【キャンプレポート】悪天候に悩まされつつも 進む攻守の構築 ※一部無料

第2次鹿児島キャンプ第5日は7日、鹿児島県立鴨池補助競技場で午前練習を行った。当初は2部練習の予定だったが、強い風雨のためトレーニングを中止。午前は攻守両面が統合されたメニューを消化し、ディティールを描き込んだ。

5日目になっても鹿児島は肌寒く、空模様は不安定なまま。午前は晴れ間がのぞいたと思えば雨がぱらつくような天気のもとでのトレーニングとなった。予定としては2部練習。雪の影響で進行が変わり、連日のハードスケジュールとなっていた。

普段通りフィジカルメニューで身体を起動する。パスアンドコントロールからスモールフィールドの6対6などを行い、最終的にはほぼフルサイズのピッチで10対10。主に前線からのプレスのかけ方や、奪い切るための手法にフォーカスした。

一気にリスクを負うハイプレスではなく、限定しながら狙いを持って囲い込む手法。中央への差し込みは特に警戒しながら、「意図的に」奪うことを最善とする。ボールホルダーにアプローチする上では特にタイミングを重視する。

「前線がしっかりスイッチを入れた中で、細かい部分を整理してくれている。基準がしっかり提示されているので、意識が格段と上がる部分はある。そこはポジティブだと思う」と安藤。山本龍平も「本当に『堅いな』という印象。僕も失点したくないので、言われていることを忠実にできている」と話す。

午後練習の前には8.4m/sの強風と横殴りの雨。急きょトレーニングを取りやめ、選手にとっては望外のレストとなった。

選手2人(安藤、神田)のコメントをお届けする。


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