【試合後コメント】第19節 八戸戦(1)※無料配信

大野 佑哉(DF)

――チームとしての試合勘と個々のコンディションとではどちらが難しかったでしょうか?

個人的な意見になりますが、コンディションのところは言い訳にするつもりはないですが、難しい1週間でした。クラブハウスが使えずケアが受けられないですし、浴室も使えないので交代浴もできませんでした。加えて活動停止の期間もあったので、僕の意見ではありますがコンディションは難しかったですし、他の選手も多かったのではないかなと思います。でもプロとしてピッチに立つ以上、言い訳にするつもりはありませんし、負けたことは今のチームの現状で反省しなければいけないと思います。

――名波監督はゲームスピードと強度をキーワードに挙げていましたが、大野選手の立場から感じたことはありますか?

相手に先制されて下がってブロックを敷く場面になったところで、もっとテンポを上げて攻撃できたと思いますし、それは前の選手だけでなく後ろから追い越していく動きもそうです。少し相手に合わせてしまったところはあったと思います。

――今後どう立て直していきますか?

出場機会がなかった選手が出たり、若い選手がチャンスをもらって出場したりしました。きょうの経験値が自信に繋がると思いますし、来週から戻ってくる選手と競争していければチーム力が上がると思います。これからアウェイ3連戦になって、チーム力が上がれば3連勝して乗りきれると思うので、練習から試合に出ている選手が引っ張って、きょう経験した選手が底上げをしていく良い循環になればと思います。


神田 渉馬(GK)

――初の公式戦に臨むにあたって、どんな思いで準備をしましたか?

初めての出場でした。それがずっと目標だったので、「やっとかなう」といううれしい気持ちがありました。その半面、4連勝していてチームの調子がいいので、その流れを壊さないようにこのまま連勝を続けようという気持ちで挑みました。

――結果的には負けてしまいました。90分を通じてゲームの受け止めは?

前半は自分のいいセーブもありましたし、このまま(失点)ゼロの時間を長くして味方に1点取ってもらおうというイメージでした。後半にセットプレーでやられてしまってそこから1点返せずに、自分の力のなさを実感しました。

――試合前にサポーターから横断幕も掲げられました。思い描いてきたプロのピッチのイメージと実際に立ったからこそ感じられことはありますか?

今までは観客席から見ていることが多かったですが、ピッチに立ったからこそサポーターの熱を感じることができました。プレッシャーに負けないようにしなければいけないですし、応援を背にもっとアグレッシブにやらなければいけないと思いました。いつも以上に試合だと緊張とかもあってうまくいかないこともあると思いますが、自信を持って積極的にミスを恐れずやることが大事だなとこの試合で感じました。次に試合に出る時はこの反省を生かしたいと思います。

――負けはしましたがプロデビューを果たしました。先に生かせるものはありますか?

来週の練習も一つひとつ自分がGKとしてやるべきことをやって、「自分が出るんだ」という気持ちを練習から見せつけてやっていきたいと思います。

※公式記者会見に出席した上記2人のコメント完全版は、ヤマガプレミアムにてご覧いただけます。


外山 凌(MF)

――フル出場となりましたが、きょうの試合を振り返って。

チャンスが何回かあった中で決めきれなかったところと、後半は攻撃が単発になってしまって、ボールを蹴ってセカンドを拾えず、相手に2次攻撃されてしまうような展開が続きました。

――90分間アグレッシブに動いていましたが、得点に結びつきませんでした。

自己評価でいえば全然低いですし、クロスも7本くらい上げてドンピシャのクロスは1本あったかなかったか。ずっと試合に出ていて主力でやっている人間としては、それでは物足りないと思います。チームどうこうは関係なく、質というのは自分のところだと思うので、練習から上げていくしかないです。

――次節からアウェイ3連戦となりますが、意気込みを。

いわき、鹿児島、北九州は本当に強い相手ですし、いわきと鹿児島は上位直接対決なので、少し気持ちを入れて頑張るだけでは勝てないと思います。全練習で集中して、一つのクロスや一つのシュートでチームを勝利に導けるように、質という部分にこだわってやっていきたいです。


田中 想来(FW)

――リーグ戦では初出場となりましたが、きょうの試合を振り返って。

出たということでもちろん得点は狙っていました。チームが勝つために何をするかというところで、まだチームのためにできることはあったと思います。

――通用した部分と課題を挙げるとすれば。

得点はできなかったですが、クロスに飛び込んでいったり、背後への動きだったりというところは通用したと思います。足元で収めるという面では潰されてしまうことが多かったので、まだまだ改善していかないといけないです。

――次節に向けて意気込みを。

自分が出たら試合に勝てると言われるように、チームに欠かせない選手になっていけるように頑張りたいです。

――アカデミー選手として、応援していただいている方々へのメッセージをお願いします。

ここまで来られたのは皆さまの応援があったからだと思います。まだまだ成長していかないといけないと思いますし、頑張っていくので応援をよろしくお願いいたします。