【キャンプレポート】いざ鹿児島入り 完成度を高める14日間へ ※一部無料

第2次鹿児島キャンプ第1日が3日、鹿児島県立鴨池補助競技場でスタートした。16日までの14日間、例年通り温暖な鹿児島市を拠点にトレーニングを積んで開幕に備える。前日まで移動などがあったことを踏まえ、初日は30分ほどのリカバリー。身体をほぐして回復に努め、4日から本格化するトレーニングに備えた。

串本(和歌山)での8日間のキャンプでは攻撃→守備の切り替えを中心に、チームの根幹部分を植え付けてきた。実際にトレーニングマッチでもその改善が見られている。鹿児島では攻守とも細部を作り込みながら、ゲーム体力をつけていきたい考え。

30日〜1日の3日はオフや松本市内でのトレーニングなどがあり、2日に鹿児島入り。移動明けとなったこの日は軽めのジョギングなどにとどめ、選手たちからはリラックスした表情もこぼれた。

このほか練習には、2021途中〜22年に指揮を執った名波浩元監督(日本代表コーチ)も来訪した。同郷で清水商高と順天堂大の5年後輩に当たる早川監督を激励。当時から在籍している選手たちのほか、山本康裕、高橋、小川など元磐田の面々とも旧交を温めていた。

早川監督と選手2人(村越、チアゴサンタナ)のコメントをお届けする。


早川 知伸監督

――ここまでの成果や課題などを改めてどのように整理していますか?

自分たちがやろうとしていた切り替えの部分とかが意識的にできて、効果的になっている部分もあります。僕自身ももちろん手応えはあるし、選手たちも手応えはあると思います。ただ体力的に落ちてきたところとか、守備ではめきれない部分、そろえ切れない部分もありました。そこは想定内の課題でもありますけど、一番はコンディション。体力面をこのキャンプで上げていく。あとはもう少し細かな原則も含めた守備もやっていかないといけないと考えています。

――攻撃の細かな落とし込みも進めていくイメージでしょうか?

そこもやっていく必要があります。最終的にはゴールを奪うところにどう持っていくかですけど、やはりペナルティエリアに入っていかないといけないし、そこはもっとこだわる必要があります。どうしてもそこに行けないとゴールは奪えないし、確率論もあると思います。

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