【試合後コメント】第1節 讃岐戦(1)※無料配信
小松 蓮（FW）
――山雅で初出場となりましたが、どのような心境で試合に入りましたか？
プロになってから山雅のエンブレムを背負ってピッチに立つまで、長い月日がありました。ピッチに立つ前は気持ちを込めて戦わないといけないという責任を感じましたし、楽しみでもありました。なんとしてでも1点を取らないといけない状況だったので、そこに頭がいっぱいでした。
――名波監督からはどのような要求がありましたか？
ペナルティエリアの脇で起点になって、シンプルにはたいてすぐにゴール前に入っていくように言われていました。いつも通りに求められることを表現するような感じでした。
――緊張や焦りという部分はなかったでしょうか？
点を取ることにおいては焦りが一番いらない要素なので、常に落ち着いて周りを見ることは意識しています。
――この一勝の重みはどのように受け止めていますか？
開幕戦の難しさというのはどんな大会でも感じるものですし、勝ち方や内容もいろいろとあると思いますが、こうやって勝って終われたのはチームにとって大きいことだと思います。
――稲福選手とともに、アカデミー出身選手2人でピッチに立ちました。
ピッチに出る時にたまたま一緒だったので、ラストパスをくれるように声をかけました。最後に一つチャンスがあって、普通に落としてくれればシュートまで行けましたが…（笑）。
――山雅のサポーターの前でプレーできた喜びはいかがでしたか？
シンプルにすごく嬉しかったですし、次は点を取って応援を受けたいです。まだ始まったばかりなので、一喜一憂せずに気持ちを込めて戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
横山 歩夢（FW）
――開幕スタメンとなりましたが、どのような心境で試合に入りましたか？
コンディションは良かったですし、スタメンでも行ける準備はしていました。ルカオと連係しながら、少し並んでしまうこともありましたが、うまくコミュニケーションを取って後半は修正できました。良い関係だったと思います。
――スピードを生かしたプレーも何度か見られました。
ボランチとコミュニケーションを取れたのが、そういったプレーに繋がったと思います。日々のコミュニケーションの重要性を感じました。
――その中でプロ初ゴールを奪いましたが、心境はいかがですか？
嬉しいのは嬉しかったですが、やっと点を取れたという気持ちのほうが強かったです。昨年はチームとして苦しかったですし、自分も悔しい結果に終わってしまったので、そういった意味ではホッとしました。あの形は名波さんからずっと言われていて、それが1発目でできたので、名波さんの言う通りにしてよかったと思います。
――他にも得点のチャンスはありましたが、悔しさも残っていますか？
そこが今日の課題だと思うので、次節に生かしていければと思います。
――アウェイにもかかわらず多くのサポーターが駆けつけました。皆さんにメッセージをお願いします。
松本から本当に遠かったと思いますが、何百人も応援してくださって、自分たちの後押しになりました。本当に感謝しています。
稲福 卓（MF）
――後半の途中から出場しましたが、どのような心境で試合に入りましたか？
ラスト10分くらいの出場でしたが、自分が出てもチームの流れを崩さずに、どうやって自分の良さを出していくのかを考えていました。もう少しいろいろなことができたとは思うので、それを次に生かしていきたいです。
――もう少しできたというのは、自分の成長もあってということでしょうか？
メンタルの部分でも途中出場は難しさがありますが、しっかりとやることが整理できていたので、スムーズに試合に入れたと思います。
――アンカーとしてプレーしましたが、手応えはいかがでしたか？
個人的にはもう少しセカンドボールを拾って、マイボールの時間帯を増やしていきたいと思っていました。自分の周りに落ちてきたボールは回収できたので、次はもっと大きいスペースをカバーにできるようにしていきたいです。
――次節に向けての1週間は、どのように取り組んでいきたいですか？
スタートから試合に出られるようにアピールし続けて、常に良い状態で頑張っていきたいです。
――小松選手とともに、アカデミー出身選手2人でピッチに立ちました。
試合前に蓮くんと話していて、「俺にスルーパスを出せよ」と言われていたので、蓮くんを見ながらプレーしていました。ゴール前で2人でチャンスがありましたが、最後に自分のパスが少しずれて決められなかったので、もっと詰めていきたいです。
山本 龍平（MF）
――期限付き移籍から復帰して、開幕スタメンとなりました。どのような心境で試合に入りましたか？
新しいポジションで挑戦するという意味では、まだまだできたところはあると思います。
――和歌山キャンプでは監督から厳しい言葉もあったとお聞きしました。
名波さんにきつく言われて、そこから人間を変えられたイメージがあります。それで練習でも練習試合でも積極的にやろうという気持ちで取り組んでいました。初めてやるポジションなので、近くにいる選手の言葉やスタッフの言葉を吸収して、自分に取れ入れるということをやっていました。
――ピッチに立った時に緊張した部分はありましたか？
緊張はあまりなかったですが、うまくいかなかったというのがきょうの印象です。ファーストプレーでボールロストをしてしまって、その後はロストすることはそこまでなかったですが、ボールを触る回数が少なかったです。ポジショニングがうまくいかなかったと思います。
――セットプレーからの2点で勝利しました。ご自身もセットプレーのキッカーを務めましたが、チームとして自信になった部分はありましたか？
セットプレーは僕が自信としているところでもありますし、今日はその良さが出せなかったですが、今後に繋げていければと思います。
――前半で交代ということで、悔しさもあったと思います。次節に向けてはどのように準備していきたいですか？
積極的にやることが求められていると思うので、キャンプ以上に積極的にやって、メンバーに入れるようにしていければと思います。
