
【試合後コメント】石﨑 信弘監督 第18節 福島戦 ※無料配信
――本日の試合の総括をお願いします。
今日の試合に勝てば6位に順位が上がるところでしたが、残念ながら引き分けて7位という結果になったことは、大変申し訳なく思っています。
前の2人は藤枝と(井上)愛簾を出しましたが、前半から全然プレッシャーがかからなくて、ハーフタイムに相当注意をしました。やはり前の2人が良い形で追い込んでくれないとボールを奪えない――というのが今日のゲームのポイントだったと思います。
今日は初めて3失点しました。1失点目がオフサイドかどうかは分からないですが、クロスからのゴールを与えてはいけません。後半のセットプレーからの2失点目も防げたところだったし、最後の3失点目も1対1からのシュートでした。今日は前から後ろまで問題が多々あったと思います。
攻撃に関しては狙いどおりの得点もありました。最後に追いついたことは評価できると思いますが、今日のゲームを反省して次に臨んでいかないといけません。せっかくJ2の山形とできるので、自分たちの力を最大限に出せるように、1週間でしっかりトレーニングをしてチャレンジしていきたいと思います。
――試合に際してアンカー針谷岳晃選手への警戒を口にされていました。前半は井上選手が下がり目になって見るような形が多かったですが、本来であればどんなはめ方をしたかったのでしょうか?
まずは第1ディフェンダーのアプローチが甘いというところです。相手にとって全くプレッシャーになっていないというところと、連続でボールを追いかけられていない。一個寄せたところで終わってしまっている。
過去のFWの選手は連続してプレッシャーをかけられていました。だからこそ後ろの選手が狙ってボールに対して行けるというところと、そこからプレスバックに来るというところ。そういうトレーニングをずっと続けてきましたが、前半に関してはそういう形がなかったのではないかと思います。
――地域リーグラウンド最終節にして初めて3失点となりました。プレーオフラウンドに向けてどう修正を図っていきたいですか?
山形がどういうサッカーをするかは全く見ていないので、これからまた分析していきたいと思います。
自分たちの良さは前からしっかりプレスをかけていくところ。あと1失点目はクロスから入れられましたが、オフサイドだったかどうかというのは、J1でないとビデオ判定(VAR)がないので、プレーを続けていかないといけません。
簡単にクロスを上げさせてしまったところと、クロスへの対応で競り負けている。「競っていない」というのが現状だと思います。オフサイドだと思って止まったのかどうかは分からないですが、笛が鳴るまでプレーするように言い続けている中で、あの失点はあり得ないと思います。
2失点目のCKも自分たちはずっとゾーンで守っているので、来たところに対してしっかりと対応しないといけないところで競れていない。フリーで打たれてしまっている。
3失点目も1対1のところで、中にカットインされてシュートを決められてしまっている。対応は反省しなければいけない点が多々あるのではないかと思います。
――プレスについての厳しい言及がありました。スタメンで出続けてきた村越選手との違いは、どんなところに感じていますか?
(村越)凱光がすごくバランスよく見ているところと、プレスバックができるというところ。そこが今日の2人との違いだと思っています。
――藤枝選手は今季6点目を決めましたが、守備がしっかりしてこないことには評価しきれない部分もありますか?
センターフォワードは点を取るのが一番の仕事だと思います。ただ自分たちの中でやらないといけない仕事は、前線からのディフェンスだったり、ポストプレーだったり、ターゲットになったり。そういうところはもっと改善していかないといけません。
――練習から狙ってきたクロスをファーに届ける形が実りました。そこはどう評価していますか?
特に2点目はカットインして逆のゴールエリアを目がけて蹴るというところで、練習どおりでした。そこに逆のウイングバックの小田がうまく入ってきました。
3点目も良い形で折り返して、田中想来がゴールを決めました。トレーニングの中で目的としてやっているところがあったので、そこはよかったのではないと思います。
前半も右サイドから良いボールが入って、樋口にもチャンスがありました。あそこをどう冷静に決めていくかが大事なのではないかと思います。
――プレーオフラウンドの第1戦では古巣の山形と戦います。ご自身の懸ける思いを聞かせてください。
特別なことはないですし、過去にいたチームはナンボでもあります。ただJ2のチームと対戦できるというのはよかったと思います。チャレンジをしていきたいと思っています。
――地域リーグラウンドを終えましたが、現状はどのくらいの完成度だと捉えていますか?
やはり強いチームというのは先発11人だけではなくて、先発以外の選手がどれだけ押し上げてくるかだと思います。まだまだやらないといけないことは多くあるのではないかと思っています。
――後半戦は控え選手の奮起も見られたと思いますが、どのように評価していますか?
頑張るのは誰でもできることだと思いますが、それがチーム内での競争にはまだ達していないと思います。今日もサブの選手がいる中で、3人しか変えていません。点を取りに行くために、自信を持ってグラウンドに出せるように成長してもらわないといけません。
――ホームの平均来場者数が1万人を超えました。サポーターの期待の表れでもあると思いますが、どのように受け止めていますか?
毎試合ホームでこれだけたくさんのサポーターに応援に来ていただいて、本当に感謝しています。ただ1カ月以上ホームで勝てていないというところは、本当に申し訳なく思っています。
もっとサポーターの皆さんの応援に応えられるようなチームづくりというところ。結果もそうですが、作っていかないといけません。
――8勝10敗という成績についてはいかがでしょうか?
勝ったゲーム、負けたゲームをいろいろ分析していくと、良いゲームもたくさんあったと思います。ただ良いゲームをしたけど負けてしまった。引き分けでPK戦で負けてしまった。
26-27シーズンになるともうPK戦はないので、そこで勝ち切るというところ。今季はPK戦が6試合あったと思いますが、そこで勝ち点3を取るのか、勝ち点1で終わってしまうのか。やはり随分変わってくると思います。勝ち切る力というのをつけていかないといけません。


