【試合後コメント】第7節 岐阜戦 ※無料配信

高橋 祥平(DF)

――1-1という結果に終わりましたが、率直にどう受け止めていますか?

勝てる試合だったし、あれだけみんなが頑張って、走って戦っていたと思いますけど、強いチームというのはあそこで勝ち切ると思います。

どんな状況でも、後ろに人数が多い中で守り切らないといけない。すごく責任を感じる試合でした。

――後半の早い時間に1人少なくなりましたが、割り切って耐えられたように思いました。

退場したところで自分たちが不利になるのは全員が覚悟していたと思います。

ただ、ファンサポーターが見たいのはこういう荒れた試合じゃなくて、お互いがフェアに戦ってバチバチやることだと思います。

ノノ(野々村)の退場で自分たちがナーバスになって守備ができなかったと言えば、それは違います。自分たちは頑張って守備できたと思うし、でもやられてしまったことに関しては責任を感じています。

真ん中にいるベテランとして、そこは締めるべきだったと思うので、それができなかったことは自分の力不足だと思います。

――勝点1という数字についてはどう捉えていますか?

よかったと思いますけど、(勝点)3の試合でした。チームは1人少なくなったときに同じ方向を向いたし、やることがハッキリしたことは良い方向に進んでいるのかなと思います。


石山 青空(MF)

――今日の試合を振り返ってください。

自分たちで試合を難しくしてしまったのと、最後まで耐え切れないというのは、優勝だったりJ2昇格を目指しているチームはこういう試合を落とさないと思います。

――後半に1人少なくなった中でも、途中から入ってハードワークしていました。

ハヤさん(早川監督)から求められていた時間を作ることだったりはできたと思うし、1人少ない状況でも自分の武器は出せたと思うので、それはよかったです。

もう少し守備の部分で刈り取れたりしたら、もっとピンチを防げたと思います。もっと声をかけながらやれたらというのはありました。

――ルヴァンカップで120分出場してから中2日での出場でしたが、疲れはありましたか?

疲れはありますけど、気持ちで走り切るしかないなと思っていました。

――最後の最後に失点しましたが、守り切るためにどんなことが必要だと感じましたか?

そこまで耐えていたのはチームとしてプラスですけど、J2に上がるならあそこで失点してはいけないというのは、全員が織り込み済みだと思います。練習からそういう意識を持ってやっていかないといけないと思いました。

――中2日での連戦を通して、中で見えたものはありますか?

個人としては前回の試合(ルヴァンカップ鳥栖戦)が自信に繋がったし、松本に来て初めてあんなに長い時間出て、感触もよく終われました。

今日はもっと貢献できるかなというのはあったし、難しい試合をどう取っていくかはチームとして話していかないといけないです。


松村 厳(MF)

――難しいシチュエーションでの出場でしたが、タスクを遂行できた部分もあったのではないでしょうか?

1-0で勝っている状況で、なおかつ1人少なかったので、ノーリスクで(失点)ゼロで終えないといけなかったんですが、最後の最後に失点してしまいました。

あそこで勝ち切らないといけないし、運も味方してくれていたと思うので、絶対に勝点3を持ち帰らないといけない試合でした。

――最後の失点シーンを振り返って、次に生かせる部分はありますか?

相手は中村仁郎選手が左利きで、カットインが特徴というのは頭の中に入っていました。相手のサイドバックが気になって、少し早く出てしまったのもあって、バイタル(エリア)を空けてしまったと思います。

クロスを上げられてもダメだけど、あそこを通されることはよりダメだったと思います。分かってはいたつもりでしたけど、優先順位だったり相手の特徴を考えて、どこが一番危ないのか。普段のトレーニングからやっていかないと、こういう試合では失点に繋がってしまうと思います。反省して次に生かさないといけないです。


樋口 大輝(DF)

――なかなか難しいシチュエーションでの途中出場となりました。

10人で戦う時間が長かった中で、すごく難しい戦いでしたけど、本当にみんな守っていたと思います。

最後のところは「仕方ない」みたいな感じに思われているかもしれないですけど、こういうところで勝ち切るチームが強いし、まだまだ足りなかったと思います。

――個人としてはどのようなタスクを意識していましたか?

10人なので守り切ることをベースに、あとは時間を作るところだったりを意識しながら入りました。

途中から入ったので、もっとボランチのスライドのところで声をかけてあげたり。失点シーンは(中村)仁郎が持ったときのファーを警戒しすぎて、全員が下がってしまった部分もありました。もっと気を遣って周りを見れていれば、個人としてもレベルアップできると思うし、チームとしてももっと良い方向に行ったと思います。

――中村仁郎選手は昨季のチームメイトで、特徴が分かっているだけに警戒しすぎた部分もあったのでしょうか?

あそこに入ってくるボールがすごく嫌なのは分かっていました。

サイドチェンジされたときに自分の視野には2枚いて、アオ(石山)が僕のところに来るのか、そこは捨ててアオを中にスライドさせるのか。

正直、自分の前と後ろを警戒しすぎていて、もっと気を配ってできればよかったと思いました。

走り切るとことが大事だと思うし、最後は足が止まってしまった部分もあったと思います。

もう1歩、2歩でも前に押し出す選手がいればよかったし、自分が中心になってできればよかったです。