーグの中で12位とそれほど多くないですけど、平均枠内シュート数は5本で1位というデータが出ています。
これはパスの本数が少ない中でも、効率的にシュートに至っている。霜田監督の志向されていたプログレッションが体現されていたと捉えています。反面、守備に関しては1試合あたりの1対1の勝利数が19位。タックル数に関しては20位と、低い順位になっています。
これは一人一人の守備の強さとか能力ということだけではなくて、チームのバランスを崩してしまっていたシチュエーションがあったのではないかと考えています。そのあたりを早川監督に修正していただきたいと考えています。
――これまでセレッソ大阪のスカウトとして、多くの若手選手を見てこられたと思います。中長期的に見て、地方クラブを強くするためにはどのようなことが必要だと考えていますか?
都丸 私はスカウトを始めて約20年になりますけど、始めた頃は地域によるレベルの格差がもっとあったように感じています。例えば昔から言えば広島ですとか、静岡、埼玉あたりは昔から「サッカーどころ」と言われていましたが、今は地域の格差、レベルの格差がなくなってきていると思っています。
そう考えると、長野県、松本の中にも可能性のある選手は確実にいると考えています。そういう選手たちをしっかりと発掘して、松本山雅のアカデミーの中に獲得していく。そして高校からトップチームに獲得していく。そのようなことは力を入れて続けていかなければいけないことだと思っています。
私がスカウトを続けてくる中で感じていることは、技術的なこと、戦術的なことが大事なのは言うまでもないですけど、やはりサッカーが大好きで、サッカーで自分を表現したい。サッカーで世界に出ていきたい。そういう動機付けの強い選手、それが根底にある選手が良い選手になっていくと思いますし、伸びる選手だと思っています。
そこはスカウトのメンバーともイメージを共有しながら、スカウト活動に引き続き力を入れていきたいと考えています。
――2026シーズンは秋春制への移行に伴い、昇降格がありません。2025シーズンに昇格することが重要になってくると思いますが、J3での4年目に向けて想いを聞かせてください。
早川 昇格はシーズン移行に関係なく重要なタスクだと思っていますし、自分にとってのミッションだと思っています。なので、その先のことは考えているところではありません。そのミッションに伴って、自分がやるべきことを2年間で考えたり、積み上げたりしている部分をリーダーとして表現していきたいです。
都丸 2025シーズンは昇格が「目標」ではなく、「ノルマ」になると思っています。中期的なイメージで言えば、2025シーズンに昇格をして、2026年のハーフシーズンはポテンシャルのある若い選手も在籍していますし、そういう選手たちにのびのびとチャレンジできるシーズンという位置付けで考えています。
昇降格がないので、若手の選手のチャレンジ。あとは攻撃的なサッカーの発展。そのあたりに大胆にチャレンジできるシーズンになるんじゃないかと考えています。
――昇格に向けて金額を投資していくというのも意識されているところでしょうか?
都丸 予算に関してはいつも小澤社長に相談しているところです。限られている部分もありますが、2024シーズンに骨格を担って戦ってきてくれた選手たちは、2025シーズンもそのままチームに残ってくれる予定で動いています。その選手たちをベースにしながら、足りないポジション、補強が必要なポジションもいくつか自分のイメージを持っています。
適材適所で、金額もそれほど高くなくて力を発揮しきれていない選手。ゲームの機会があれば伸びていく選手。そういう選手を獲得したいと思っていますし、若い伸びしろのある選手だけではなくて、J3のタフなシーズンの中で順風満帆に行くことばかりではないので、経験豊富な選手に入ってもらう。難局のときにチームを鼓舞してもらったり、経験を伝えたり、底上げしてもらう。困難を乗り越えていく。そういうパワーをチームに注いでほしいと考えています。
――ホーム開幕戦が長野との信州ダービーになります。そこに向けたチームづくりについて、意気込みを聞かせてください。
早川 ホーム開幕戦が信州ダービーというのは知ってはいますけど、自分たちが置かれている立場から言えば、やはり開幕のところ。第1節が後に来る形にはなりますけど、第2節、第3節も含めて、最初の連戦で自分の考えるチームが進んでいけるかがキーワードになってくると思います。
その3試合でいかに自分たちが勝点を持ちながら、ホームに帰ってこられるか。信州ダービーでホームの力、皆さんの力を借りて、全力で勝利できることが一番の理想ではあります。
――トップチーム強化本部の体制は、どのようになっていく予定でしょうか?
小澤 現状は下條SD、三島(俊孝)サブダイレクターの退任が決まっています。ここから先の体制については、都丸SDと話をして構築していく形になりますが、パウリーニョも含めて引き続きやっていただくイメージをしています。あとは都丸さんの考えと、それを補完する意味で体制を組んでいきたいと思っています。
――都丸スポーツダイレクターにお伺いします。早川監督をヘッドコーチから昇格した理由を聞かせてください。
都丸 冒頭の挨拶でもお話しした通り、今シーズンはヘッドコーチとして霜田監督を支えてきた経験があります。選手のことも深く理解していますし、霜田監督のプログレッションというキーワードで取り組んできたサッカーも理解しています。その継続性というところは、早川監督に大きく期待しているところです。
そして2024シーズンの課題として、少し失点が増えてしまった。守備の部分をしっかり構築できなかった。そこは早川監督はDF出身ですし、バランスを整えたり、守備を構築するアイデアを持っています。そのあたりをグラウンドの中で発揮していただくという期待を持って、監督として指名させていただきました。
――早川監督は2024シーズン、コーチとして良かった時期と苦しかった時期も経験しました。その際のコーチとしての経験をお聞かせください。
早川 シーズン中頃は自分たちがなかなか勝点を拾えない状況がありましたけど、自分たちの立場から監督と話したり、コーチングスタッフとの会話の中で、やはり守備の構築は必要だろうとディスカッションしていました。それがなかなか形というか、結果に繋がっていかないところもありましたけど、そこでの苦しみが最終的には終盤のところで粘り強く頑張れるようになったと感じています。そこからの成長というのも、クラブの成長だと感じていたところはありました。
シーズン終盤に関しては、選手たちが自発的にいろんな物事を考えられるようになったり、いろんな話をする中で合わせることがすごくできるようになってきたと感じています。自分自身は大きなアドバイスをして、自分がこうやって構築して改善したとは思っていないです。選手たちがすごく成長して、主体的に自分たちから守備を頑張るというところで、システムも変更して5連勝したというのも事実としてあります。
チームとしてどうしていくかというのは、霜田前監督がしっかりと提示しているところでもありました。そこで選手たちは崖っぷちの状況から、やはり自分たちで守備をしないといけない。5バックで守らないといけない。現実路線として負けないサッカーをする中で、勝点を取っていかないといけない状況に追い込まれたタイミングで、チームとして同じベクトルを向いて進めたこと。一つの方向になったことで、結果的にあのような形になったと感じています。
選手が求めているもの、こちらが求めているもの。方向を定めて進めていかなければならない…と、今シーズンの最後のほうで感じたところはありました。選手たちの成長、それぞれの主体性を持ちながらやってくれたことはすごく感じました。