
【試合後コメント】第13節 鳥取戦 ※無料配信

小川 大貴(DF)
――今日の試合を1-0で終えての心境はいかがですか?
ホッとしています。5連戦の最後の試合だったので、前回も含めて悔しい思いをしていたので、何とかチーム一丸となって勝てたのはよかったと思います。
5試合で得られたことは本当に多かったと思います。リーグ戦、天皇杯含めて全員で戦えたことも大きかったですし、成長できた5試合になったと思います。
――クリーンシートという部分で受け止めはいかがですか?
すごくよかったと思います。ディフェンス陣としてはゼロの時間を長くして、もちろん90分を終えて無失点で終えるのが理想ですし、こういった試合を勝ちにできるかどうかというのは今後のリーグ戦ですごく重要になってくるので、本当に大きいクリーンシードだと思います。
――前半は風下で前進するのに苦しんだかと思いますが、前半を振り返っていかがですか?
はい、まさしくその風の影響もあって押し込まれている時間が多かったと思います。
ただある程度中でやっている選手の中でも「割り切ってやる」という部分を持ちながら、まずはゼロの時間を長くして、前半は我慢する時間かなと。
個人としても出ている選手の中でもそうコミュニケーションを取っていました。
――得点シーンを振り返っていかがですか?
たまたま僕のクロスからではありますが、クロスに対して多くの選手がペナルティエリアに入っていったことでゴールに繋がったと思います。
そういったシーンがここ数試合少しずつ増えてきているので、もっと数を増やしながら質を上げていくことが大事かなと思います。
――点を取ったあと加速するようにゴールに迫るシーンもありましたが、追加点は奪えませんでした。
そこは本当に今の課題だと思います。1点を取ったあと追加点を取れるかどうかでゲームの運び方も変わってくると思いますし、2点目、3点目が取れればもっとよりゲーム運びがしやすくなると思うので、そこをもっと個人なのかチームなのか、追及していくところだと思います。
――来週には天皇杯がありますが、次の試合への意気込みはいかがですか?
勝つことで僕たち選手もサポーターのみなさんも波に乗っていけると思います。
次は天皇杯ですが、チーム一丸となって戦ってしっかり勝って、いい流れをそのまま続けていければと思います。
――5連戦でチームが成長できたというお話がありましたが、さらなる成長のためにはどんな部分がチームとして必要だと感じていますか?
これまで3分の1が終わった中で、個人としてもチームとしてもすごく成長を感じています。
それをしっかりと自分の自信にしてプレーに落とし込んで、その再現性を高めていくことができれば、よりもっと上の順位にチームが上がっていけると思います。
ゲームもそうですが、日頃の練習からその質を上げて、もっと強いチームになっていければいいと思います。

國分 龍司(MF)
――今日の試合を振り返っていかがですか?
とりあえず勝ててよかったです。
――後半リードした中で、タスクを与えられた中での出場になったかと思います。
守備の部分で、「どこからプレスをかけてどこで取るのか」というのを整理できるようにと言われたので、そこをやりつつ前に推進力を持っていけたのはよかったです。
ただ、攻撃の部分はあまり自分のところにボールが入るシーンがなくて、空中戦が多かったので、そこは自分のところでもっと楽に試合を進められたのではないかと思います。
――前からのプレス、走る、球際の部分が強調されていたように見えました
そういった部分はプレーで表現できたのはよかったですが、攻撃の部分で違いを見せられなかったのは一番悔しい部分です。
――5連戦の最後でコンディションもキツいところはあったのではないでしょうか。
試合が来るのは決まっているのでキツいとも言ってられないですし、自分としてもしっかりリカバリーしながらコンディションを整えて試合でプレーできる準備はできていました。
そこで結果が残ればよかったですけど、次に向けてしっかりまた1週間準備していきたいです。
1週間後には天皇杯があるので、そこでチャンスをもらえたらしっかり貢献できるようにしていきたいです。
その試合でプレーできればリーグ戦での出場時間が増えていくのではないかと思っているので、そこはしっかり自分に向けながらそこでどういうプレーをするかを整理していきたいです。

松村 厳(MF)
――リーグ戦6試合ぶりに無失点で終えることができました。振り返っていかがですか。
結果としては1-0のクリーンシートで終えられたことはすごく良かったと思っています。
自分たちのブロックの前で回される分にはそんなに怖くないということはチームとして話していた部分ではありました。
けれどフリックだったりで少し背後を取られてしまう部分だったり行き切れない部分もあって、チームとして狙い通りにボールを奪うシーンはあんまりなかったです。そこは次の課題かなと思います
――狙った奪いどころでは奪えなくても、球際のシチュエーションになった時はほぼ全員が勝てていたような印象もあります。
そこで負けずに自分たちのボールにすることができれば2次攻撃はされないと思うし、狙い通りに守備ができなくても1対1の部分でやられなければ負けないと思っています。
そこは一人一人が意識できている部分ではあるのかなと思うし、自分もそこで負けたら出ている意味はないと思っています。
なのでもっともっと奪わなければいけない部分もあるし、「行った方がいい」「行かない方がいい」という判断が良くなかった部分もあるので、もう一回映像を見直して修正していきたいと思います。

田中 想来(FW)
――今日のゲームはご自身の得点で勝ちましたがいかがですか?
2試合点が取れていなくて、チームも2試合勝てていなかったので、チームとしても個人としても結果が出てよかったと思っています。
――3試合ぶりの勝利はいかがですか?
やっぱり勝ってホイッスルを聞いた瞬間は本当に気持ちがいいし、勝った瞬間だったりにサポーターのみなさんの顔だったり表情を見ると、本当に、今この職業をできていることが幸せに感じます。
――ご自身の得点シーンを振り返っていかがですか?
相手もけっこう身体を張って守ってきていてコースはほとんどなかったですが、思い切り振ったら入った感じです。
いろんな形でシュート練習もしてきていて、いろんな得点パターンで取れるFWになりたいというのを自分の中で掲げている中で、ああいう形で左足でも点が取れたのは自信になると思います。
――今シーズン5点目ですがどのように受け止めていますか?
全く満足していません。自分の得点よりもチームが最後に昇格のラインより上にいることが一番大切なことだと思うので、自分が点を取ってもっともっとチームがいい方向に行けばいいと思います。
――得点の後も幾度となくシュートを打ったシーンもありました。
今まで出てきた中で、結構シュート数を意識していて、なかなか自分のシュート数が増えないのが現状だったと思います。
今日は試合に入る前から積極的に振っていこうと思っていたし、その中でいい形でシュートを打てたのが何本かあっただけに、2点3点と取れるような選手にならなければいけないと思います。
――好調を維持していく上で心掛けている部分はなんですか?
「今までやってきたことを変えない」というのは自分の中で決めています。
居残り練習とか自分と向き合う時間というのをさらに大事にしていかなければいけないと思っています。
――次の試合への意気込みをお願いします。
3年ぶりに(天皇杯)本戦に出る形になります。(サンプロ)アルウィンでできますし、アルウィンではどの相手でもどんなシチュエーションでも負けてはいけないので、必ず勝ってリーグ戦への弾みになるような試合になるといいと思います。