【試合後コメント】早川 知伸監督 第7節 岐阜戦 ※無料配信

――本日の試合の総括をお願いします。

最後の最後で追いつかれてしまって、非常に残念な形になりました。遠いところまで1,300人ほどのうちのサポーターが来てくれて、後押ししてくれました。それでも勝ちきれなかったところに責任を感じています。

ただ、人数が少ない中で、何とか走りながら守備しながら耐える時間がありました。そこをよくやってくれたのはもちろん評価しているところです。ただ課題も多いゲームになりました。

結果的に「負けていない」ということも踏まえながら、次に進んでいきたいと思っています。

――結果的に野々村選手の退場が大きく展開の上で影響したことは間違いないでしょうが、前半から3バックの左右に長いボールを入れられたりして難しい展開になっていました。それを踏まえて後半はどのような修正を考えていたのでしょうか。

前半は岐阜さんが少し長いボール含めてラインを下げてくる形にしてくる。そこからライン間を開けて入ってくる形ではあったと思うんですけども、前後の連係の面ではまだまだ問題があった部分が多いです。

連係の部分、特に前と後ろがしっかりと連動してコンパクトにできる状況からスタートしなければならないところではありました。なのでハーフタイムには少しその連係の部分を修正していたところではあるんですけども、形やシステムだけではなくて、しっかりと前後の連係は取れていなかったと思います。

――ジャッジの妥当性は別にしても、フラストレーションを溜めるような試合展開でした。そこから10人で守り続けながらも、終了間際に失点してしまいました。

あの状況になってしまっていること、間に入ってしまうということ自体が、チームとしては問題であると思っています。我慢しながらクローズしなければいけないし、しっかりと中を閉めながら…ということはやっていかないといけないと思っています。

フラストレーションを溜めていた部分もありました。プレーよりも先に言葉を発して出てしまうというところ、イライラしてしまうところは、チームとしても大きな問題だと思っています。

――とはいえ中2日でルヴァンカップで120分出場した選手を途中から送り出して、収穫の部分もあったのではないかと思います。

途中から出た選手はだいぶハードワークをしなければならない状況の中で、アオ(石山)だったり(松村)厳だったり(大橋)尚志はタスクをしっかり守りながらすごく忠実にやってくれたと思っています。

チアゴも含めて、途中から出たメンバーはやってくれていたと思います。ただ、最後のところで詰めの甘さというか、最後にやられてしまったのは残念ではあります。