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【キャンプレポート】キャプテン&副キャプテン決定 3人の思いは ※一部無料
第2次鹿児島キャンプ第4日は6日、鹿児島県立鴨池補助競技場で午前と午後の2部練習を行った。守備にフォーカスしてハードに追い込んだ一日。この日はキャプテンに菊井、副キャプテンに山本康裕と大内が就任することも発表された。
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菊井は2年連続でのキャプテン。2月3日に早川監督から打診されたという。「監督は自分しかいないと言ってくれましたし、(昨季の)自分のキャプテンとしての振る舞いを評価してくれた。それは素直にうれしかったし、僕しかいないと言われたらやるしかない」と明かす。
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右腕の一人は指導陣の意見と菊井のリクエストを総合して山本康裕を任命した。もともと立場があろうとなかろうと範を示すタイプで、実際に「自分がやるべきことは変わらないし、キャプテンであろうがなかろうがそういう立ち振る舞いをしてきているつもり」と話す。
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とはいえ補佐する役回りを明確に期待された形でもあり、「自分で特にこうしたいというのはないけれど、キク(菊井)のサポートができればいい」と話した。
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そしてもう一人の副キャプテンは大内。GK陣4人の中では最年長で、早川監督は「(大内)一生は責任感を持ってやっているGK。肩書きをつけることでよりそこを強くして、周りへの影響も出してもらいたいと考えた」と説明する。
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自身にとっては横浜FCユース時代以来となる副キャプテン。「試合中にうまくいかないことも絶対あると思うけれど、そういうときに自分の声がけとか取り組み方でチームに示していきたい」と意気込みを語った。
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この日のトレーニングは午前・午後とも守備がテーマ。タイミング良くボールホルダーとの距離を詰めて選択肢を限定し、意図的に奪う。連続性を持って動き、ラインを越えられたら戻る。セッションが進むごとにフィールドを広くし、現象を確認した。
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午後の最終セッションではほぼフルサイズのピッチで10対10。早川監督は「まだまだ浸透しきれていない部分もある。人数を増やしたり制限をかけたりして、それを取り払ったらどうなるか。選手たちは意識的にやってくれて、思い描いたようなゲームになった」と一定の満足感を示した。
早川監督と正副キャプテン3人(菊井、山本康裕、大内)のコメントをお届けする。
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早川 知伸監督
――キャプテンは菊井選手に決まりました。人選の狙いはいかがですか?
チームの中心にある選手で、ピッチ内外で影響力があるというのが一番です。去年の悔しい経験を知っているのも大事だし、そこを忘れてはいけない。それを一人で背負う部分も多かったと思います。去年は初めてキャプテンをやって、その経験を今年も生かせるし、自分で考えてできる選手でもあります。
キク(菊井)自身の成長にも繋がると思います。責任感もあるし、信頼もしているというところでお願いしました。もちろんプレー面で引っ張ってもらえるところもあると思います。
――副キャプテンは大内選手と山本康裕選手になりました。
(大内)一生は責任感を持ってやっているGKなので、肩書きをつけることでよりそこを強くして、周りへの影響も出してもらいたいと考えました。思ったことを常に言葉にする選手で、一生懸命声を出して盛り上げながらやっているのも見ています。
あとはGKなので、責任は大きくあると思います。それが副キャプテンになったことで、責任をもっと強く感じてやってもらいたいと思っています。「自分のことだけじゃない」というところで、彼自身の成長にもなると思います。
期待は大きいし、去年は自分自身がミスをしてしまって…というところも大きく感じていると思います。そこを払拭してもらいたいという期待もあります。
(山本)康裕はしっかりと周りを見ながら、チームのことを俯瞰的に見ることもできるのが一番です。もう一つは菊井をサポートできるところにフォーカスして、こちらも人選する中で、キクと相談しながら決めた部分もあります。
もちろんスタッフ間で相談した中でも、康裕はもちろんいいと思っていました。ただ、康裕自身はやりたがらないんじゃないか…というところも含めてです(笑)。そこもキクと話をしながら、キクの一番近くに置くのが誰がいいかという中で、康裕というオーダーもあって決めました。
本人もその理由を含めて受けてくれました。やってくれると思います。