【試合後コメント】第6節 北九州戦 ※無料配信
喜山 康平(MF)
――途中出場でしたが、どんなことを意識していましたか?
前半からチャンスもありピンチもあり…という展開になっていて、後半もそのような形になっていました。早めに交代があるかもしれないということで準備していましたが、なるべくバタバタしない展開だったり、バランスをもたらせればいいと思っていました。
最初は少しばたついてしまいましたが、(小松)蓮がスーパーゴールを決めてくれて、そこからうまく時間も使えたりできる展開に持っていけたと思います。(村越)凱光も思いきりのいいシュートを決めてくれたので、展開としてはやりやすくなりました。
――この流れを次節のホームゲームにどう繋げていきたいですか?
引き分けた後に勝つか負けるかで、チームの流れも雰囲気も変わってきます。そういう意味では今日はすごく重要な試合でした。J3はどのチームもそこまで大きな差がないですが、自分たちは全てを出すことができれば、最後に勝って終われるチームだと思っています。練習からやっていること、試合でやらなければいけないことを全て出すことが勝ち点3に繋がります。みんなホームでの勝ち点3を待っていると思うので、自信をもってピッチで表現したいです。
菊井 悠介(MF)
――チームとしては4点取りましたが、ご自身のパフォーマンスについてはどう感じていますか?
この前の試合でパフォーマンスがよくなかったので、自分自身は原点に立ち返るということで、チームのために走ることを意識していました。数字を残すことも大事ですが、それ以上に大事なことがあると気づかされたので、走ることとか球際で戦うことをやろうと思って入りました。最低限の仕事はできましたし、数字がついてくればもっとよかったですが、それは次節で運も味方してくれればと思います。
――相手は蹴ってくる想定でいたけれどそうではなく、立ち上がりに失点もしました。それでも勝ち切ることができた要因はどんな部分でしょうか?
相手がどこだろうと自分たちのやることは変わらないというのは、試合前から統一できていたと思います。失点してもチームとして落ちることはなく、やることは統一されていました。相手どうこうよりも自分たちのサッカーを貫いて、次はホームで勝てるようにしたいです。
小松 蓮(FW)
――きょうはハットトリックを達成しました。振り返っていかがですか?
最高な結果になりましたし、学生時代も含めてハットトリックできる回数は少なかったので、素直に嬉しかったです。去年のシーズンが終わってから自分の中で変えてきた部分だとか、継続してやっていることというのが結果に表れたのは自信になります。本当に嬉しいです。
――自分の中で変えてきた部分というのは?
去年が終わってからメンタルを見直して、日々生活を変えていました。早く寝ることだったり起きること、個人のトレーニングの量、対戦相手の分析、試合の振り返り…。そういうのは本当に時間をかけてやっています。それが全て結果に表れるわけではないですが、偶然ではないというか。毎日の24時間をデザインしてきたので、それが結果として表れたのは今後の自信になります。これを毎試合続けていくために、次の試合でどうすれば点が取れるかを毎日考えていきたいです。
――きょうはいるべきところにいた印象がありますが、いかがですか?
ゴールエリアにいるということはすごく意識しています。ボールがゴール前に来そうだと思った瞬間には、ゴールポストの間にいるようなイメージで、そこに来たら足を振るというのは練習から意識しています。それは試合でも変わらず、90分を通して強く意識しています。
――霜田監督は山口時代との責任感の違いについて言及していました。
自分が取るという責任感は、毎年そのつもりでやっていましたが、今まではそこに足りうる努力ができていなかったと思います。今はそういう努力をやろうとしているし、続けています。自分がエースかエースではないかはどうでもいいですが、リーグが終わったときに誰よりも点をとっていればベストです。日々積み重ねてやっていくことが大事だと思います。
野々村 鷹人(DF)
――きょうのご自身のプレーを振り返っていかがですか?
守るシーンというのが数多くあって、初めて複数失点してしまいました。攻撃の選手がチャンスをものにしてくれたおかげで勝てたので、助かりました。その中でもクロスの対応だったり、ボランチが戻る位置だったり、前半で修正できた部分はあったと思います。後半は岡田(優希)選手のカットインに対して、常田さんとパウリーニョとの連係のところで、「中に行かせるな」と言われていたのに行かせてしまったシーンがありました。もっとうまくできたシーンもあったので、細かいところを改善できればと思います。
――セットプレーで折り返して点に繋がったシーンもありました。
その前に失点して悪い流れがきていた中で、セットプレーで1点とれれば流れを戻すこともできると思っていました。自分のイメージとは違いましたが、無理矢理でも折り返したいという思いで、小松が中に入ってきてくれて助かりました。
――先制された後の試合運びも落ち着いてできましたか?
去年だったら得点を取った後とか失点した後にバンバン前に蹴りがちでしたが、今年は落ち着いてしっかり回そうとしています。ボランチも受けにきていましたし、サイドバックも高い位置を取れていましたし、出して落として裏という良いシーンもあったと思います。ミスを恐れずやれていたのは前向きに捉えられるので、継続してやっていきたいです。
――この流れを次節のホームゲームにどう繋げていきたいですか?
アウェイでは勝てていますが、ホームでは勝てていません。自分たちも悔しいし、サポーターも悔しいと思うので、まずはホームで勝てるように良い準備をしたいです。