【試合後コメント】第12節 八戸戦 ※無料配信
馬渡 和彰（DF）
――試合を振り返っての印象を聞かせてください。
こういう試合を落としていたら難しくなります。この敗戦を機にまた気を引き締めて、こういう試合をしないようにしたいと思います。
――相手のプレスに対して前進させるのが難しい展開となりました。プレーしている中ではどのようなことを感じましたか？
「バックパスが多い」というのが全体的に話として出ました。相手のプレスに対してどう前進していくか、自分自身は少し難しかったと今は感じています。どう前進させていくかチームとして共有できていれば良かったですが、そこの部分で後手を踏んで相手のプレスにはめられてバックパスさせられて、相手がどんどん前から来て…。相手の土俵の上でやらざるを得なかったので、僕個人としてはすごく今日はやりづらかったし、うまく対策されたと感じています。
自分たちの土俵じゃなかったとしても、前半も決めていれば2点ぐらい取れていたシーンはあったし、後半もそうでした。やはり点が取れなかったり自分たちのど土俵じゃないときに先に失点してしまうと難しくなってしまいます。ガマン勝負だと思ってた中で、自分たちのミスから失点してしまったので、そこが一つ難しくなった要因だと思います。
これまでの試合も自分たちのミスからというのもありました。その後のカバーも含めて簡単に失点が起きてしまっています。本当にそこは修正しないと、自分たちの土俵も何もないと思います。より相手が堅く守ってきてしまったという部分があります。
ああいう試合こそ1点勝負。相手も勝ちに来るときは前にリスクをかけて出てくるときもあるので、そこでしっかり点を取るとか、前半のチャンスでしっかり点を取っていれば自分たちの土俵になったと思います。
――今日を踏まえて、次節・大宮戦への意気込みを聞かせてください。
本当に今日は情けない試合をしてしまいました。ゴールデンウイークでこれだけ多くのサポーターが来てくれた中で、ふがいない試合をしてしまいました。次の大宮はまだ負けがありません。僕もシモさん（霜田監督）も古巣ですし、初黒星は僕たちがつけようと思います。
浅川 隼人（FW）
――試合を振り返ってください。
情けないです。負けちゃいけないし、ホームでこれだけのサポーターが来てくださる中で負けるのはあってはならないことなので、次に向けて切り替えたいと思います。
――個人的には2試合連続のゴールが生まれました。
ゴールを取れたことはうれしいですけど、やっぱりチームを勝たせられるようにならないといけないので、あそこからもう1点追加で僕が取らなきゃいけません。そういう覚悟を持って僕も来ているので、そういった意味では1点では満足できないと思います。
――さらに点を取るために必要なことは何でしょうか？
やり続けるしかないと思います。後ろからも怖がらずにボールを受け続けないといけないし、ゴールを取るために常に全員が逆算をしたり、ファーストチョイスにならなければいけないと思います。チームとして崩すとか、チームとしてサッカーをするとかはもちろんやらないといけないことですけど、やはりゴールを取ってナンボ。まずはゴールを目指して全員でやっていけるようにすればいいと思います。
――攻撃に関して、今日うまくいかなかった部分はどのようなところでしょうか？
僕は最前線なので基本的に前にパスすることはなかなかないんですけど、チームとして下げることが多かったのは反省点だと思っています。負けているときには同点に追い付いて、その後勝ち切れるのか。そこに向けた迫力も足りなかったと思います。
同点に追い付いてからもう1点取るところを大事に行き過ぎるだけじゃなくて、本当にこの五分五分でも前に入れてゴールに向かう姿勢をやり続ける、見せ続けることをやらないとゴールは取れないと思います。そこは僕を含めて、僕が中心になってやっていきたいです。
――次節は中2日ですが、この2日間どのような準備をして大宮戦に臨みたいですか？
まずはしっかりリカバリーすることですけど、今日はこうして負けてしまって、その後にチャンスが巡ってくる選手や外れてしまう選手など、いろんな選手がいると思います。
それでも全員が大宮戦に向かっていかないといけないですし、出ていない選手はチャンスと思ってやらないといけないし、出ている選手も危機感を持ってやらないといけない。全員が大宮に勝つ気持ちを持って向かっていけるようにしたいです。
安藤 翼（FW）
――途中からの出場でした。ベンチで見ていても1試合通してうまくボールを運べていない感覚があったのではないでしょうか？
今日入るのはトップ下だと思って見ていたんですけど、トップ下がいかにボールを引き出して、相手のアンカーの位置をはがして前向きなボランチとかを作れるかが大事だと思いつつ、自分が入ったときのイメージを持ちながらゲームを見ていました。
山本康裕くんも同じタイミングで入って前向きでボールを動かす回数も増えたんですけど、やっぱりそこから先。サイドで前向きで持ったときとか、チーム全体としてもっと仕掛けていくとか。バックパスが多い感じはあったので、そこは難しい場面ではあるんですけど、もっと1対1ではがすとか強引にシュートを打つとか、そういうプレーがあってもよかったのかなと思います。
――最後は3バックに対して常田選手が入る形となりました。向こうも引いた状態でスペースを見つけるのは難しかったですか？
完全に相手は2点目を取って5バック気味にしてきたときに、ボールは持てるけどそこから先の侵入がなかなかなかったです。サイドに飛ばしたときにもっと仕掛けるとかクロスを上げるとか、もっと増やしても良かったと思います。難しいですけど、そこを切り開ける力はチームとしてあると思うので、もどかしいです。
――足を振るチャンスもなかったですね？
今日は「前が見えたら足を振っていこう」と思っていたんですけど、なかなかそういう場面もなく難しい試合でした。負けちゃいけない相手だったし今日はサポーターもたくさん来てくれていたので、何とか勝ちたかったです。「もったいない」という言葉で片付けてはいけないと思うけど、もう次は来るので切り替えてやるしかないです。次の大宮で勝てるようにやっていきたいです。
樋口 大輝（DF）
――前半で急遽の出場となりました。どんなことを心がけましたか？
（山本）龍平くんが脳震盪で急遽交代することになったので、まずしっかりピッチに入るところを意識していたんですけど、なかなかうまくできず、それを最後まで引きずってしまったので、自分が本当に原因だと思います。
――2失点目のクロスを入れられた場面、ディフェンスとしてはどのような判断がありましたか？
まだ映像を見てないんですけど、スローワーのところは自分の右手側に敵がいるのがわかっていて、少しそこが気になっていました。（安永）玲央くんとの声がけだったり、滝くんは多分そのままマークについていたので、そこが気になって、「自分が出たらそのスペースに流し込まれるんじゃないか」という思いがありました。ピッチ上ではむしろそう考えていて、少し出るのが遅くなってしまった部分はあります。思い出せる範囲ではそれもあるし、まずクロスを上げさせないのが一番でした。
――ここから何をどう改善して次に向かっていきたいですか？
もっと自分がボールを持ったときに何ができるかにフォーカスしていかないといけないと思うので、本当にそこの質をもっと上げていきたいです。
中2日の連戦で大宮との試合はやってくるので、まだ負けていない大宮をしっかり食えるようにみんなでいい準備をしていきたいです。
