
【キャンプレポート】収穫を手に さあ戻ろう松本の地へ ※一部無料
御殿場キャンプ最終日の10日、チームは時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで約1時間半の練習に取り組み、12日間の集中強化を打ち上げた。キャンプ前半は悪天候のため予定していた練習をキャンセルする日もあったが、天候が回復した後半は4日連続の2部練習を敢行するなどタフでハードなトレーニングを積み上げた。チームは松本市に拠点を戻し、8月8日にアウェイで高知ユナイテッドSCと対戦する開幕戦に向けて調整するが、石﨑信弘監督は「シーズンを通してずっと強化」。鍛錬を続ける姿勢を強調した。

あれだけ出し惜しみをしていた富士山が、チームとの別れを惜しむかのように青空に雄大な山体を浮かべた。

最終日は松本市への移動があるため2部練習は回避したが、石﨑監督が用意したメニューは前日までと変わらずハードなもの。






ウオーミングアップを終えると、切り替えの要素を含んだ8対4のボール回しに取り組み、連続したプレスを選手たちに求めた。


競争を促すルール設定も巧みで、8人ずつのチームに分かれた選手たちは“追加練習”から逃れようと目の色を変えてボールに寄せ、身体をぶつけ合った。



最後はセットプレーの確認。攻撃側が立て続けにシュートを放つ場面をつくると、古川昌明GKコーチが練習を止めて守備側の選手たちを集め「手を抜いていないことは分かる。でも、レベルが高い相手になれば、この1本でやられてしまう」とゲキを飛ばした。




最後まで集中力を高め、内容の濃いキャンプを締めくくった。

キャンプを終えた石﨑監督とMF金子翔太のコメントを紹介する。

石﨑 信弘 監督
――12日間の御殿場キャンプを終えました。総括をお願いします。
最初はずっと雨でしたけれど、ケガ人も少なくできたのではないかと思います。予定していたトレーニングも消化できました。ただ、その精度については、まだまだこれからやっていかなければいけません。
明日は(非公開で)練習試合がありますが、メンバーも混ぜこぜで臨みたいと思っています。
――7月4日のトレーニングマッチを終えた際は主力を固めていく方針を示していました。もう少し見極めが必要ということでしょうか?
この前の練習試合でも選手はそれぞれの特長を出してくれたと思いますが、やはり強い相手に対してどれだけできるのかということを見ていきたいです。
――横一線で良い競争ができているということですか?
そうですね。
――キャンプは守備面の構築がメインだったと思いますが、新旧戦力の融合や戦術の共有についてどのように受け止めていますか?
たった2週間でできることではありません。こういう形でやるよ、この意識でやるよという部分は理解してくれたのではないかと思います。
――これで松本に戻って開幕まで準備が続きますが、「強化」「鍛錬」がテーマの練習はしばらく続きますか?
シーズンを通してずっと強化です。昨シーズンもそうでした。継続でやらなければいけません。ただ、8月は試合数が多いのでコンディション調整を入れつつになると思います。
昨シーズンは個人の差があった感じですが、新しく入ってきた選手は誰が(試合に)出るか分かりません。シーズンの最初で、しっかりとアピールしてもらいたいです。
――今シーズンのキャプテンについて現時点ではどう考えていますか?
いろいろとスタッフで相談しています。開幕の前、プレシーズンマッチ(7月25日)までには決めなければいけないと思っています。ケガをしている選手がいつ復帰できるかも考えて決めたいと思います。
――石﨑監督が求めるキャプテン像を教えてください。
チームが良い時はうまくいきますが、悪くなった時にチームを良い方向に持っていけるか、引っ張っていけるかです。
――御殿場にも熱心なサポーターの方が足を運んでくれました。松本に帰ればたくさんのサポーターの方がチームの成長を楽しみに待っていると思います。
チームが新しくなって、メンバーも変わって、まだまだ試行錯誤の段階です。これから開幕に向けて何試合かトレーニングゲームがありますが、そこでしっかりとチーム全体を底上げしたいです。
昨シーズンはレギュラーに食い込む選手がなかなかいませんでしたが、今回は楽しみな選手がたくさんいます。サポーターの皆さんも楽しみにしていてもらいたいです。


