
【試合後コメント】早川 知伸監督 第6節 相模原戦 ※無料配信
――本日の試合の総括をお願いします。
まずホーム開幕戦で勝利できたことをうれしく思っています。それに対してやはり今日も8,800人以上の多くのサポーターが来てくれて、大きな後押しをもらったところでの勝利になりました。
最後は本当に苦しい状況も時間帯もあった中、たくさんの応援で助けられたと思っています。選手たちは最後まで(試合終了の)笛が鳴るまでしっかり戦ってくれました。すごく評価できると思います。
――まず中止になった信州ダービーの週から3バックで用意をしてきました。改めてこの場でその狙いと、トライしての手応えや課題などを聞かせてもらえますか。
最初の4バックでスタートしてるところから、自分たちがもう少しシステム的な側面で優位になれる部分を少し考えていた中で変更しました。
一番は両サイドをもっと効果的に使いたい。ウイングバックを置くことでより幅を取る中でサイド攻撃をより多くしていきたいという意図がありました。
その中でも、やはり選手たちのコンディションや(ケガ人などの)状況も含め、現状の編成の中で変更を余儀なくされた部分も現実的にはあります。
ただ現実4バックなのか5バックなのかによって「やること」は多少変わるものの自分たちが「やるべきこと」、プレーモデルの部分は変わらずにやっていくところです。
今回は変わりましたけど、もしかしたらまた4バックに戻る可能性がないとも言えません。ただ2週間準備してきた中で、ある程度想定内のことの中でしっかりとできたところはすごく評価できると思っています。
――最終ラインに3枚いるからこそ、(3バック左右の)杉田選手や野々村選手が前に人を捕まえに行って攻撃に転じていました。サイドの使い方も含め、メリットの方が多く出たようにも見えましたがいかがでしょうか?
やはり相模原さんのやり方もある中だったので、その中でしっかりと自分たちがどこでボールを奪いにいくかを明確に選手たちも分かっていました。
奪った後のショートカウンターもしくはロングカウンターも含めてですけど、それから攻撃に出て行く時に切り替えができた部分もあったと思っています。そうした部分が整理できたり選手たちの特徴も含めてできたことで成立した部分は多くあって、メリットがあった試合だったと思っています。
――今までの試合は70分以降にスペースが生まれてしまって押し込まれていました。今日もそういった展開になりはしましたけれども、しっかりクローズし切れました。
やはり自分たちの課題である「最後の15分の使い方」というところは、どのスペースを埋めてどのスペースを作らせるか。5枚いることで自分たちの前にスペースが生まれていけば、ある程度時間を作れれば戻る時間もできてオープンな状況を作らない形になると思っています。
そういう意味でも、自分たちが5枚並べることのメリットはあったと思いますし、クローズするところも今日の中である程度評価できる部分があると思います。
――得点シーンを振り返っていただけますでしょうか。
やはりサイド攻撃を狙っていく中で、スローインからでしたけども、そこからしっかりと山本龍平のクロスから浅川がタイミングよく入ってくるプレーを出せたのはすごく良かったと思っています。
そして後半も押し込む形からしっかりとボランチが入ってきて、最後の山本康裕のスーパーシュートでしたけれども、そういうところもしっかり押し込んで、相手陣内に入っての得点もすごく良かった部分だと思います。
攻撃は幅を使いながら敵陣に入っていくところが少しできた部分があり、評価したいです。
やはり2点目はすごく大きかったです。前半もチャンスがあった中でのクオリティのところで最後に決め切らなきゃいけない部分でしたけれども、やはり2点目が取れたことで、選手たちも進め方に対して余裕を持ってできる部分があったと思っています。
――最後までやり通せた理由や要因は、監督の立場から見て何がありますか?
やはり勝利に対しての飢えがチームとしてもあったと思いますし、そこに対してこだわりがあったと思います。
ずっとキャンプから守備や攻守の切り替えの部分は続けてやってきていて、その意識も含めて選手たちはやってくれてたと思います。それが出た試合だと思います。
まず選手たちとミーティングで話したのは、「ホーム開幕戦でどんなプレーを見せるか」ということです。チームとしてもそうだし、個人としてもそう。それをしっかりと表現していこうと話をしていました。
なのでそこもしっかりとチームとしてやるべきこと、ハードワークすることはもちろん、切り替えも含めてしっかりと勝利するために何が必要かを表現してくれたと思っています。
――ホームの後押しについては改めてどう受け止めていますか?
やはり(サンプロ)アルウィンのホームというのは特別だと思います。J3では考えられないくらい多くのサポーターが毎回足を運んでくれています。その中でやはり僕らは、その後押しを背に勝利を求めていかなければいけないと思っています。本当にこだわって、ホームでは特に勝利していきたいと思ってます。
――ホーム開幕戦での今季初勝利を踏まえ、どのように勝利を積み重ねていきたいかを聞かせてください。
やはり勝利するためには、まずは失点をゼロで抑えないといけないというところはあります。今日も無失点で進められたことはすごく評価できますし、やはり今後に対してもそこに対してはこだわってやっていきたいと思っています。
あとは得点を入れていかなければいけない。今日のように複数得点ができる状況を作っていくことになります。オープンプレーの得点もそうですし、セットプレーの得点もより出せるようにしていきたいと思います。
――引退した橋内さんへのメッセージをお願いします。
山雅にずっといて、多くの歴史を作ってきてくれた選手です。(セレモニーの試合で)勝利できたことは本当にうれしく思いますし、橋内自身の今までのキャリアの中で、やはり山雅でやってきたものっていうのはすごく大きなものがあると思っており、そこに対して本当に感謝しかありません。本当にお疲れさまでした。