
【試合後コメント】早川 知伸監督 第24節 鳥取戦 ※無料配信
――本日の試合の総括をお願いします。
結果的に引き分けという形になりましたが、チャンスもピンチもある中ではありましたが、選手たちはよく戦ってくれたと思います。最後まで粘り強く走り切れた部分は評価できると思います。
自分たちが望む勝点3ではなかったですが、勝点1をまた積み上げたことはポジティブだと感じています。松本とは違う環境下、すごく暑い中での試合で最後まで走り切れたことは次につながっていけると思っています。
300人を超えるサポーターの方が松本から来てくれて後押ししてくれたことは自分たちの強みでもありますし、それで最後まで力を出せた部分もあると思っています。
――普段よりもサイドに人数をかけながらクロスから得点を狙うのが明確に前半から出ていました。現状の評価はいかがですか?
鳥取さんのやり方も考慮した中で、「自分たちがどういうふうに(点を取るか)」の部分は多く共有できたと思っています。最後のクオリティをより高めていかなければならないですが、トレーニングしたことがしっかりと出せて、特に攻撃は共通認識を持ってできていたと思います。
守備もある程度想定内の中で、自分たちがオーガナイズした中で守備することができた部分があるので、ポジティブにとらえていきたいと思います。
――前節は途中から2トップにしましたが、今日は田中選手を林選手に交代して形を維持しました。どんな狙いがありましたか?
自分たちのメリット、デメリットを考えました。相手のやり方もあまり変わらない中で、我慢比べに持っていきました。そこでチャンスもありましたし、林誠道は1トップでも2トップでもできるので、「よりスペースがある中で稼働するシーンも自分たちは作れるのではないか」というところでした。その攻守の部分を考慮してそのまま3―4―3の形にしました。
――残り14試合、今日の結果を踏まえながらどういったところに注力していきたいですか?
得点を奪わないと勝ちに持っていけないので、自分たちが最後のクオリティを上げていかなければならないと思います。ラストパスの質、クロスの質、シュートの質、もう一つ質にこだわってやっていきたいと思っていますし、選手たちもそのこだわりを見せてくれると思っています。